カラオケ評論家活動

JKAさんより「カラオケ白書2015」が刊行されました。

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一般社団法人全国カラオケ事業者協会(JKA)さんより
年に1回発行される「カラオケ白書」という資料があります。

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このたび、本年度の「カラオケ白書2015」が刊行されました。
(写真は「カラオケ白書2014」)。

この資料は、カラオケ記事を書く際に必要な統計情報が網羅されており、
唯野自身、大変重宝しています。

たとえば、Web上の記事でよく提示される「カラオケ人口」。
この数字は、ほぼ全てがこちらの「カラオケ白書」から引用しているものです。

さて、今回発行された「カラオケ白書2015」による最新の「カラオケ人口」ですが、
それについては、JKAさんの以下のサイトで公表しています。
http://www.karaoke.or.jp/05hakusyo/2015/p1.php

「図表1-1-1 カラオケ参加人口とカラオケボックス・ルーム数の推移」の棒グラフを注目ください。
それによると、2014年度のカラオケ人口は4740万人と、昨年度に比べて30万人増加しています。
また、「カラオケ白書2015」の統計を見る限り、
(微増ながらも)2011年から連続してカラオケ人口は増加しています。

ここからが大事な点なのですが、
Web上で見かけるカラオケ記事の中には、この「カラオケ白書」のカラオケ人口を引用しながらも、
「カラオケ人口は激減」「苦しいカラオケ業界」といった表現でカラオケを語るものも幾分ございます。

しかしながら、カラオケ人口の件に関して言えば、資料を正しく読み解けば、
確かに1995~2000年の間は大きな減少と言ってよいでしょうが、
2001年以降の14年間は、4600万人~4800万人を推移しています。
つまり、今世紀に入ってから約15年間、カラオケ人口は安定した横ばい状態と言えるのです。

さらに直近の4年を読み解けば、4640万人→4680万人→4710万人→4740万人と、
わずかではありますが、カラオケ人口は増加してします。

したがって、Web上で「最近のカラオケ人口は激減している」といった表現の記事を見かけたら
それは資料を正しく読み解くスキルのないライターによる記事と言わざるを得ません。

20年前の一時的な「カラオケバブル」の数字を基準とするのではなく、
カラオケブームが一旦落ち着いた後の2000年以降の数字を基準とするほうが
「『最近』のカラオケの状態」を語るにあたっては、ふさわしいはずです。

こうした「カラオケ人口激減」という表現を用いた記事を見つけ次第、
唯野は当サイトで取り上げて徹底批判させていただきます。

とは言えもちろん、「カラオケ人口」という指標のみでカラオケ業界の景気を語れるものではありません。
このあたりは、上記紹介の「カラオケ白書2015」サイトには掲載されていない、
冊子版「カラオケ白書2015」に、さまざまなな統計情報が詳しく掲載されています。

そういう意味でもカラオケライターにとっては一級品の資料とも言える「カラオケ白書2015」。
本年度の「カラオケ白書」は7月15日より一般の方々でも入手できるようになりました。

ただ、難点は販売価格。
定価:12000円。

さすがに、趣味でカラオケを楽しむ一般の方々が購入するには高額です。。
もっとも、カラオケに関する記事を執筆される方々にとっては、
記載されている多くの統計情報は、きっと参考になるはずです。

こちらに、「カラオケ白書2015」の目次が掲載されています。
http://www.karaoke.or.jp/05hakusyo/2015/mokuji.php

上記目次を見て、内容に興味を持たれた方がいましたら、購入をご検討されてはいかがでしょう?
(購入は公式サイトのフォームから行うことができます)

<おまけ>
JKA(一般社団法人全国カラオケ事業者協会)さん、
公式Twitterも公式facebookもあるのに、まるで稼働していません。。
確かに「事業者協会」ではありますが、
もう少し積極的にエンドユーザーに情報配信してみてはいかがでしょう?
(Twitterやfacebookとは本来、幅広いエンドユーザーとのコミュニケーションツールであるはずです)。

<おまけ2>
JKAさんも、日本一のカラオケ大会「東京カラオケグランプリ」に
協賛していただければ鬼に金棒なのですが…。
http://karaokeboxaward.com/

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