政府による緊急事態宣言が5月末まで延長となりました。
もっとも、当初の緊急事態宣言期間においての感染対策の結果、
相応に感染者数の減少が見られることもあり、
各カラオケチェーン共に十分な感染防止対策を講じながら徐々に営業再開の動きを見せています。
そこで、現時点での主なカラオケチェーンの営業・休業状況を以下にまとめましたので、
改めて状況等をご確認いただければと思います。
(以下は、当サイト管理者・唯野が執筆した時点(5月12日21時頃)で確認した内容です)。
(状況に応じて変更が入っている可能性がございますので、詳細はリンク先をご参照ください)。
◆まねきねこさん(店舗数全国第1位)(展開地域:全国)
・5月8日より一部店舗(主に地方店舗)で順次営業再開。
・部屋の入室人数に制限あり
https://www.karaokemanekineko.jp/campaign/post_136.html
◆ビッグエコーさん(店舗数全国第2位)(展開地域:全国)
・5月12日より一部店舗(主に地方店舗)で順次営業再開。
・部屋の入室人数に制限あり
https://big-echo.jp/20200511-1/
◆カラオケBanBanさん(店舗数全国第3位)(展開地域:全国)
・展開する全店舗を臨時休業(5月31日まで)。
http://karaoke-shin.jp/news/58.html
◆カラオケ館さん(店舗数全国第4位)(展開地域:全国)
・5月7日より一部店舗(主に地方店舗)で順次営業再開。
http://karaokekan.jp/campaign/2020040301.html
◆ジャンボカラオケ広場さん(店舗数全国第5位)(展開地域:首都圏を除く全国)
・一店舗(岡山駅前店)のみ営業再開。
・原則、無人での運営
https://jankara.ne.jp/information_shop.html
◆コート・ダジュールさん(店舗数全国第6位)(展開地域:全国)
・5月7日より一部店舗(都心を含む)で順次営業再開。
・原則、一部屋一名様の入室(同居者であれば同時入室可)
https://www.cotedazur.jp/information/2020/05/011403.html
◆JOYSOUND直営店さん(店舗数全国第7位)(展開地域:全国)
・展開する全店舗を臨時休業(当面の間)。
https://shop.joysound.com/2020-10/
◆コロッケ倶楽部さん(店舗数全国第8位)(展開地域:九州地方を中心)
・5月6日より一部店舗(主に地方店舗)で順次営業再開。
http://www.korokke.com/news/oshirase.php?no=MjY4
◆カラオケルーム歌広場さん(店舗数全国第9位)(展開地域:首都圏)
・展開する全店舗を臨時休業(当面の間)。
http://www.utahiro.com/topics/tabid/73/Default.aspx?itemid=226&dispmid=410
◆カラオケJOYJOYさん(店舗数全国第10位)(展開地域:東海地方を中心)
・5月22日より一部店舗(主に地方店舗)で週末のみ順次営業再開。
http://www.joyjoy.co.jp/
◆カラオケCLUB DAMさん(店舗数全国第11位)(展開地域:全国)
・全店舗のうちの直営店10店舗を臨時休業(当面の間)。
https://karaokeclub.jp/news/20200421/
◆わくわくカラオケグループさん(店舗数全国第12位)(展開地域:首都圏を中心)
・展開する全店舗を臨時休業(当面の間)。
http://melo-works.com/
◆カラオケ歌屋さん(店舗数全国第13位)(展開地域:北海道)
・展開する全店舗を臨時休業(当面の間)。
https://www.takahasi.co.jp/measure/
◆カラオケの鉄人さん(店舗数全国第14位)(展開地域:首都圏)
・5月7日より一部店舗(都心を含む)で順次営業再開。
・原則、一部屋一名様の入室(同居者であれば同時入室可)
https://www.karatetsu.com/corona/index.shtml
◆カラオケファンタジーさんグループ(店舗数全国第15位)(展開地域:東日本)
・展開する全店舗を臨時休業(当面の間)。
https://karaoke-fantasy.com/info/978/
店舗数全国上位15チェーンの状況を紹介いたしましたが、
緊急事態宣言延長に伴い、引き続き全店舗の臨時休業を継続するお店もあれば、
感染予防対策を取りつつも従来よりも規模を縮小して営業再開するお店もあります。
再開店の中でも、感染収束が比較的見られる地方から徐々に営業再開をするお店もあれば、
都心の営業も再開しつつも当面は一人カラオケ店として営業再開するお店もあります。
各チェーン店の現状判断もそれぞれ分かれていることがわかります。
営業を再開することが正しいのか、休業を継続することが正しいのか、
この命題に対する正しい解はないと思います。
それぞれの事業者の判断を尊重したいと思います。
そして少しでも早く、多くのカラオケファンが
以前のように普通にお店でカラオケを楽しめる日が戻ってくることを願っています。
<追伸>
先日、TBS系列の「ゴゴスマ」で、3蜜を避ける工夫を講じた営業スタイルとして、
カラオケ合衆国さんが紹介されていました。
https://karaoke-g.jp/
入室は原則一人一部屋、オーダーの受け渡しは間接的に行うなど
でき得る限りの人同士の接触を避ける形式にて営業を再開しています。
昨今のカラオケボックスへのお客様層の割合ですが、
おおよそ2~3割はグループではなく一人カラオケでの利用と言われています。
したがって、一人カラオケには相応の需要があり、利用者からすれば、
一人カラオケ形態であったとしても営業再開は待ち望まれていたものと思われます。
もちろん、一部屋一人のみの入室という制限下での営業再開の場合、
売上と開店コストの相関など、採算面についての課題はあるかと思います。
しかしながら、まずは簡易的な形であってもひとまずお店を稼働させて人の流れを作り、
状況を見ながら徐々に従来の営業形態に戻していくという二段構えのフローが、
スムーズな営業再開の道のようにも思えます。
引き続き、全国のカラオケチェーンの動向を注目してまいります。