JOYSOUNDの「うたスキ動画」やDAMの「DAM★とも動画」では、
自分のカラオケ歌唱シーンの撮影のみならず
既に撮影済みのどなたかのカラオケ動画に対して、
自分の歌唱シーンを被せるという「コラボ動画」という楽しみ方もできます。
ところでこのコラボ動画、実際のところ、
カラオケで歌唱動画の撮影を楽しんでいるユーザーのうち
どのくらいの割合で利用されているのでしょうか?
調べてみました。
「うたスキ動画」ならびに「DAM★とも動画」に現在公開されている動画のうち
公開日が2013/01/01~2014/02/26の期間のものをリストアップし、
それらの動画をそれぞれ、コラボ数別に分類してみました。
(調査日:2014/02/27)
その結果がこちらです。
公開中のカラオケ動画のうち、
うたスキ動画で約71%、DAM★とも動画で約84%が、
コラボ数が「1」という結果でした。
つまり、コラボではない通常の個人撮影の割合が、この数字です。
逆算すれば、公開中のカラオケ動画のうち、
うたスキ動画で約29%、DAM★とも動画で約16%が、
コラボ動画ということになります。
結果を見る限り、多くの動画機能利用ユーザーは、
コラボ目的というよりも、自分自身のカラオケシーンを公開したいという想いから
動画機能を利用しているのかなとも思えます。
さて、調べてみて面白かったことがもうひとつ。
それはうたスキ動画とDAM★とも動画の傾向の違い。
総公開動画数が、うたスキ動画は228907、DAM★とも動画は29681と
文字通り、桁違いの結果となっています。
これは、カラオケ動画撮影サービスの提供開始時期が、
「うたスキ動画」のJOYSOUNDは2008年から、
「DAM★とも動画」のDAMよりは2011年から、
というように、
「うたスキ動画」のほうがサービスが早かった分、
カラオケ撮影ならJOYSOUNDというイメージが
カラオケファンの中にできているのかもしれません。
もちろん、DAMの場合は「DAM★とも録音」という
動画ではなく、純粋にカラオケ音源のみを録音するサービスもありますので
こちらを利用する方も多いという理由もあるでしょうね。
また、コラボ利用の割合も、
DAM★とも動画に比べてうたスキ動画のほうが2倍近い結果となっている点も、
興味深いところです。
うたスキ動画とDAM★とも動画をさらに見比べていけば、
JOYSOUNDユーザー、DAMユーザーそれぞれの傾向の違いが
もっともっと見えてきそうですね。