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カラオケ大会のステージで緊張することなく普段通りに歌える心得

投稿日:

12

さまざまなカラオケ大会に取材に行くことが多い唯野ですが、
出場する知人たちに出番前に話を聞くとたいてい
「緊張する・・・」
「どうしよ~」
といった言葉が返ってきます。

もちろん、緊張そのものが決して悪いわけではなく、
程よい緊張感が、かえって形崩れのない歌唱へと繋がる場合もございます。

とは言え、ステージ上で歌唱する知人たちの姿を見ていて、

「この人は普段もっと上手に歌えるのに、どうしてこんなに固いんだろう…」
「どうして普段はしっかりメリハリを効かせられるのに、言葉が前に飛んでこないんだろう…」

と思う例を頻繁に目にしています。
普段通りに歌えれば、十分に上位入賞できる実力を持っているのに、惜しいなあ、と。

唯野の最大のアドバンテージは「決して緊張しないこと」。
どんなに大型ステージだろうが、どんなにたくさんの観客に注目されようが、
何も気にすることなく、(むしろ楽しい気分で)普段通りに歌うことができます。

ゆえに、さほど歌唱力で勝ることのない唯野であっても、
地力はありながらも本番では普段の力を発揮できない出場者と比べて、
結果として好成績を残すことも度々ございます。

緊張のため、せっかくの実力を発揮することなく終わるのはもったいないもの。
それではここで、唯野なりの、ステージで緊張しない心構えを紹介いたします。

それは、「別に失敗したっていいや」と開き直ること。
そして、「審査員に良く評価されよう(入賞しよう)」などとは決して思わないこと。
もし余裕があれば、「曲の良さをお客様に伝えよう」という意識で歌うこと。

考えてもみてください。
カラオケ大会で失敗したところで、何の責任が発生するというのでしょう?

プロ歌手はもちろん、(アマチュアでも)ライブ活動でお客様から入場料をいただいて歌うのであれば
当然、失敗は許されません。
しかしながら、カラオケ大会の出場者は、「お金を払って」出場しているわけです。
(KWC~カラオケ世界大会のように出場料無料のものもありますが、
それでも観客からお金をいただいて歌わせてもらっているわけではありませんよね?)

であれば、出場者こそがむしろお客様です。
仮に下手くそな歌を堂々とさらしたとしても、いったい何が悪いのでしょう?
上手な歌、完璧な歌でなければならないという義務は決してないのです。
(あ、「ふざけて」歌うのはダメですよ。出来はさておき「一生懸命に歌う」姿勢は必要です)。

もちろん、「上位に行きたい!」「決勝に行きたい!」「だから失敗のない歌唱をしたい(するべき)」
という想いは理解できます。

しかしながら、その想い(欲)こそが、本来の実力を発揮できない要因なのです。
そういう想いを持っている方は深層心理的に
「普段の実力『以上』に良い歌を歌わなければ…」という「脅迫観念」に苛まれていることが多いものです。
それが言わば、「悪い意味での緊張」となるのです。

歌にかぎらず、人に「良いところを見せよう!」とすると、人はたいてい空回りするものです。。
(子供の頃、気になる異性に良い所を見せようとして失敗した経験、ありませんか?)

だからこその、開き直りが大事です。
「自分は今、この程度にしか歌えない、だけどこれが自分だ!(どうだ!)」
くらいの堂々とした思いで、等身大の自分を見せること。
こうした心構えが、結果として「普段通りの歌唱」へと繋がるのです。

それで良い審査結果を得られなかったとしても、
自分の実力どおりに歌えたとすれば、きっと納得できるはず。
カラオケ大会なんて、他に山のようにあります。
次の大会に向けて、地力を磨くべく練習をしていけばよいのです。

また、人間が審査する以上、審査結果は水物です。

なぜ、多くのカラオケ大会には審査員が複数いるのでしょうか?
それはプロの先生方であっても、歌唱優劣についての意見が割れるからです。

もちろん極端に頭抜けて上手い出場者がいれば、それは満場一致でしょうが、
多くの場合、審査員の先生方はいつも
「コンマ◯◯の非常に僅差の戦いでした」と講評します。

この「コンマ◯◯」の差に、もはや確固たる指標はないと思ってください。
あるとすれば、A審査員とB審査員の「好みの違い」です。
つまり、僅差の争いとなってしまう場合、
審査結果は限りなく「運」に左右されてしまうものなのです。

どんなに「完璧を見せよう!」と思って背伸びをして歌ったとしても、
その結果は「運」という不確定要素で決まってしまうこともあるということなのです。
だからこそ、「審査員に評価されよう!」という想いを持って歌うのはNGなのです。

ステージで歌うのであれば、審査員の目を気にするのではなく、
むしろ客席にいるお客様ひとりひとりの目を意識するべきです。

お客様に対して、自分が歌っている歌唱曲について
「この曲、いい曲でしょう」と伝える気持ちで歌うのです。

「私の歌唱力、凄いでしょう」という気持ちじゃないですよ。
あくまで「曲」の良さをわかってもらう気持ちで歌うということです。

あなたがステージ上で今歌っている曲。
もちろん、あなたはその曲を大好きだからセレクトしたはずです。
であれば、あなたはその曲を良さを伝えることができるはずです。
大切に歌えばよいのです。

会場中のお客様のひとりひとりの顔を見ながら、
「歌唱力」を伝えるのではなく、「曲の良さ」を伝えるのです。

「良く見せよう」「失敗しないようにしよう」という想いこそが緊張のモトです。
「失敗してもそれが自分の実力」「この曲いい曲でしょう?」という
やや一歩引いた姿勢でステージに臨むことが、
結果として普段通りの歌唱を披露できることに繋がるかなと唯野は考えています。

そして、審査結果とは別に、歌の反省は大事です。
優勝したから「いい歌が歌えた」、入賞しなかったから「今日の歌はダメだった」
などとは決して言えません。
先程も申し上げたとおり、審査結果には少なからず運の要素も絡んでいるからです。

審査員の先生方からの審査結果だけを頼りにするのではなく、
ぜひとも、自分自身によるセルフチェックをするように心がけておいてください。

たとえ入賞しなくても、今日は自分にとって満足のいく歌唱ができたと
自分で思えれば、今日の歌唱は100点です。

自分という、「最も厳しく、最も自分を良くわかっている」審査員の目で
ぜひとも反省点や課題を見つけ、日頃の練習を実践していってください。
すると徐々に自信がついて、そのうち緊張することもきっとなくなるはずです。

あるいは、昔の唯野みたいに、こんなカッコで歌えば、緊張も吹き飛ぶかも?

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