カラオケ評論家活動

接客業の店員さんはマスクよりもフェイスシールドの方が良いか試してみました。

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マスク装着がすっかり必須となった2020年ですが、
常々(特に接客時において)マスクには一つの欠点があると思っていました。

それは、表情(あるいは顔そのもの)が隠れてしまう点。
特にカラオケボックスをはじめとする接客業のフロントの店員さんなどは、
気持ちの良い笑顔での接客を期待されることが多いと思います。

そのため、単に飛沫感染の予防を目的とするのであれば、
顔の見えづらいマスクよりも、
透明素材で顔全体を覆うフェイスシールドの方が向いているのではと思いました。

ただ、実際にフェイスシールドで接客されている店員さんをあまり見かけないので、
何か理由があるのかと思って、唯野も試しに一日フェイスシールド姿で過ごしてみました。


上から被って後頭部をゴムで締めるタイプのものです。


イトーヨーカドーのドラッグストアで購入しました(1個300円ぐらい)。

さて、1日過ごしてみましたが、結論を言えばなかなか辛いものがあり、
接客業の方々が長時間着用するのは負担が大きいと感じました。

以下、気になった主な点です。

・長時間つけていると頭が締め付けられる感がする
・顔がかゆくてもなかなか掻けない
・顔の汗をなかなかぬぐえない
・光の当たり具合によっては前が見づらくなる時がある
・しゃべっていると口元が息で曇って前が見づらくなる時がある
・シールドの最下部(あごの下のあたり)によく手をぶつける(けっこう痛い)
・ドリンクを飲めない(もちろん食事もできない)
・普段眼鏡を掛けている人はより前が見づらくなる(のではないかと思う)
・くしゃみをするといろいろ悲惨

…思い付く範囲で、これだけのことが気になりました。


あと、この姿で外を歩くとけっこう注目されます。。

もちろん、フェイスシールドの種類も多岐にわたっており、
たとえば唯野が今回着用した後頭部をゴムで締めるタイプのもの以外にも
眼鏡のようにフレームを耳に掛けるタイプのものもあり、
それであれば、ゴムタイプと比べれば長時間着用できそうです。

他にも曇り止め防止加工や光の反射に強い素材を使ったものもあり、
そうしたタイプであれば使用感も大分良くなるかと思われます。

ただ、素材を良くすればするほど値段も上がります。
フェイスシールドの多くが使い捨てではなく洗って再利用可能とは言え、
値段が上がるとなかなか手を出しにくいものです。

そういう意味で言えばやはり結局のところ、
安価で着脱の容易な使い捨てマスクが一番使い勝手が良いのかなと感じました。

おそらく多くの接客業の店員さんも、
いろいろ試したうえでマスクがベストという結論に至ったのかなと思います。

もっとも、マスクの欠点の一つは冒頭で申し上げた通り、
表情の伝わりづらい点かと思います。
これについては、たとえば声のトーンを明るくするなどして、
(見えない)口元以外の部分からの応対姿勢で補っていけば良いかと思います。

このコロナ禍において、マスク着用下での接客スタイルという新しい概念が生まれました。
店員さんがマスクを着用すること自体は、この一年ですっかり一般化されました。
そのうえで今後は、マスクを着用した状態におけるより好印象な接客スタイルについて、
さまざまな現場で整備されていくのではないかと思っています。

 

<追伸>

カラオケファンにぜひお知らせしたいフェイスシールドの利点がひとつありました。
それは、フェイスシールドを着用して歌うと、歌声が反響して自分の耳に届きやすい点。

つまり、自分の歌声を聴き取りやすいので、
音程のズレなどといった歌い間違いにも気づきやすいということです。

歌が苦手な方、あるいは覚えたての歌を練習されている方は、
ぜひご自宅等でフェイスシールドを着用してアカペラで歌ってみてください。
きっと、フェイスシールドなしで歌っている時よりも
自分がどういうふうに歌っているかを耳で感じ取りやすいはずです。

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