JOYSOUND X1新商品展示会に伺いました。

昨年11月に発売されたJOYSOUND X1。
この半年のうちに全国各地のカラオケ店への展開も進み、
既に多くのカラオケファンが体感されていることと思います。

今回、JOYSOUND X1のナイト市場向けモデルが発表されましたので、
展示会に伺ってまいりました。


JOYSOUND X1新商品展示会。
主にナイト店舗の経営者向けに全国数か所で開催されるとのことです。

JOYSOUND X1自体は昨年11月の発売でしたが、
その際はオンラインでの発表会でしたので、
今回は現場で直接いろいろなお話を伺えて大変ありがたかったです。

なお、今回の展示会の対象はJOYSOUND X1のナイトモデル版。


こちらが昨年11月発売のJOYSOUND X1(JS-FX10)
(写真提供:株式会社エクシング様)
一般にカラオケボックスで見られるタイプのX1で、
フラッグシップモデルとのことです。


こちらが今年の夏に発売予定のJOYSOUND X1(JS-NX10)
(写真提供:株式会社エクシング様)
主にスナックやカラオケパブなどのナイト市場をターゲットにしています。
フラッグシップモデルに比べて一部の機能が搭載されていない等の制限がありますが、
ハードウェアの性能は基本同等とのことです。

ちなみに見分け方はつまみのライトの色です。
(JS-FX10:青色、JS-NX10:赤紫色)

上記のようにハードウェアの性能としては同等ということで、
ナイト版(JS-NX10)の展示会でありながらも、
純粋にJOYSOUND X1の機能紹介として
さまざまなデモンストレーションを拝見することができました。

◆過去の機種とのカラオケ音源の比較

JOYSOUND X1で新規に搭載されたカラオケ専用生音源「X-LebenⅡ」。
JOYSOUND MAXで「X-Leben」が登場した時も音の美しさに大変驚きましたが、
今回はさらに音質のクオリティがアップしています。

実際に歌い比べてみました。

今回はナイト市場の展示会とのことで、
現ナイトモデルのJOYSOUND 響Ⅱ(音源:X-Leben)との歌い比べでしたが、
フラッグシップモデルで言い換えれば、
JOYSOUND MAX GO(音源:X-Leben)との歌い比べと捉えても良いと思います。

まずはX-Lebenのカラオケ音源で歌います。


慣れ親しんだ高品質の音源なので違和感なく歌えます。
つまり何の不満も感じませんし、普通に気持ちよく歌えます。

続いてJOYSOUND X1(X-LebenⅡの音源)で歌います。


伴奏がはっきりクリアになっていて響きがすごく良いです。
同じ楽曲で比較しているということもあってその差がはっきりわかります。

今度はヘッドホンでカラオケ伴奏の音質の違いを確認してみました。


同じ楽曲の伴奏をスイッチで切り替えながら確認いたしましたが、
明らかに音質が違っていて大変驚きました。

もっとも、これまでのX-Lebenの音源も高品質で十分に満足していたので、
こうして交互に聴き比べる機会がなければ、
唯野もその差を感じ入ることはできなかったかと思います。
その意味で、今回こうして体感させていただいて非常に良かったです。

◆X PARKプレイ(早押しクイズやろうぜ!)

JOYSOUND X1が提案するプラットフォーム「X PARK(エクスパーク)」。
体験コーナーがございましたので、
コンテンツの一つである「早押しクイズやろうぜ!」に挑戦しました。


自身のスマホを接続のうえ参加し、
スマホ画面上のボタンを押してクイズに回答します。
クイズのジャンルも指定できて、難易度も3段階で設定できます。


ドヤ顔で回答する唯野。


クイズは1万問ほど搭載されているとのことですので、
問題に既視感を覚えることなくしっかり楽しめるかと思います。

ちなみに最大で30名の接続が可能とのこと。
ぜひどなたか試してみてください。

◆X PARKパーティー(離れた場所で一緒にカラオケ)

個人的にはこの機能こそがX PARKの目玉と思っています。


遠隔地のカラオケルームをJOYSOUND X1の双方向通信で接続して、
画面を通してリアルタイムにコミュニケーションを取ることができます。

早速、別会場に待機していたご担当者様と繋ぎます。


このようにカラオケルームのモニターに接続先の部屋が表示されます。
左側が接続先の部屋で、右側がこちら側の部屋です。

繋がっているので当然にしてリアルタイムにお話しすることもできます。
ZOOMなどのオンラインミーティングアプリをイメージいただくと
わかりやすいかもしれません。

もっとも、ZOOMなどの単にオンライン会議・会話を主目的とした通信と違って、
こちらは何といってもカラオケ機器に搭載されている機能ですので、
遠隔地同士でお互いのカラオケを楽しめるという点が非常に大きいです。

接続先からの歌唱を拝聴します。


うたスキ動画カメラを通して接続先の様子が映し出されて、
相手の様子や表情もわかりますし、
伴奏や歌声の音質も申し分ないクオリティで届いてきます。
映像と音声のズレも特に感じられなかったので
違和感なく接続先のカラオケを楽しむことができるかと思います。

今度はこちら側が歌います。


こちらが歌う時はモニターに歌詞が表示されます。
(それはカラオケとしてある意味当然ですね)

もちろんこちらの歌唱はしっかり接続先にも届いています。
したがって相手側のカラオケルームでも、
モニター越しにこちらの歌唱を楽しめることと思います。

このようにオンラインを通じて遠隔地のカラオケルームの友人と
リアルタイムにやり取りをしてカラオケを楽しむことができるというのは
非常に画期的な機能だと思います。

もっとも上記で紹介した双方向通信機能はナイト版のJOYSOUND X1には未搭載です。
確かにカラオケパブやスナック同士を接続するというユースケースは
あまり考えられないかもしれませんね。
したがって、フラッグシップ版のJOYSOUND X1でお楽しみください。

今回の数々のデモンストレーションの様子は以下の動画で紹介していますので、
ぜひ一度ご覧のうえ、JOYSOUND X1のさまざまな機能を体感してみてください。

カラオケの未来がここに揃っているように思えます。

<追伸>

これだけ強力なインフラを実現しているX PARKですが、
個人的には現時点でやや露出が足りないかなと思っています。
「もう少し大々的にプッシュすれば良いのに…」という想いです。

もっともX PARKは現時点では「お試しキャンペーン」とのことで、
より大々的な稼働は今後になるのかなと思っています。

個人的にはエクシング様が主体となって開催するカラオケイベントを期待したいです。
たとえば以前開催されていた「うたスキフェス」のオンライン版の開催などは、
X PARKのインフラを使えば可能かと思います。
(最大接続数の見極めが課題かと思いますが)

コロナ以前に開催されていた「JOYSOUND全国カラオケ大会」も
X PARKの双方向通信機能を使うことでオンライン審査を絡めれば、
各地を繋いだミニ予選会の実現も可能かと思います。
地域大会・決勝大会はリアルの場で一堂に会して開催しつつも、
「入口」の部分はオンラインとすることで裾野もより広がるかと思います。

「試食会」ではないですが、
ユーザーが実際に参加できるイベントを「主催として」提示することで、
ユーザーからの生の声や感想などを知ることもできますし、
X PARKの魅力や可能性をユーザーに体感してもらう良い機会にもなるかと思います。

ぜひとも大々的なイベントの開催を期待いたします。

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