カラオケ評論家活動

フジテレビさんの「No.1歌姫決定戦」を見て思ったこと。

投稿日:

09/14(水)にフジテレビさんで放送された「No.1歌姫決定戦」。
http://utaeru-pj.com/

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文字通り、「未来の歌姫」によるオーディション形式のボーカリスト番組で、
最終選考まで勝ち残った10名による生放送中での歌唱に対する視聴者の投票によって、
「No.1歌姫」を決定するといった流れでした。

説明サイトからの引用ですが

『No.1歌姫決定戦』は、日本を代表する新世代歌姫を発掘するため、
“かわいい・歌える・踊れる”女の子を募集。
1年に及んだ審査で選出された1名が“歌姫”の称号を得て、
ソロコンサートの開催や賞金を手にすることができる。

951名の応募の中から、多くの夢を抱えた歌姫候補者たちが“新世代のNo.1歌姫”を目指し、
様々な場所で自分をアピール。
ネット投票などを経て現在ファイナリスト10名が決定している。

http://mdpr.jp/news/detail/1608777

実は10名のうちのおひとりに、唯野と面識のある方がいらっしゃいましたので、
今回、興味を持って番組を見させていただきました。

その中で見事No.1に選ばれたのは、広島在住の中学生、藤井菜央さん。
実は唯野も、10名の歌唱を聴かせていただいた中で、
この藤井さんが頭一つ抜けているなと思っていました。
ですので、No.1という結果は非常に妥当かと思います。
まだ若いということもあり、今後ますます伸びていくと期待しております。

ここからが本題、番組の感想になります。
(注:意見には個人差があります)

唯野が藤井さんを良いと感じた理由は、独自の「色」を感じたから。
つまり、原曲を歌っている歌手とはまた違った、
自分独自の歌い方で楽曲を表現していると感じたからです。

逆に言えば、藤井さんと唯野の知人以外の方々は、
正直、原曲のイメージどおりに歌っていたように感じました。
もう少し言えば、原曲のアーティストの歌唱に忠実に歌っていたように感じました。
「モノマネ」というと言い過ぎかもしれませんが、
どうしても原曲のアーティストが透けて聴こえてくるような、そんな印象を受けたのです。

普段は「カラオケ」の視点で歌唱を見ている唯野としては、
決してモノマネという歌い方には反対ではありません。
歌手をリスペクトする思いから、歌手の歌い方を忠実に再現する、
あるいはその歌手になりきって歌うことで自分も楽しんで周りを楽しませる、
これもまたカラオケの醍醐味、カラオケの楽しみ方のひとつでもあります。

ただ、今回の番組の趣旨は「オーディション」に近かったのではないかと思います。
もちろん、審査はすべて視聴者投票で決まりますので、
プロダクションのスカウトといった音楽業界の方が審査をしているわけでもなく、
結果そのものが「プロの視点」によるものとは言えないでしょうが、
それでも、歌手を目指すにあたって「自分は唯一無二の歌い手である」というのは
非常に大きなアピールポイントとなるはずです。

なので、原曲を十分に研究したうえで(研究はもちろん十分にされたと思いますが)
あえて、歌手の歌い方に逆らった自分なりの歌い方ができたとすれば、
視聴者にも「おっ、この人凄い…」といった驚きを与えられたのではないかと思います。
そして今日ご出場された10名のみなさまは、必ずやそれが可能な方々と思っています。

生放送の中での最終選考なので、ご自分の力をうまく発揮できなかった方もいるかもしれません。
大変なプレッシャーの中での歌唱、大変お疲れ様でした。

<追伸>
インタビューの受け答えに一番「言葉力」を感じたのは唯野の知人でした。
「この子の歌を聴いてみたい!」と思わせるだけの強い説得力に溢れ、見事だと思いました。
(今度会う時に伝えようと思います)。
今回はNo.1には輝けませんでしたが、必ず今後もチャンスが山のように巡ってくるはずです。
そしてそれは、その他のご出場者様も同様かと思います。
間違いなくみなさま素晴らしい素質をお持ちと感じました。
みなさまそれぞれが自分の「色」で、見事に素質を開花させる日を期待しています。

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