カラオケ評論家活動

カラオケの鉄人さんの「通常営業継続」宣言を支持します。

投稿日:2021年1月14日 更新日:

緊急事態宣言の発令が11都府県に拡大された1月14日に、
首都圏に約50店舗を展開されるカラオケの鉄人さんが以下のコメントを発表されました。

緊急事態宣言下における当社店舗の運営について

平素より「カラオケの鉄人」へのご愛顧・ご支援を賜り、深く御礼申し上げます。
また、この度の感染症に罹患された方々の早期の回復をお祈りするとともに、
医療従事者の方々ならびにそのご家族の方々に心より感謝と敬意を表します。

2021年1月8日の緊急事態宣言の発令ならびにそれに伴う飲食店等への時短要請に際し、
当社は社会的責任を負う一企業として、営業体制のあり方を真摯に検討いたしました。
しかし、一部都道府県からの時短要請協力金は中小企業及び個人事業主のみに限られ、
当社は対象から外れております。
また、現在の国及び地方自治体からの支援を受けたとしても、
営業時間の短縮による事業への影響を賄うに至りません。

昨年来のコロナ禍は事業環境を大きく変化させており
当社もすでに開示情報等でお知らせしています通り、財務状況に著しい影響を受けております。
この状況下において、当社は従業員の雇用を維持することを企業として最も重要な責務と考え、
感染症の拡大の防止策を徹底したうえでの通常営業継続という判断に至りました。

「カラオケの鉄人」では、従前より各自治体の設定する安全基準に加えて、
「従業員およびお客様の検温、ご利用後毎にルームの噴霧消毒と家具類・備品類の拭き取り消毒、
またルームの定員を通常の半分、入室時の入店者名簿の作成」 などの取り組みを徹底しております。
また、お客様のご協力により、現在、ルームあたりの平均利用人数は2人前後にまで縮小しております。

当社は今後も、感染症の拡大防止を最優先とする運営体制を徹底してまいります。

お客様ならびに関係者の皆様におかれましては、
何卒ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

株式会社 鉄人化計画
代表取締役社長 根来拓也

https://www.karatetsu.com/corona/message.shtml

非常に真摯なメッセージと思います。

昨年よりのコロナ禍において、飲食業界と同じくカラオケ業界にも大変な逆風が吹きました。
そして今年に入ってからの再度の緊急事態宣言の発令です。

もちろん、これ以上の感染症の拡大防止は日本中(世界中)の人々にとって当然の命題です。

しかしながら店舗側からしてみれば、
さらなる時短営業要請は上記命題と同じぐらい、
死活問題を通り越した「緊急事態」と言えるものかと思います。

そんな中、カラオケの鉄人さんが根来社長名義で発表された通常営業継続宣言。
大変な覚悟を感じました。

上記メッセージにもありますように、
時短要請協力金の受給対象ではないというのも大きいかと思います。

日本全体を挙げて新型コロナウイルス感染拡大防止に取り組む中、
このようなことを申し上げるのは大変に不謹慎かもしれませんが、
協力金をいただけないのであれば、店舗側からすれば単なる「休み損」です。

現実問題、時短営業要請に応じても援助を受けられないのであれば
企業はどのようにして店舗や雇用を維持していけば良いのでしょう?

店舗を持つ企業にとっては、この事態こそがまさに緊急事態とも言えるものです。

実は唯野は、今回の緊急事態宣言の発令において、
カラオケボックス業界は今回は時短営業要請に「応じない」と思っていました。

しかしながら蓋を開けて見れば、
ほぼ全ての大手・中堅カラオケボックスチェーンが時短営業要請に応じています。

カラオケの鉄人さんと同様に時短要請協力金の支給対象外の企業も多いと思います。
しかしながら、ほぼ全ての大手・中堅カラオケボックスチェーンが
時短営業要請に応じています。

「緊急事態宣言に伴う各カラオケチェーン店の対応状況をまとめました(2021/01/12版)」
https://enjoysing.com/karaoke9083

今回、時短営業要請に応じることが正しいのか、
十分に予防対策をとって通常営業を継続するのが正しいのか。

唯野はどちらも正しいと思っています。

それぞれの企業がそれぞれの事情を鑑みつつ責任をもってご判断されたのであれば、
いかなる結論であれ、その判断は正しいと思います。

メッセージにもあるとおり
「感染症の拡大の防止策を徹底したうえでの通常営業継続」です。

したがって唯野は、今回のカラオケの鉄人さんの通常営業継続宣言を支持いたします。

 

<追伸>

もっとも、通常営業を行ったとしても、
実際問題としてどのぐらいの来店客数が見込めるのかは全くの未知数です。

たとえ20時以降も営業を継続したとしても、
客数を見込めないのであれば、それは「開店休業」も同然です。

このあたりは唯野も実際に店舗に伺って状況を把握したいと思っています。

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