03/13(日)に、東日本大震災の被災者支援ライブイベントに出演します。

2015/09/10。
あの鬼怒川堤防決壊による茨城県常総市の洪水被害から半年が過ぎました。
常総市民の唯野も、まさかこの平成の世に自分自身が洪水被害に遭うなんて
夢にも思いませんでした。

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こちらのスーパー「アピタ石下店」にもよくお買い物に行ったものです。

洪水被害の遭った常総市も大分復興は進んでいますが、
まだまだ家屋の修繕が進んでいない方々も多くいらっしゃいます。

とは言え、月日が流れれば、当事者でもない限り、自然と記憶が薄れていくもの。
今では常総市がニュースで取り上げられることはほとんどなくなりましたが、
当事者にとっては、まだまだ鬼怒川氾濫災害は終わっていないのです。

そして本日03/11は、東日本大震災から5年。
こちらもまた、月日とともにあの惨状も記憶から薄れていっているようにも思えますが、
津波や原発事故により住む地域を失って全国各地で避難生活を送られている方々も
まだまだ多くいらっしゃるのが実情です。
その方々にとっては、まだまだ東日本大震災は終わっていないのです。

前置きが長くなりましたが、 常総市の近隣、茨城県取手市で、03/13(日)に
東日本大震災の被災者・避難者を支援するという名目のライブイベントが開催されます。

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「祈りと感謝のコンサート2016~繋がる絆 心の絆~」
http://blog.goo.ne.jp/halcado/d/20160313

●開催日時:2016年3月13日(日) 13:00~16:30
●開催会場:取手ウェルネスプラザ(JR取手駅、関東鉄道取手駅から徒歩3分)
http://toride.wellness-plaza.com/access.html
●入場料:無料(定員は300名とのことだそうです)

このイベントの主催は、取手市在住のシンガーソングライターの鈴木ミチさん。
唯野プロデュースのカラオケ大会、
「東京カラオケグランプリ」「池袋昭和歌謡のど自慢」「わくわくカラオケグランプリ」
などで司会役としていつもお世話になっています。

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実は鈴木さんもまた、震災による原発被害のあった福島県のご出身。
ということもあり、東日本大震災には相応に胸を痛める想いを持っていらっしゃいます。

こちらのイベント、シンガーソングライターの鈴木さんらしく、
音楽を主体としたイベントになっています。

出演者は鈴木さんをはじめ、
福島・宮城で活躍する2人組男性ユニットFukumiyAさん、
宮城県石巻市在住で津波被害を受けながらカラオケ喫茶を経営する歌手の大内あゆみさん、
そして、東京カラオケグランプリなどの審査でお世話になっている鈴木康志先生と、
宮城県を中心に東北で長くライブ活動を続けられている高橋佳生さんとのユニットSCREEN、
などといった、福島・宮城にゆかりのあるアーティストが多くいらっしゃいます。

そんな中で、唯野も出演者のひとりに位置付けられています。
もっとも、唯野は歌手ではありませんので歌を披露するわけではありません。
冒頭に申し上げました通り、唯野は取手市近隣にある常総市民。
そこで、鬼怒川洪水被災体験の語り部役として、
10分ほどステージ上でお話をさせていただく予定です。

2011年の東日本大震災による津波被害は、海岸沿いにお住まいの方々に甚大な影響を及ぼしました。
それを映像で目の当たりにした唯野は、2012年に内陸である茨城県常総市に家を建てました。
少なくとも、津波被害を被らないように。
少なくとも、洪水被害を被らないように。

しかしながら、川の氾濫という想像もしていなかった災害が発生し、
自宅は2メートル近く浸水しました。

つまり、災害は、いつどこで発生するかわからないということ。
そして、誰しも災害で被災する可能性があるということ。

…といった内容を、実体験を踏まえてお話させていただく予定です。

さて、こちらのイベントですが「支援」という企画趣旨もあり、入場料は無料です。
とは言え、やはりこうしたイベントを運営するにはある程度の費用が発生するのも事実。

そこで、「支援してもいいよ」「ぜひとも支援したい!」といった方々のために、
チャリティーサイトが用意されています。
http://readyfor.jp/projects/INORITOKANSHA

こちらのサイトで鈴木さんのCDないし福島県会津地方の象徴でもある赤ベコ人形などを
ご購入いただくと、そのご購入金額を運営費用に充てさせていただくとのことです。
ぜひともご支援いただいて、かわいらしい赤ベコ人形をお部屋に飾っていただければと思います。

<追伸>
常総市浸水の二日後。
鉄道・道路が不通のため都内にとどまっていた唯野がようやく自宅に向かう途のこと。

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ご覧のとおり、これ以上は道路が冠水していて先には進めません。
なのでここからは歩いて自宅まで向かいました(雨カッパと黒長靴を装備して)。

そして、唯野をここまで車で送ってくれたのが、
今回のイベントの主催の鈴木ミチさんです。
唯野も何かしら力になれればと思っています。

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