2022年の上半期カラオケランキングを比較してみました（6/17 DAM発表・6/23 JOYSOUND発表）。

毎年この時期になると今年も半分終わったのだなと感じ入ります。
6月恒例の、上半期カラオケリクエストランキングが発表されました。

まずは先立って6月17日に発表されたDAMのランキングから、
上位の10曲を紹介いたします。

◆DAM（2022/06/17発表）

01. ドライフラワー／優里（2020年）
02. シンデレラボーイ／Saucy Dog（2021年）
03. 水平線／back number（2021年）
04. 猫／DISH//（2017年）（※JOYSOUNDランキング15位）
05. マリーゴールド／あいみょん（2018年）
06. CITRUS／Da-iCE（2020年）
07. ベテルギウス／優里（2021年）
08. 魔法の絨毯／川崎鷹也（2018年）
09. 残響散歌／Aimer(エメ)（2021年）
10. 残酷な天使のテーゼ／高橋洋子（1995年）
（調査期間：2022/01/01～2022/06/11）
https://www.clubdam.com/ranking/2022/firsthalf.html

続いて6月23日に発表されたJOYSOUNDのランキングから、
上位の10曲を紹介いたします。

◆JOYSOUND（2022/06/23発表）

01. ドライフラワー／優里（2020年）
02. シンデレラボーイ／Saucy Dog（2021年）
03. 水平線／back number（2021年）
04. マリーゴールド／あいみょん（2018年）
05. 残酷な天使のテーゼ／高橋洋子（1995年）
06. 魔法の絨毯／川崎鷹也（2018年）
07. CITRUS／Da-iCE（2020年）
08. ベテルギウス／優里（2021年）
09. 残響散歌／Aimer（2021年）
10. 夜に駆ける／YOASOBI（2019年）（※DAMランキング13位）
（調査期間：2022/06/01～2022/06/10）
https://www.joysound.com/web/s/karaoke/contents/ranking/2022

上記の通り、2機種ともに2022年上半期のカラオケランキング第一位は、
昨年の年間ランキングに続き、優里さんの「ドライフラワー」となりました。

DAMの発表によると、2021年2月に月間1位を獲得して以降、
16か月連続で首位を走り、現在もなお記録を更新しているとのことで、
JOYSOUNDの発表によると、2021年1月から13週連続で首位を独走し、
再び5月に1位に返り咲き、その後約1年間にわたり57週連続で首位とのことです。

つまり事実上、約1年間にわたってこの「ドライフラワー」は
カラオケで最も歌われてきた楽曲と言えるかと思います。

また、両社のランキングの比較ですが、10曲中9曲がいずれにもランクインするなど、
上位ランクイン楽曲については機種によってユーザーの好みに差があるわけではなく、
多くの方々からまんべんなく支持されているということがわかります。

ちなみに今回は2021年リリースの楽曲も新しく4曲がベスト10に入っていて、
続々とカラオケ人気曲が登場してきていることが分かるかと思います。

もっとも10年ほど前は、年間カラオケランキングの上位曲は、
最近のヒット曲よりもむしろ、長く歌い継がれている定番曲の方が多かったのです。
2013年の年間カラオケランキングとの比較記事がございますので、
以下をご覧の上、改めて比較してみてください。
https://enjoysing.com/karaoke8106

下半期も新しいヒット曲・定番曲が誕生することを期待しています。

＜追伸1＞

「ドライフラワー」はカラオケ「大会」定番曲としても定着しつつあります。
唯野的には、サビ「声も」「顔も」「嫌いじゃないの」といった、
か行で始まるフレーズの優里さんの歌い出しが大変秀逸と感じていて、
特にカラオケ大会ご出場者はぜひとも参考にしていただきたいと思っています。

＜追伸2＞

今回のJOYSOUNDランキングのバナー右上に新しいマスコットが掲載されています。

「ジョイオンプー」です（画像提供：株式会社エクシング様）。
https://www.joysound.com/web/s/character/joyonpu