東京都23区内に出されていた営業時間短縮要請も9月15日に終了し、
9月16日から多くの飲食店・カラオケ店が通常どおりの営業を再開しました。
それに伴ったキャンペーンとしてカラオケ館さんが、
なかなかカラオケ店舗業界では見られない破格のサービスを開始しました。
これは、9月16日~9月30日の期間、時間帯に関係なくカラオケ館さん全店舗において、
室料を無料にされるというサービスです。
通常、室料○%オフのサービスというのであれば目にすることも多いですし、
かつ、そうした割引サービスも週末などの繁忙時間帯は除くケースが多いものです。
しかしながら、全店舗で全時間帯室料無料というのはかなりのインパクトです。
http://karaokekan.jp/campaign/2020091601.html
もっとも、このキャンペーンを利用するには条件がひとつありまして、
入室一人あたり、ワンドリンクとワンフードの注文が必要とのことです。
とは言え、大半の店舗では通常もワンドリンク制を採用していますので、
今回のキャンペーンは、室料とワンフードオーダーとでどちらがお得かという点を
考慮すれば良いのかと思います。
9月16日に早速伺ってきました。
おなじみ、水色地に赤字の看板のカラオケ館さんです。
(今回伺った店舗はこちらではありませんが…)
フロントで店員さんから早速キャンペーンの説明を受けましたので、
キャンペーンを利用させていただく旨をお伝えしました。
室内にはメニュー表の代わりに下記の案内が置いてあります。
おそらく感染症予防対策の一環として、室内の備品(メニュー表)を減らし、
オンラインによるメニュー案内に切り替えたのかと思います。
このように、QRコードをスマホでアクセスするとメニュー表が確認できます。
カラオケ館さんのメニューはこちら。
http://karaokekan.jp/menu/ebook/food/type_0/html5.html#page=1
本当はもう少しボリュームのあるものをいただきたかったのですが、
お得感の比較を行うために、あえて安価のフライドポテトをオーダーしました。
ほかほか状態のうちに一気にいただきました。
やはりフライドポテトには安定のおいしさがあります。
(ドリンクはウーロン茶をいただきました)。
トータルで2時間ほど滞在し、お店を出ます。
その時のレシートは以下になります。
・室料:0円(2時間)
・アイスウーロン茶:380円
・フライドポテト:295円
→計:675円(税抜き価格)
夜間に2時間歌って、ワンドリンクワンフードで675円は非常に安いです。
今回唯野が伺った店舗の通常の室料(会員料金)は、平日夜間で30分310円です。
したがって通常であれば、室料は2時間で310円 * 4 = 1240円ということになります。
そのうえ、ワンドリンク制のドリンク代を合算すると。
・室料:1240円(2時間)
・アイスウーロン茶:380円
・(フードはオーダーしないこととします)
→計:1620円(税抜き価格)
なので、今回のキャンペーンを利用することで1000円近くお得になっています。
ちなみに平日日中だとすると、こちらの通常の室料(会員料金)は30分70円ですので、
通常入室の場合の料金は、
・室料:280円(2時間)
・アイスウーロン茶:380円
・(フードはオーダーしないこととします)
→計:660円(税抜き価格)
となり、この場合は通常料金の方が15円安くなります。
もっとも、「15円でフライドポテトをいただく」と考えれば、
キャンペーンの活用もお得感はあると思います。
また、室料が無料ということは、長時間歌えば歌うほどお得になりますので、
長時間歌い込みたいユーザーにとっては大変嬉しいサービスであると言えるかと思います。
(今のところ、滞在時間制限等の条件は明記されていません)
ぜひこの機会にカラオケ館さんをご利用されてはいかがでしょうか?
<追伸1>
カラオケ館さんでは感染症予防対策の一環として、
全従業員がマスクとフェイスシールドの両方を着用しているとのことです。
つい先日、唯野は「接客業の方々はフェイスシールドを着用するのが良いのでは?」
という記事をアップいたしました。
https://enjoysing.com/2020_09_11_19_37_13
マスクよりもフェイスシールドのほうがお客様に表情が見えるので良いのでは?の意でしたが、
カラオケ館さんはその両方とも着用されていて、
徹底した感染症予防対策を取られている姿勢が伝わってまいりました。
ただ、ある課題に気づきました。
これだけ口元を覆っているとどうしても言葉が籠ってしまい、
(お客様側からすると)店員さんの言葉が聴き取りづらくなるという点です。
もちろんこれはマスクをつけて来店するお客様側にも言えることですが、
お互いに普段よりも大きめの声で話すなどの意識が必要ということに気づきました。
唯野も意識しておこうと思います。
<追伸2>
偶然ですが、珍しい瞬間を撮影できました。
TBS「生放送で満点出せるか100点カラオケ音楽祭」でもどなたかゲストが仰っていましたが、
最初に得点が出てさらに加点されていくという二段階採点は非常に注目を集めますので、
改めてユーザーの興味を引き付ける良い演出だと感じました。
個人的にも精密採点DXシリーズはカラオケファンの裾野を広げた功績があると思っていて、
カラオケ界の歴史に残る良コンテンツと感じています。