コロナという災厄に見舞われてから早一年。
一年経ってもまるで先の見えない状況下にあるとは、
ちょうど一年前のこの時期には想像もつきませんでした。
一年も経てばきっとコロナ以前のように、
日本全国で多くのカラオケファンが笑顔で歌うことを楽しんでいるはずと
唯野も思っていましたが…。
そんな中でも、
日本全国のカラオケチェーンではしっかりコロナ対策を施されたうえで、
日々がんばって営業しています。
そこでカラオケチェーン店舗数ランキング上位15事業者における
新型コロナウイルス感染防止対策を紹介します。
◆まねきねこさん（店舗数全国第1位）（展開地域：全国）
「新型コロナウイルス感染防止の対応、感染防止ご協力のお願い」
https://www.karaokemanekineko.jp/campaign/post_137.html
◆ビッグエコーさん（店舗数全国第2位）（展開地域：全国）
「ビッグエコーは安心安全の運営を徹底します」
https://big-echo.jp/campaign/200612-1/
◆カラオケBanBanさん（店舗数全国第3位）（展開地域：全国）
「新型コロナウイルス 感染拡大防止対策について」
http://karaoke-shin.jp/news/post-28.html
◆カラオケ館さん（店舗数全国第4位）（展開地域：全国）
「新型コロナウイルスに対する当社の感染予防対策について」
http://karaokekan.jp/campaign/2020021801.html
◆ジャンボカラオケ広場さん（店舗数全国第5位）（展開地域：首都圏を除く全国）
「新型コロナウイルスに対する当社の取り組み」
https://jankara.ne.jp/information.html
◆コート・ダジュールさん（店舗数全国第6位）（展開地域：全国）
「新型コロナウイルスに対するお客様へのお願いおよび当社の対策」
https://www.cotedazur.jp/information/2020/07/010722.html
◆JOYSOUND直営店さん（店舗数全国第7位）（展開地域：全国）
「新型コロナウイルスに対する当社の対応について」
https://shop.joysound.com/2020-5/
◆コロッケ倶楽部さん（店舗数全国第8位）（展開地域：九州地方を中心）
「新型コロナウィルス感染予防対策のお願い」
https://www.korokkeclub.com/#/event-detail/143
◆カラオケルーム歌広場さん（店舗数全国第9位）（展開地域：首都圏）
「新型コロナウイルス感染拡大に対する当社の対応」
http://www.utahiro.com/utahiro_kansensyotaisaku/tabid/140/Default.aspx
◆カラオケJOYJOYさん（店舗数全国第10位）（展開地域：東海地方を中心）
「新型コロナウイルスに対する当社の対応について」
http://www.joyjoy.co.jp/prevention.html
◆カラオケCLUB DAMさん（店舗数全国第11位）（展開地域：全国）
「カラオケCLUB DAMにおける新型コロナウイルス感染予防対策について」
https://karaokeclub.jp/news/infection-control/?kc_top_sliderbanner
◆わくわくカラオケグループさん（店舗数全国第12位）（展開地域：首都圏を中心）
「当店の新型コロナウイルス感染予防対策について」
http://melo-works.com/
◆カラオケ歌屋さん（店舗数全国第13位）（展開地域：北海道）
「当社の新型コロナウイルス感染予防対策について」
https://www.takahasi.co.jp/prevention/
◆カラオケファンタジーさんグループ（店舗数全国第14位）（展開地域：東日本）
4月1日より全店臨時休業中。
https://karaoke-fantasy.com/info/1067/
（カラオケ事業をコシダカ様グループへ譲渡予定）
◆カラオケの鉄人さん（店舗数全国第15位）（展開地域：首都圏）
「新型コロナウイルス感染拡大に対するカラオケの鉄人の対応について」
https://www.karatetsu.com/corona/index.shtml
今回ご紹介できなかった中堅カラオケチェーンや個人カラオケチェーン、
カラオケボックス以外のカラオケ喫茶・スナック・バーでも、
このご時世ですので相応に感染対策を施されていると思います。
ユーザーのみなさまもぜひぜひ事前にサイト等で各店舗のご対応をご確認いただき、
安全・安心にカラオケを楽しんでいただければと思います。
＜追伸＞
当サイトでも何度も申し上げていますが、
ウイルスを媒介し得る行為として最も考えられるのはマイクの使い回しです。
逆に言えば、マイクの使い回しさえなければ、
カラオケ店におけるリスクは飲食店におけるリスクと同等もしくはそれより低いはずです。
（飲食店はまさに「飲食」を第一目的とした場でありますが、
カラオケ店は「飲食」は第一目的とした場ではないと言えるため）
したがって、「マイク感染」のリスクを避けるために、
カラオケ店舗は以下の施策を強く打ち出すべきです。
- お客様個人によるマイマイク持ち込みの積極的な推奨
- （店マイク利用であれば）マイク清掃後のウイルス減量の科学的（数値的）提示
- （店マイク利用であれば）マイクカバーの常備
唯野的には1が最も根本的な対策に繋がると思っているのですが、
あまり推奨されている様子を見受けられません。。
各店舗のサイトからは「マイク販売」についての記載を幾分は見掛けられるのですが、
実際に店舗（カラオケボックス等）のフロントで、
積極的にマイク販売やマイマイクの持ち込みを勧められた経験はございません。
（あくまで唯野の経験上ですが）
マイクの使い回しにリスクがある点は、
カラオケ業界関係者も決して否定のできない事実かと思いますので、
マイマイクの奨励を業界全体で積極的に働きかけて欲しいと願っています。
2の例もあまり見かけませんね。。
マイク清掃時にアルコール消毒を行っているとのアナウンスはございますが、
アルコール消毒をすることでどのぐらいのウイルスを除去できるのか、
その科学的実験ならびに数値を、唯野は寡目にして存じ上げません。
このあたりを目に見える形で検証し、たとえば、
「お客様が○時間歌ったマイクをこのアルコール消毒スプレーで○分消毒すると、
マイクに付着した菌やウイルスの量は消毒前と比べて○○％除去できた」
的な目に見えた実験結果があると、
お客様も（お店マイクであっても）より安心できるかと思います。
ご検討の程よろしくお願いいたします。
＜追伸2＞
カラオケ業界がこの一年間ずっと苦しい想いを余儀なくされている理由のひとつに、
「政治力のなさ」が挙げられます。
カラオケ業界は政治力が弱いのです。
いざという時に味方になってくれる政治家・政治団体がいないのです。
飲食業界や旅行業界には政治力があります。
だから「GoToイート」「GoToトラベル」が実現されたのです。
自民党内には、通称「はんこ議連」なる議員団体もございます。
時代は押印省略・廃止の流れですが、それでもはんこ業界は安泰でしょう。
政治力があるからです。
カラオケ業界・団体には政治力がありません。
ゆえにカラオケがここまで虐げられていても行政の援助が得られないのです。
はんこを無くそうとすれば、はんこ議連が黙ってはいません。
「カラオケ禁止法案」が出た場合、反対する党や議員はどれほどいるでしょうか？
カラオケ業界に政治力があれば、
「カラオケ業界が苦しいから助けよう」とする政治家・政治団体も出てくるはずです。
JKBAの皆様、JKAの皆様、カラオケ業界のお歴々の皆様、
政治家を動かしてください。
今ならギリギリ間に合います。