東京カラオケまつり2019グランドチャンピオン大会、ご来場ありがとうございました。

今年の東京カラオケまつりは予選大会を5回開催してまいりました。
4月の武蔵野大会、5月の大森大会、6月の浜松町大会、7月の江戸川大会、8月の板橋大会。

そして今回、9月23日にそれぞれの予選大会の入賞者133組の集うグランドチャンピオン大会を
無事に開催することができました。

当大会プロデューサーとして、予選大会を含め、
これまで多くの方々に東京カラオケまつりにご出場・ご来場いただき、
大変にありがたく思っております。

それではグランドチャンピオン大会のダイジェスト写真を紹介いたします。


会場は昨年と同じく、港区虎ノ門のニッショーホール。
こちらの日本消防会館内にある700名規模のホールです。


こちらは会場設営中の様子です。
舞台に照明機材・音響機材を設置のうえ、確認テストを行います。


グランドチャンピオン大会出場者は133組ということもあり、
今回は36賞分のトロフィー類を準備いたしました。


開場後の受付の様子です。
いつも開場前から多くお並びいただいているということもあり、
極力スピーディーに対応できるように心がけています。
(とは言え、幾分はお待たせしてしまっております…)


司会・アシスタントはおなじみ、小林奈々絵さんと斉藤愛さん。
6か月連続ということもあって息もぴったりで安心してお任せできる2人です。


今回の審査委員は中村詠子先生、田中照久先生、多田朗人先生、浦麻紀子先生。
4名とも卓越した歌唱理論とボーカリスト実績を持ち、
昨年より東京カラオケまつりをご担当いただいている、当大会を熟知されている先生方です。

各予選大会で入賞された方々によるグランドチャンピオン大会ということもあり、
歌唱力もパフォーマンスも持ち合わせた個性的なご出場者のステージが続きました。

それでは何名か紹介させていただきます。


第1回予選大会の武蔵野大会で優勝された船原愛さんの歌唱曲は「木蘭の涙」。
歌声のみならず表情や仕草からもまた情感の伝わる素敵なステージでした。


ベトナム国籍のグェン タィン ロンさんは日本の演歌が大好きとのこと。
山内惠介さんの「流氷鳴き」の見事な節回しと存在感ある佇まいに引き付けられました。


開催中のラグビーワールドカップ2019に合わせたステージを披露された高橋誠さん。
往年のラグビードラマの主題歌、麻倉未稀さんの「ヒーロー」で盛り上げていただきました。


最年少出場者、6歳になったばかりという後藤日向さんの歌唱曲はX JAPANの「紅」。
意外な選曲ながらも発音も高音も見事で堂々と歌い上げ、会場の目を一身に引き付けていました。


最年長出場者、91歳の中野四郎さんは北島三郎さんの「橋」をご披露。
お年を感じさせない太く伸びやかな歌声で堂々と歌われる姿に感銘を受けました。


昨年度のグランドチャンピオン・王子文さんの歌唱曲はJUJUさんの「東京」。
のびやかかつ力強い歌い回しから楽曲に対する想い入れがしっかり伝わってきました。


パフォーマンスのスペシャリスト、小島裕史さんの今回のショーは「2億4千万の瞳」。
Tokyo Tokyo Festivalのチラシを忍ばせるなど細部まで凝った演出には毎度本当に頭が下がります。


金髪に紫の衣装が歌唱曲「どうにもとまらない」に見事にマッチした尾見ちあきさん。
ステージを縦横無尽に動きながらのステージングに会場からも時折歓声が沸き起こっていました。


「カラオケ」の紙を首から下げながら舞台いっぱい使って「め組のひと」を披露された沼田誠さん。
「めッ!」を「カ・ラ・オ・ケ」で表現するという斬新なステージに目が離せませんでした。


ご覧の通り、見事なジャンプで「ぼよよん行進曲」をご披露いただいた進藤恵佑さん。
歌・踊りだけでなく、ご登場からご退場まで歌のお兄さんになり切ったセリフもまた見所でした。


中島芳雄さんのステージは、まさに「これぞ東京カラオケまつり」と言わんばかり。
「東京五輪音頭」を、途中から歌ではなく踊りのみで披露されるステージに目を奪われました。


お顔が隠れてしまい恐縮ですが、帽子マジックを披露しながら歌唱いただいた前田加奈子さん。
「東京ブギウギ」に合わせた手作り東京カラオケまつりタスキを舞台袖で見て何だか嬉しかったです。


竹岡七海さんサンタからはクリスマスソング「All I Want For Christmas Is You」のプレゼント。
会場を一足早いクリスマス気分に染めた竹岡さんは、2019年最も早いサンタクロースかもしれません。


白いメイクと髷姿で侍になり切って沢田研二さんの「サムライ」を歌唱された北村浩久さん。
「片手にピストル」の歌詞どおりの演出で見る人の目を離さない素晴らしいステージでした。


こちらも歌唱曲「夢のバスガール」に合わせた衣装でご登場の陶山みちよさん。
東京カラオケまつりらしい選曲と演出、そしてびしっとした旗の振り方が凄く印象的でした。


中学一年生の娘がいる唯野的にすごく心を奪われた陶山愛莉紗さんの「学園天国」。
明るく元気に会場を盛り上げる姿を見ながら、娘のクラスメイトにいて欲しいと感じました。


堂々とした振る舞いで氷川きよしさんの「玄海船歌」を歌われた宮川真史さん。
衣装、節回し、表情、振り付け、そして歌声、全てが楽曲にぴったりで見事でした。


唯野的ベストステージング賞はMAXの「Ride on time」を歌われた森谷麻美さん。
歌ももちろんのこと振り付けも完璧でひと時も目の離せない見事なステージでした。


唯野的ベスト選曲賞はいきものがかりの「ブルーバード」を歌われた宮内咲綾さん。
琴線をくすぐる旋律と宮内さんの一生懸命な歌唱とがリンクして、聴いていて「うるっ」と来ました。

 

他にも挙げ出すとキリのないぐらい個性的・魅力的なご出場者が次々と続きました。


休憩時間のロビーの様子ですが、ご出場者同士の談笑の輪が広がっています。
当大会をきっかけにカラオケ仲間の輪が広がるとすれば運営側としても大変喜ばしく思います。

そして審査結果の発表となりますが、その前に今年もスペシャルなご来賓がございました。


昨年に引き続き、東京都知事・小池百合子知事にご来場いただきました。
さらにありがたいことに、今年もまた小池都知事から歌唱をご披露。
美空ひばりさんの「川の流れのように」で会場をひとつにしていただきました。

小池都知事のご挨拶ならびに歌による激励を経て、審査結果の発表です。


準グランドチャンピオンは、「化粧」を歌われた平井光司さん。
板橋大会優勝の時と同様、平井さんの言葉として自然と歌詞の伝わってくる素晴らしい歌唱でした。


グランドチャンピオンは、「サクラ~卒業できなかった君へ~」を歌われた小野恵介さん。
透明感ある歌声で楽曲の世界を鮮明に語り上げ、浜松町大会優勝に続いての見事な結果となりました。


グランドチャンピオンの小野さんにはご来賓の小池都知事からトロフィーが贈呈されました。
素晴らしい歌唱で素晴らしい結果を残された小野さんに会場中から拍手が沸き起こっていました。


最後は大会実行副委員長である唯野からの閉会宣言の挨拶です。
東京カラオケまつり2019にお集まりいただいた全ての方々に御礼申し上げます。


閉演後の記念撮影には小池都知事にもご一緒いただきました。
東京カラオケまつりがTOKYO2020を盛り上げる一助となれたとすれば大変幸いです。

 

今年の東京カラオケまつりはこれにて全て終了です。
来年以降については未定ですが、
個人的には東京カラオケまつり2020として
引き続き、
来るべき東京オリンピックを文化的側面で盛り上げてまいりたいと思っています。

 

<追伸1>

司会を担当された小林奈々絵さんのブログに東京カラオケまつりの記事を書いていただきました。
https://ameblo.jp/k-nanae/entry-12529329870.html

昨年のゲスト歌手・岡本幸太さんのブログに東京カラオケまつりの記事を書いていただきました。
https://ameblo.jp/kotavokota/entry-12529313584.html

合わせてご覧くださいませ。

 

<追伸2>

唯野はほぼすべての方々の歌唱を舞台袖で拝見していました。
大会である以上、どうしても審査順位をつけざるを得ないのですが、
ステージに臨まれる全てのご出場者の歌に掛ける想いの強さ、
それはみな同じでそこに差はないと感じています。

舞台袖からご出場者の衣装や小道具を拝見していました。
この日のためにお子様の衣装に一生懸命刺繍をする親御さんの姿、
この日のために小道具を一生懸命手作りしているご出場者の姿、
そうした姿を舞台袖でふと想像していました。

東京カラオケまつりのために時間を割いてエントリーいただき、
事前選考や本番ステージのために時間を割いて一生懸命練習していただき、
ワンコーラスの歌唱のために遠方・近方関わらず時間を割いてご来場いただき、
それぞれが多くの時間を割いて作り上げたそれぞれのステージをしっかり拝見していました。

ありがたい想いでいっぱいです。

今回東京カラオケまつりにご出場・ご来場いただいた経験が
東京カラオケまつり当日の想い出としてだけでなく、
みなさま方が今後ますますカラオケを楽しむにあたっての何らかのお役に立てるのであれば
運営側としてこれほど喜ばしいことはございません。

改めて、感謝・御礼申し上げます。

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