2018年「第6回歌唱王」の結果はこちらです。

年末の風物詩、日本テレビの「全日本歌唱力選手権・歌唱王」。
今や日本中のカラオケファンの大きな目標のひとつにもなった大型カラオケ番組。
第6回目を迎える今年は12/27(木)に放送されました。


http://www.ntv.co.jp/kasyou/

放送では事前選考などで選ばれた20名による2ブロックの準決勝、
そして各ブロックで高評価を得た各6名・計12名による決勝が繰り広げられました。

個人的にも、過去の歌唱王出場者やJOYSOUND全国カラオケ大会出場者や、
日本カラオケボックス大賞出場者、
そして東京カラオケまつりご出場者もいらっしゃっていて、
非常に楽しく拝見いたしました。

それでは結果を以下に掲載します(敬称略で失礼します)。

◆Aブロック

歌唱順 都道府県 出場者名 年齢 楽曲名 歌手名 得点
1 石川 堀岡 大雅 22 遠く遠く 槇原敬之 950
2 神奈川 葛籠貫 理紗 23 サイレント・イヴ 辛島美登里 954
3 熊本 益田 勝志 39 飛び方を忘れた小さな鳥 Misia 962
4 山梨 望月 千晶 25 サークル・オブ・ライフ 劇団四季ミュージカル 937
5 京都 是枝 匠 30 中孝介 951
6 鹿児島 坪田 俊一 26 おひさま~大切なあなたへ 平原綾香 964
7 新潟 佐藤 菜々美 18 I LOVE YOU クリス・ハート 969
8 東京 三浦 日向子 18 Ex’s & Oh’s Elle King 969
9 大阪 宇都 直樹 37 YELL いきものがかり 971
10 兵庫 中井 彩花 17 北海男節 中西りえ 965

 

◆Bブロック

歌唱順 都道府県 出場者名 年齢 楽曲名 歌手名 得点
1 大分 田中 なずな 17 I Could Have Danced All Night (マイ・フェア・レディ) 971
2 熊本 山崎 智久 38 home 木山裕策 952
3 東京 津田 碧海 17 Time to Say Goodbye Sarah Brightman 973
4 京都 橋本 峻 17 花束のかわりにメロディーを 清水翔太 973
5 秋田 秋野 紗良 23 花は咲く 花は咲くプロジェクト 965
6 奈良 中村 正美 53 やさしいキスをして DREAMS COME TRUE 963
7 静岡 鈴木 元気 29 たいせつなひと さだまさし 971
8 青森 奈良 藤博 60 最後の雨 中西保志 959
9 神奈川 黒川 桃花 14 どこまでも ~How Far I’ll Go~ (ディズニー) 974
10 高知 寺川 佐希 14 ごめんね… 高橋真梨子 973

 

準決勝では各審査員による合計点(1000点満点)にて、
上記結果の通り、各ブロック上位6名ずつの計12名が決勝進出されました。

そして決勝では、各審査員による合計点(1000点)に加え、
視聴者投票の500点が加算された計1500点満点による評価で結果が決まります。

決勝大会の結果は以下の通りです。

◆決勝

歌唱順 都道府県 出場者名 年齢 楽曲名 歌手名 合計得点 審査員得点 視聴者得点
1 熊本 益田 勝志 39 Color 古澤剛 1169 971 198
2 鹿児島 坪田 俊一 26 矢野まき 1373 981 392
3 兵庫 中井 彩花 17 丸の内サディスティック 椎名林檎 1167 966 201
4 新潟 佐藤 菜々美 18 雪の華 中島美嘉 1188 976 212
5 東京 三浦 日向子 18 You And I Lady GaGa 1244 966 278
6 大阪 宇都 直樹 37 幸せを見つけられるように クリス・ハート 1233 977 256
7 大分 田中 なずな 17 真実の愛のキス (ディズニー) 1346 983 363
8 静岡 鈴木 元気 29 半崎美子 1305 975 330
9 東京 津田 碧海 17 Pride~威風堂々 秋川雅史 1139 968 171
10 京都 橋本 峻 17 道標 福山雅治 1361 978 383
11 高知 寺川 佐希 14 感謝状~母へのメッセージ~ 島津亜矢 1325 977 348
12 神奈川 黒川 桃花 14 僕の願い (ディズニー) 1289 978 311

 

結果は、第3回でも優勝に輝いた鹿児島県の坪田俊一さんが今回も見事優勝されました。
ちなみに「歌唱王」は、過去の優勝者でも再応募は可能なのですが、
シード権などはなく他の応募者同様の条件での挑戦となります。
その中において2度目の優勝を飾ったのは本当に素晴らしいことと思います。

おそらく「歌唱王」は来年も開催されることと思います。

実は2年前の第4回は唯野も応援として会場を訪れていました。


第4回の決勝大会出場者のみなさまです。
見事な歌唱同様、人柄もみなさますごく朗らかな方が多かったことを覚えています。

応募受付から予選会と、ほぼ1年を通じて展開されていますので、
「自分も挑戦してみたい!」という方は、
日本テレビの「歌唱王」サイトを都度チェックしてみてください。

<追伸1>

東京カラオケまつり2018グランドチャンピオン大会ご出場の三浦日向子さんが、
見事決勝に進まれて、インパクト十分の素晴らしい歌唱をご披露されていました。


予選・決勝ともに洋楽の難曲を特徴的な歌声で迫力ある歌い回しを披露され、
多くの視聴者の記憶に残るステージだったと思います。
今後もご活躍を期待しています。


東京カラオケまつりご出場時の三浦さん。
4か月後、テレビで拝見したらすごく大人っぽくなっていて少しびっくりしました。

カラオケ大会プロデューサーとして、
唯野プロデュース大会のご出場者の各方面での活躍は非常に嬉しく思います。
今後も多くの方々がより大きな舞台へ羽ばたけるような、
より可能性のあるカラオケ大会の運営に尽力してまいります。

<追伸2>

改めて、決勝大会の配点は以下の通りです。
・審査員得点(音楽のプロの審査員の総計:1000点)
・視聴者得点(ネットなどを使った視聴者投票にて算出:500点)

ところで、決勝進出者12名の点数の「幅」を見てみると以下の通りです。

・審査員得点差:17点(最高点:983点、最低点:966点)
・視聴者得点差:221点(最高点:392点、最低点:171点)

つまり事実上、審査員は約20点満点、投票は約200点満点だったとも捉えられ、
審査員点数に比べて視聴者投票の方が傾斜が10倍あるということになります。

もちろん、番組の企画担当者が、
「視聴者投票のほうに10倍の重きを置いて評価を決定する」
としっかり認識したうえでこの方式を採っているのであれば、
それはそれでひとつの指標と言えます。

しかしながら、もしそうではない場合(認識していない場合)、
事実上、視聴者投票でほぼ結果が決まる仕組みであるという点を、
改めて振り返ってみても良いかと思います。

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