湯島天神梅まつりカラオケコンクール2016に伺いました。

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きれいな梅ですね。
もう春ですね。

というわけで、関東地区のカラオケ大会ファンの間ですっかりおなじみとなった
春のカラオケイベント、湯島天神梅まつりカラオケコンクールに伺ってきました。

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今年で29回目を迎える由緒正しいカラオケ大会。
こちらの大会、湯島天神梅まつりという催しのひとつとして開催されているのですが、
ここ数年、ものすごく多くの歌自慢が集まる大会として知られています。

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会場もこのとおり、椅子席は完全に埋まっています。
椅子席の後ろにも数多くの立ち見の方々がいらっしゃいました。

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こうしたカラオケ大会には、道行く人をすっと引き付ける魅力があるものです。
湯島天神のみならず、多くのお寺や神社で催すお祭りイベントでも
このような明るく元気の出るカラオケ大会が開催されれば
多くの方々のご来場が期待でき、多くの方々に喜んでもらえることでしょう。

さて、この湯島天神梅まつりカラオケコンクール。
あまりにも出場希望者が多いことから、例年、事前(2月)に予選会が開催されています。
そして今回、予選会を勝ち抜いた25名がこちらのステージで歌うことになります。

出場層は、小学生からご年配まで非常に幅広く、
また歌われる曲も演歌・歌謡曲・ポップス・アニソンとこれまた幅広く、
まさにどなたが見ても楽しめるカラオケ大会という感がいたしました。

そして今回唯野が嬉しかったのは、
予選会を勝ち抜いた25名中、16名が昨年度に唯野がプロデュースした、
「東京カラオケグランプリ」「池袋昭和歌謡のど自慢」「わくわくカラオケグランプリ」の
いずれかにご出場いただいた方々だったという点。

唯野大会にご出場いただいた方々ですので、当然唯野は皆様を覚えております。
ですので今回は、身内を応援するような気持ちで観覧させていただきました。

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こちらはそのうちの一人、仮面パフォーマンスで会場を沸かせていた橋本さんのステージ。
東京カラオケグランプリでも披露いただいた「覆面の狩人~ビッグ・ザ・武道のテーマ」を
堂々と歌い上げられました。
パフォーマンスのみならず、歌唱そのものも大変見事だったと思っています。

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さて、プログラム順に5名が歌い終えたタイミングで、
審査委員長、第一興商音楽出版チーフプロデューサーの塩入二郎先生から
個別にアドバイスコメントをいただきます。

塩入先生は例年この湯島天神梅まつりカラオケコンクールの審査を務められていますが、
いつもながら、改善点について細かく指摘しながらも出場者をしっかり持ち上げる、
非常にバランス感覚のあるコメントをされていると感じています。

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そんな中、見事優勝に輝いたのは、EXILEの「運命のヒト」を歌われた村田恵一郎くん。
村田くんは、DAM★ともマスコットでおなじみの岡本幸太くんとのデュオで、
東京カラオケグランプリなどの大会で好成績を残されています。
その村田くんが今回はソロでの出場で見事に優勝を飾られたのは、
個人的にも非常に嬉しく思いました。

今回唯野が25名の歌唱を聴かせていただいて、特に上位10名くらいは
どなたが優勝してもおかしくないくらい素晴らしい出来だと思えました。

その素晴らしい中で、個人的に特に良いステージだと感じたのが、
「TATTOO」を歌われた岡田さんと「海の声」を歌われた平野さん。
岡田さんはモト歌(中森明菜さん or 清春さん?)のイメージに捉われることなく、
まるで自分のオリジナルソングのようにライブ感たっぷりのステージを披露されていました。
速いテンポの曲ながら一音一音をはっきり伝えられるテクニックは素晴らしいと思いました。
平野さんは芯のある歌声ももちろんのこと、(塩入先生のコメントにもありましたが)、
フレーズの一音目の「掴み」がしっかりしていて言葉のひとつひとつが聴き取りやすく、
まさに「歌詞の伝わる歌唱」だったと思いました。

平野さんは唯野プロデュースの3大会すべてに出場いただいて、すべてで上位入賞されています。
また、その他の大会においてもほぼ必ず上位に入賞されると聞いています。

これは非常に凄いことです。
なぜなら、どのような審査員であっても、好き嫌いなく「良い!」と評価され、
どのような大会会場であっても自分の実力を存分に発揮できるということだからです。

経験上、音楽のプロである審査員の先生であっても、
審査において特に重要視するポイントはそれぞれ微妙に異なっていると感じています。

・音程・リズムなどの正確性を重視する先生
・ライブ感・オリジナリティを重視する先生
・発声・発音などのテクニックを重視する先生
・etc..

そんな中、どの視点の審査員であっても評価される平野さんはさすがだなといつも感じています。
(今回の湯島天神梅まつりでも見事入賞されました)。

大会終了後、出場者たちといろいろお話させていただきました。

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広小路共栄会会長賞の鈴木隆生さんと台東第一興商賞の佐久間彩加ちゃん。
鈴木さんは「池袋昭和歌謡のど自慢」で準優勝、
彩加ちゃんも「東日本カラオケバトル」で優勝するなど、実績十分です。

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演歌女子大生として唯野が凄く期待している内藤加菜ちゃん。
仙台から来られていて、地元の「カラオケカーニバルみやぎ」で優勝するなど
こちらも実績十分。
彼女はまだまだ伸びしろがあると感じています。

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そして優勝の村田くん。
透明感のある優しくもしなやかな歌声が村田くんの魅力です。
EXILEはなかなかカラオケ大会で賞を取りにくいアーティストでもあるのですが、
その中での今回の結果は非常に素晴らしいと思います。

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村田くんの隣の吉田仁美さんも素晴らしいポテンシャルの持ち主。
塩入先生からもブレスの入れ方や音域の広さといった、
ボーカリストの武器となる部分について高評価を受けていました。
彼女も多くのカラオケ大会での優勝経験を持っています。

湯島天神梅まつりカラオケコンクール、
2017年も素晴らしい歌声で会場が満ち溢れるに違いありません。
来年を楽しみにしております。

<追伸>
現地で観覧されていた皆様と一緒に軽く打ち上げをいたしました。

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軽く8時間ほど。。

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