エイベックスさんのカラオケ大会、第1回aカラ全国うたじまんカラオケ大会。

エイベックスさんのカラオケ大会、ついに始動です。
「第1回aカラ全国うたじまんカラオケ大会」


http://www.a-kara.avex.jp/

◆開催日:2017年06月04日(日)
◆開催場所:太田文化の森ホール(東京都大田区)(最寄駅:JR大森駅)

「aカラ」は「エーカラ」と読みます。
文字通り、エイベックスさんの「a」ですね。
そのエイベックスさんグループのavex music publishingさんによる大会となります。

大会に出場するには、事前に「テープ審査」とされる検定に申し込みます。
その中から、後日返送される審査票において好成績を残された方が決勝大会に進出できます。

そして公式サイトには、その「テープ審査」にあの林部智史さんが関わるとあります。
林部さんと言えば、テレビ東京の「THE カラオケ★バトル」で大人気となり、
昨年は「あいたい」でエイベックスさんからデビューし、レコード大賞新人賞を受賞するなど、
カラオケファンからすれば、まさにシンデレラボーイとも呼ぶべき憧れの的かと思います。

もっとも、林部さんはあくまで「テープ審査員」とのことですので、
実際の「aカラうたじまんカラオケ大会」の会場にいらっしゃるかどうかについては、
公式サイトを見る限りはわかりません。。
とは言え、林部さんが「テープ審査員」など、こうした形で大会に関わられるというのは、
応募者からしても非常に魅力的なことかと思います。

また、現時点での公式サイトでは大会の開催情報がまだ少ないので、
実際のところ、何名ぐらい募集して、どういった方々が審査に関わられて
優勝するとどのような特典があるかなど、詳細については明記されていません。

このあたり、日々サイトをチェックしながら、大会概要の公式発表を待ちたいところです。

<追伸>
ところで、エイベックスさんのような大手レコード会社が
こうしたカラオケイベントを開催するのは非常に画期的なことだと思っています。

レコード会社と言えば一般に、
音楽を「聴いてもらう」ためにCD等を売ることを第一の生業とするものです。
それを、音楽を「歌ってもらう」ことで音楽に親しむ人々の裾野を広げていくことは、
将来的に見れば音楽文化のさらなる発展に大きく寄与することとも言えるはずです。

「この曲をカラオケ大会で歌いたい!」と思って、音楽を購入するユーザーもまた多いものです。
なので、たとえばこの大会の中に「エイベックス管理楽曲部門」とでも呼ぶような、
エイベックスさんで管理されている全楽曲を対象としたコーナーがあっても良いかと思います。

そのコーナーではたとえば、カラオケメーカーの音源ではなく、
エイベックスさんで管理されているボーカルなしのマスター音源を使用するなどすると
他では真似できない本物伴奏によるカラオケ大会を実現できます。
(その場合は事前に出場者に、練習用の音源を送っておくなどのケアはあった方が良いでしょうね)。

特に90年代後半から2000年代前半にかけては、
小室哲哉さんサウンドであったり、浜崎あゆみさん、倖田來未さんなど、
エイベックスさんの音楽が業界の最先端を走っていた時代と言えます。

なのでこの時代に青春を過ごしていた30代~40代あたりは、
エイベックスさんサウンドに強い思い入れがあると思いますので、
大会をきっかけに「久しぶりにあの頃良く歌った小室さんの曲を歌ってみようかな」
とばかりに、カラオケを通して音楽を振り返るといった流れも期待できます。

これからのレコード会社には、カラオケ大会のようなユーザーを巻き込むイベントを通して、
ユーザーに改めて音楽を振り返ってもらうといった戦略も必要になってくるかと考えています。

エイベックスさんの「aカラうたじまんカラオケ大会」の続報を待ちたいと思います。

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