<2023/11/23追記>
JOYSOUND X1の体感記事をアップしました。
https://enjoysing.com/karaoke10868
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カラオケ業界の反転攻勢の目覚ましい2023年。
JOYSOUNDを展開されるエクシング様より新機種が発表されました。
JOYSOUND X1(ジョイサウンド エクスワン)です。
2019年のJOYSOUND MAX GO以来、4年ぶりの新機種、大変に喜ばしく思います。
JOYSOUND X1では「双方向通信」を大きなテーマとされているようで、
今回「X PARK(エクスパーク)」というエンターテインメント・プラットフォームを
提示されています。
主なX PARKの概要は以下の通りです。
◆「X PARK(エクスパーク)」
・オンライン・エンターテインメント
・みんなでオフ会
・離れた場所で一緒にカラオケ
・ファンミーティング
・レンタル司会者
・JOYSOUND ボーカルレッスン
・コミュニケーション・エンターテインメント
・早押しクイズやろうぜ!
・人狼やろうぜ!
・いきなりパーティー
・みるハコ
・Rec TV
・カラオケ・エンターテインメント
・X-LebenⅡ(日本フィルハーモニー交響楽団協力)
・分析採点AI+
双方向コミュニケーションとしての「離れた場所で一緒にカラオケ」や
JOYSOUND MAXより導入されたカラオケ専用生音源「X-Leben」の
バージョンアップ版である「X-LebenⅡ(エクスレーベン ツー)」など、
気になる点が盛りだくさんです。
本日8月23日(水)中に本記事を都度都度更新のうえ、
機能紹介ならびに唯野の所感を追記していきたいと思いますので、
本ページを都度都度ご覧いただければ幸いです。
<8月23日 20時追記>
今回の「X PARK」の提案の中で、さまざまなオンラインコンテンツが提示されています。
たとえば「離れた場所で一緒にカラオケ」は、
遠隔地のカラオケ店舗のカラオケ機器同士が繋がるような運用が想定されます。
現時点ではこのあたりのインターフェイスは発表されていませんので、
具体的にどのような形で楽しめるようになるのか、続報を待ちたいと思います。
個人的には、たとえば友人同士で違うカラオケ店にそれぞれ入店し、
何らかの方法(うたスキIDでログイン?)によって、
相手方のカラオケルームの様子がモニターに表示され、
マイクを介して双方で会話ができたり互いの歌唱をリアルタイムで聴けたりするような
言わば「ZOOM会議」のようなコンテンツであると嬉しく思います。
たとえば北海道の人が沖縄の友人と互いのカラオケルームを介して繋がったり、
遠隔地をオンラインで介してのリアルタイムデュエットなども可能になると
ますますカラオケの楽しみ方の幅も広がってくると思います。
JOYSOUND X1ならびにX PARKで
どのようにカラオケとオンラインの融合を実現するのか、
続報を期待しています。
また、JOYSOUNDと言えば、
カラオケ専用生音源「X-Leben(エクスレーベン)」が大きな特性ですが、
今回搭載の「X-LebenⅡ(エクスレーベン ツー)」は、
日本フィルハーモニー交響楽団による協力のもとで演奏を音源化されたとのことです。
こちらもカラオケ音源が今回どのぐらい進化したのか、早く体感してみたいところです。
また、カラオケコンテンツの花形とも言える採点機能ですが、
分析採点シリーズが今回「分析採点AI+」として登場します。
カタログによると
「分析採点AI」に、プロボイストレーナーによる採点実績を学習させ、より自然な歌唱で高得点が出るように進化。歌うま要素を組み合わせて、AIが総合的に判断したボーナス点が追加されます。
との記載がございました。
現機能の分析採点AIでは「人が感じた点数に近い採点」を目指してAI加点が追加されましたが、
今回はさらに「プロボイストレーナーによる採点実績」「より自然な歌唱で高得点が出るように」
を軸としたボーナス点が備わるとのことです。
このあたりも、どのような仕組みなのか現段階では発表されていませんので、
後続の発表を期待したいと思います。
<8月23日 21時追記>
以下、唯野がJOYSOUND X1に期待したい機能です。
・採点アルゴリズムの都度のブラッシュアップ
個々のコンテンツについては常にアップデートされるようなお話も伺いました。
個人的には採点機能の都度都度のアップデートを期待したいです。
採点機能名に「AI」を謳っているのであれば、
当然にして学習機能が備わってしかるべきと考えます。
うたスキ動画ユーザーの日々投稿する歌唱データは、
JOYSOUNDからすれば、言わば「歌唱音源のビッグデータ」です。
この良質のビッグデータをAI解析のうえ、
「上手い」とされる歌唱の判定をより精緻化したうえで、
採点エンジンをブラッシュアップすることができれば、
採点機能のますますの高品質化に繋がるかと思います。
もちろん、AI(機械)による「歌の上手さ判定」の基軸は
まだまだ人間の耳には及ばないというお話もあるかと思いますが、
ブラッシュアップを都度重ねることで
「プロの音楽家の判定と同レベルの歌唱判定のできる採点エンジン」
に近づくことも可能なのではないか、とも思ったりもしています。
その点においても、今回の分析採点AI+の今後の展開に期待したいところです。
・リアルタイムのオンラインカラオケ大会
オンラインカラオケ大会については、唯野もエクシング様のご協力の下、
「新東京カラオケグランプリ(TKGオンライン)」という大会を月次開催していますが、
これは、個々のご出場者が事前に撮影したうたスキ動画による歌唱動画を基に、
審査員が後日視聴のうえ、審査判定を行うといった運用となっています。
それに対して、日本全国の出場希望者が決まった時間にリアルタイムに繋がり、
オンラインを介して順番に各地からリアルタイムに歌っていくという形式の大会が
JOYSOUND X1では可能になるのかな、という点に期待がございます。
このあたり、「カラオケのある「空間」同士をオンラインでつなぐ」と謳われる
JOYSOUND X1がどのあたりまで実現可能なシステムを備えているのか、
後続の発表を期待したいと思います。
・イントロクイズ機能
X PARKの提示する「早押しクイズをやろうぜ!」コンテンツですが、
せっかく「業界最多の35.5万曲」のカラオケ音源を備えているJOYSOUNDですので、
クイズコンテンツとして、ぜひともイントロクイズを加えて欲しいと思います。
もちろん、イントロクイズの音源はJOYSOUNDの音源を用います。
実は10年ほど前にイントロクイズコンテンツの提案をしたことがあったのですが、
その時は確か、楽曲使用における権利的な面を懸念されていた記憶がございます。
イントロクイズは早押しクイズとして親和性が非常に高いと思っていますので、
ぜひとも権利面をクリアして、コンテンツに加えていただけるよう、
ご検討いただければ幸いです。