7月9日に満を持して発売されましたJOYSOUND MAX。
唯野はJOYSOUND品川港南口店で歌わせていただきましたが、
フロントの店員さんに伺ったところ、導入台数はこちらの店舗だけで20台とのこと。
発売に初日にかなり多くの台数が入っていてびっくりしました。
エクシングさん、スタンダードさん、準備万端です。
JOYSOUND品川港南口店のフロントにはこのように、
唯野プロデュースの大型カラオケ大会「東京カラオケグランプリ」のエントリー用紙を
置いていただいています。大変ありがとうございます。
JOYSOUND品川港南口店でJOYSOUND MAXを楽しまれたみなさま、
ぜひぜひJOYSOUND MAXで歌った音源で東京カラオケグランプリにエントリーしてくださいませ。
うたスキ動画にアップすれば、すぐにでもエントリーできますよ。
http://karaokeboxaward.com/
さて、ここからはJOYSOUND MAXの目玉コンテンツのひとつ、分析採点マスターを紹介します。
「分析採点」と名前がついているとおり、JOYSOUNDの分析採点シリーズの最新版です。
…あまり具体的に言うのも何ですが、DAMで言えば精密採点シリーズのような位置づけです。
では、早速ということで、おなじみの「夢の途中」を。
写真が小さくて恐縮ですが、右上のピンク地の中に「採点中」の文字が見えます。
まさに、これが表示されている期間が採点対象となります。
…当たり前の事を言っているように聞こえますか?
ここからが大事なのですが、このピンク地の「採点中」ですが、
間奏やフレーズの間では表示されていないのです。
ここはサビ前のわずかな間奏(というよりもわずかな「間」)なのですが、
ご覧のとおり、右上には「採点中」と表示されていませんよね?
なので、たとえばサビ終わりに語尾を伸ばしたりビブラートを入れたりなど、
そういった歌い方をされる方もいるかと思いますが、そこは採点対象ではないようです。
したがって、音程バーが表示されている長さ以上に語尾を伸ばしても
採点には何の効果もないと考えられます。
(もちろん、「採点中」の表示のON/OFFが、表示通りに正しく採点機能に連動していればの話ですが)
さて、歌い終わった後の結果画面はこちら。
99.348点。さすが「夢の途中」です。
総評に「日本中の全ての人が聴きほれました」と言われてしまいました。
ありがとうございます。
一人カラオケなのに日本中の全ての人に聴いていただき、嬉しいです(笑)。
結果画面の左上、こちらが今回の分析採点マスターにおける観点とそれぞれの得点傾斜です。
◎音程:40点満点
◎安定感:30点満点
◎抑揚:15点満点
◎ロングトーン:10点満点
◎テクニック:5点満点
の、計100点満点です。
このように、各観点別に点数を集計していますので、
自分はどの部分が足りていないか、非常にわかりやすくなっていると思います。
得点傾斜の割合も、このくらいが妥当かと思います。
ちなみに音程ですが、曲を通して完璧100%でなくても、十分に40点満点は取れます。
唯野感覚ですが、平均して85%以上であれば40点満点になる気がします。
結果画面の2画面目。
曲全体の中での音程の正答率の推移を折れ線グラフで表しています。
音程は、フレーズ単位で85%以上の正答率であれば黄色表示、
85%を下回れば赤表示になるようです。
その後。
音程折れ線グラフの上に鍵盤の絵が表示され、
曲の音域と自分の音域が表示されます。
ちなみにこの「夢の途中」ですが、原曲の音域は確か「ミ~ミ」です。
そして唯野は「夢の途中」をいつも原曲キーで歌います。
なので、黄色い部分の「あなたの音域(=唯野の音域)」はきっと正しいはずです。
でもよく見ると、青い部分の「この曲の音域」は、「ド~ド」のように見えます。
推測ですが、「夢の途中」の原曲キー設定は、標準プラス4。
逆に言えば、標準キーは、原曲キーマイナス4なのです。
「ミ」の音をマイナス4すると(=半音4個下げると)、「ド」になりますね。
つまり、「この曲の音域」はキー変更に連動していないでは、という感もしています。
このあたり、ひょっとしたら初期不具合なのかもしれません。。
唯野はこれを「夢の途中」問題と命名し、今後、JOYSOUND MAXで歌う度に、
この「夢の途中」問題の改善を都度確かめたいと思います。
さて、一つ前の記事「どこよりも早いJOYSOUND MAX歌唱体験記(全国採点グランプリ編)」で
「おまけ」コーナーに挙げた件を、分析採点マスターで検証してみました。
この問題です。
同じ「愛はかげろう」という曲を、スタンダード版と生演奏版で歌い比べて見たのですが
その結果、スタンダード版の方は58.489点という、ありえない点数になってしまいました。。
JOYSOUND f1時代は常に95点を獲得していた曲なのですが・・。
何か理由があるに違いありません。
というわけで、分析採点マスターで歌い比べてみました。
その結果がこちらです。
音程の折れ線グラフを注目してください。
上のスタンダード版は、折れ線グラフが全て真っ赤です。
完全に音程が当たっていません。このレベルは、もはや「音痴」です。。
しかしながら、下の生演奏版は、それなりに黄色表示になっていることがわかるかと思います。
この2曲、同じキーで同じように歌ったのですが。。
何かしら、スタンダード版の「愛はかげろう」のほうは、
音程の確認方法にズレが生じてしまっているのかもしれません。。
唯野はこれを「愛はかげろう」問題と命名し、今後、JOYSOUND MAXで歌う度に、
この「愛はかげろう」問題の改善を都度確かめたいと思います。
そのほか、分析採点マスターには新機能、「音程強化モード」というものがあります。
唯野的にはこれはなかなか使えると感じました。
覚えたての曲を練習するのに打ってつけの機能という感がしています。
このあたり、次の記事で説明したいと思います。
(つづく)
<おまけ>