KWC~カラオケ世界大会2016 東京地区予選に伺いました。

渋谷のこちらのライブハウスQUATOROではこのような待ち行列が…。

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カラオケ世界一を決める「KWC~カラオケ世界大会」。
「世界一を目指す大会」ということもあって、
年々、多くのカラオケファンからの応募のある大会でもあります。

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今日の大会の位置づけは「東京予選会」。
もっとも、予選会は二か所、全国で東京と大阪のみの開催です。
したがって、「予選会」とは言え、
たとえば今日の大会でも、北海道や九州からも来られている出場者もいるなど、
日本全国の歌自慢が集うカラオケ大会になっています。

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会場はこのようなライブハウス。
昨年まではイオンモールのイベントスペースで開催されていたのですが、
今年はこうしたライブ設備の整った施設での開催となりました。
過年度の世界での決勝大会がこうしたライブスペースだったとのことですので、
ライブ会場でのパフォーマンスに慣れてもらうため(?)の会場選択なのかなとも思います。

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なので、一般的なカラオケ大会のような「○○公民館」とは
ちょっと雰囲気の違った新鮮な感じの会場かと思います。

大会出場者は、男性23名・女性25名(男性に2名辞退があったようです)。
この中から男女5名ずつが、8月に開催される日本代表決定戦へと進出します。

48名による2コーラスのカラオケ大会ということもあって、なかなかの長丁場。
しかしながら、その長さを感じさせない圧倒的な歌唱力の持ち主ばかりで、
唯野自身も非常に興味深く、皆様の歌を聴かせていただきました。

そんな中で、見事日本代表決定戦に進出を決められた方々がこちらになります。

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(写真提供:株式会社第一興商様)

<男性>
大場 悠平さん「傍にいて」/阿部真央
鈴木 健次さん「母きずな」/エドアルド
堂本 椋太さん「I Believe」/Full Of Harmony
松村 義光さん「言えないよ」/郷ひろみ
山口 勇樹さん「さよならの向こう側」/徳永英明

<女性>
山下 綾乃さん「Song for…」/HY
小池 明子さん「Saving All My Love For You」/Whitney Houston
西城 瑞希さん「傍にいて」/阿部真央
柳 光絵さん「This Love」/アンジェラ・アキ
佐藤 紫穂さん「Lately」/Stevie Wonder

どなたも非常に素晴らしいステージで、唯野も思わずじっと見入ってしまいました。
10名の方々の日本代表決定戦でのご活躍を期待しています。

もっとも、惜しくも選ばれなかった方々も、本当に僅差だったかと思います。
素晴らしい歌唱を披露された方々でいっぱいでした。

唯野個人としては、
特に椎名林檎さんの「歌舞伎町の女王」を歌われた女性が強く印象に残りました。
ステージング・表情・仕草・語り口調すべてに、歌の世界観が乗り移ったかのような迫力があり、
選曲も含めて、これぞ日本が世界に勝負できるステージかと感じました。
今後のご活動、ご活躍に非常に期待しています。

<追伸>

唯野はKWCを2013年から見ていますので、そのうえでの所感になりますが、
日本人が洋楽で海外に勝負を挑もうとするのは、どうしてもハンディーがあると思っています。
英語を母国語として生活している人とは、そもそもの発音・発声の面が異なるため、
そのあたりも適応していかなければならないからです。

「世界大会だから洋楽で勝負しなければならない」という空気もあるように感じますが、
何も日本人が世界標準の楽曲(英語系の曲)に合わせるのではなく、
逆に、日本人らしい曲や歌い方で世界を圧倒するというのもありかと思います。
演歌や民謡で世界に挑む、という選択肢もあってよいのかなとも思います。

ともあれ、日本代表決定戦進出を決めた10名、出場された48名に拍手です。
そして8月の日本代表決定戦でのご活躍を期待しています。

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