第一興商さんが「昭和の日」にちなんで、昭和時代に流行した曲のうち、
今でも歌われている曲のカラオケランキングを発表しました。
http://www.dkkaraoke.co.jp/newsrelease/dkreport/201304.html#Block01
その結果がこちら。
01位 | 天城越え | 石川さゆり | 昭和61年 | 1986年 |
02位 | I LOVE YOU | 尾崎豊 | 昭和58年 | 1983年 |
03位 | 酒よ | 吉幾三 | 昭和63年 | 1988年 |
04位 | 北の旅人 | 石原裕次郎 | 昭和62年 | 1987年 |
05位 | タッチ | 岩崎良美 | 昭和60年 | 1985年 |
06位 | 津軽海峡・冬景色 | 石川さゆり | 昭和52年 | 1977年 |
07位 | M | PRINCESS PRINCESS | 昭和63年 | 1988年 |
08位 | つぐない | テレサ・テン | 昭和59年 | 1984年 |
09位 | さざんかの宿 | 大川栄策 | 昭和57年 | 1982年 |
10位 | 北空港 | 浜圭介・桂銀淑 | 昭和63年 | 1988年 |
どの曲もカラオケの定番曲と言われて納得のラインナップですよね。
石川さゆりさんの2曲なんて定番中の定番で、
普段演歌を聴かない世代の人たちでもおなじみの名曲ですね。
さて、今回のベスト10を見て、カラオケ評論家なりに分析をしますと、ひとつの傾向が見えてきます。
それは、、10曲中9曲が、1980年代の曲ということ。
実はこれ、「カラオケ」そのものが普及し始めた時期と重なっているのです。
つまり、1970年代にカラオケという娯楽が登場し、1980年代の初めには夜の飲み屋の余興として定着し、
そして1985年以降のカラオケボックスの発明と普及による「大カラオケブーム」。
カラオケが一般的な娯楽として普及し始めたときに歌われていた1980年代のヒット曲が、
今でも「昭和の名曲」として歌い継がれているのですね。
この中で唯野的に好きな曲はテレサ・テンさんの「つぐない」。
小学生の頃、当然歌詞の意味もわからずに気に入って口ずさんでいました。
・・・大人になって改めて聴いても、沁み入る名曲ですね。