今年もこの時がやってまいりました。
KWC~カラオケ世界大会の日本代表決定戦です。
今年の開催は10月15日。
昨年は8月27日と、夏真っ盛りの中での開催でしたが、
今年は小雨のせいもあって、少し肌寒さも感じる一日となりました。
場所はおなじみ、六本木のニコファーレ。
すっかりKWCの聖地として定着いたしましたね。
さて、昨年度の会場は観覧席は立ち見だったのですが、
今年は椅子席が用意されていました。
これはありがたかったです。
昨年の立ち見にも狙いがあったことは理解できますが、
正直、狙い通りにはならなかったと思っていました。。
椅子に腰かけながらじっくりと代表候補者の歌唱に聴き入る、
今年のこのスタイルのほうがKWC日本大会の色にはマッチしていると思います。
ようやくお待ちかねの開会です。
主催挨拶として、第一興商さんの和田康孝専務取締役からのお話がありました。
ここでひとつ気になった点が。
和田さんの挨拶の中で、
KWCについて今回、2000人を超える応募があったとのお言葉がありました。
KWCの規模・DAMの高シェア・高人気から鑑みて、これは正直少ない数字に思えました。。
世界に向けての最高峰カラオケ大会ですので、潜在的な出場希望者はもっと多いはずです。
本来なら優に10000人以上のエントリーは期待できるはずというのが唯野の所感です。
さて、いよいよ大会についてのレポートです。
今回、決勝戦に進まれたのは、男性6名女性10名の計16名。
この中から、男女1名ずつが日本代表として世界大会に進出します。
(ちなみに世界大会は11月にフィンランドのヘルシンキで開催されます)。
さらには、代表者にはそれぞれ賞金50万円を贈呈のうえ、
フィンランドまでの旅費も主催側に負担いただけるとのことですので、
文字通り、日本「代表」と呼ばれるにふさわしい好待遇の大会と言えるかと思います。
なお、出場者の写真はKWCの公式サイトに掲載されていますので、
そちらをぜひご参照くださいませ。
http://kwcjp.com/gallery/
当サイトでは公式には掲載のないゲストの方々を掲載いたします。
(なお、撮影・掲載は第一興商様ならびにゲストご本人から了承をいただいています)。
まずは、オープニングを飾った海藏亮太さんのステージ。
ご存知、海藏さんは昨年度のKWC2016の日本代表でもあり、
世界大会においても見事チャンピオンに輝いています。
オープニング後、本選スタートです。
今回出場された16名の方々による歌唱曲は以下の通りです。
No. | 楽曲名 | 歌手名 |
01 | メロディー | 玉置浩二 |
02 | 最後の雨 | Ms.OOJA |
03 | This Love | アンジェラ・アキ |
04 | 友達の詩 | 中村中 |
05 | 366日 | HY |
06 | Listen | Beyonce |
07 | キミガタメ | Suara |
08 | カンパニュラの恋 | 平原綾香 |
09 | because of you | ステファニー |
10 | ON MY OWN | 島田歌穂 |
11 | 素直 | 槇原敬之 |
12 | 晴れた日に、空を見上げて | 林部智史 |
13 | My Heart Will Go On | Celine Dion |
14 | NAO | HY |
15 | 純・情歌 | 石川さゆり |
16 | When I Was Your Man | Bruno Mars |
上記16名の歌唱終了後、審査審議の間、ゲストコーナーとなります。
KWC2013年度の日本代表、そして世界チャンピオンの田中照久さん。
優しくしなやかな歌唱ももちろん素晴らしいですが、
お人柄も非常に柔らかく丁寧なところがまた素晴らしい所です。
続いて、再び海藏亮太さんの登場。
KWC2015日本代表の齊藤伶奈さんとデュオでの歌唱です。
身長180㎝台の海藏さん、身長140cm台の齊藤さんの
身長差40cmデュオはなかなか個性的で素敵でした。
実はKWCの世界大会にはデュオ歌唱の部門があるとのことで、
今年度は日本からも、こちらのお二人が日本のデュオ代表として、
ヘルシンキに進出されると発表されました。
ご活躍を期待しています。
そしていよいよ結果発表です。
男性代表:角谷広太さん(歌唱曲「素直」)
女性代表:坂本理沙さん(歌唱曲「This Love」)
2017年度の日本代表に見事輝いたお二人のヘルシンキでの活躍を期待しています。
実は男性代表の角谷さんですが、
つい一日前に唯野が取材で伺った「日本大衆音楽祭」の決勝大会にも出場されていました。
二日連続での大舞台での歌唱、
そして今回の見事な結果、改めて素晴らしく思います。
他、惜しくも代表選考には届かなかった方々もまた、
それぞれが見事な歌唱を披露されたと感じています。
今回、最後に司会の方から、
「選考が非常に僅差だったため、惜しくも漏れた一名についてはシード権として、
来年度のKWCには予選からではなく決勝から出場していただく」
的なアナウンスがありました。
その一名については近日、公式サイト上で発表されるとのことです。
そちらも合わせて発表を待ちたいと思います。
といった流れで今年もKWCの日本代表選考会は無事閉幕いたしました。
こうした全国レベルのカラオケ大会は、
日本中のカラオケユーザーへの大きな刺激と大いなる目標となりますし、
運営側にとっても、日本中をカラオケで盛り上げる一大お祭りとして、
カラオケ業界のさらなる活性化に繋がる力強い施策と言えるものと思います。
来年度のKWCも非常に楽しみにしています。
<追伸>
KWC撮影ブースでの記念撮影です。
いつも一緒に記念撮影している気がする出場者の内藤加菜さん。
大人っぽい演歌歌唱と不思議ちゃんキャラとのギャップが魅力の注目株です。
腕の形がKWCの「K」を表していると本人は言い張りますがよくわかりません(笑)。
いつも大きなイベントでお逢いしている気がするKWC2015日本代表の寺中章人さん。
パワフルな歌唱と話が面白くて親しみやすいキャラが魅力の好青年(壮年?)です。
実は唯野と同い年です。同い年にもいろいろな方がいるものですね。
<追伸2>
今回の出場者全員について、唯野独自のチェックリストを作成して
歌唱を聴かせていただきながら感じたことをメモしていました。
(内容は非公開です…)。