唯野が毎年注目している大型カラオケ大会、KWC~カラオケ世界大会の
決勝進出者(全国オーディション合格者)が発表されました。
http://kwcjp.com/schedule/index.html#last-goukaku
文字通り、カラオケ世界一を決める大会ということで、
年々、多くのカラオケファンが目標とする大会でもあります。
日本では、2013年以降、第一興商さん主催で公募の日本代表決定戦が開催され、
選ばれた方々(男女1名ずつ)がそれぞれ世界に進出しています。
ちなみに2013年と2016年は、
日本代表の田中照久さんと海蔵亮太さんが、それぞれ世界一に輝いています。
田中さんは過去に、唯野プロデュースカラオケ大会の「東京カラオケグランプリ」で
審査員を務めてくださったこともあります。
さて、このようなカラオケ大会形式の参加型カラオケイベントの開催は、
主催側にとっても以下のような大きなメリットが期待できます。
◆大会を目標としたリピーターの定着
◆店舗・機種のブランドイメージの定着
そしていずれのメリットも、最終的にもたらすものは、お客様の増加です。
つまり、
1. カラオケ大会に出場したい
2. 良い歌唱をするために練習をしよう
3. カラオケボックスで日々歌い込もう
といったユーザーによる店舗来店サイクルが回ることで、
カラオケ店舗のファンやカラオケ機種のファンが増えていくわけです。
そしてイベントが無事開催され、出場者から好評を得られるものであった場合、
その評判がSNSを通してリアルタイムで拡散していきます。
すると、
「今回楽しかったから、次回もぜひ出たい!」
「今回楽しかったと聞いているから、次回はぜひ出てみたい!」
といった具合に、ますます訴求力のあるイベントとなっていきます。
すると、前述の1~3サイクルが前回以上に大きくなります。
そして益々、あるカラオケ店舗のファンが増え、あるカラオケ機種のファンが増えていきます。
つまり、好評を得られる参加型イベントを継続することによって、
ユーザーの支持は雪だるま式に大きくなっていくわけです。
継続は力なりとはよく言ったものです。
実際、唯野が毎年プロデュースさせていただいているカラオケ大会
「わくわくカラオケグランプリ」も今年で4回目(4年目)を迎えますが、
おかげさまで、非常に好評をいただいている大会ということもあり、
年々、出場希望者が増えていっています。
https://enjoysing.com/2016_11_01_22_12_20
↑昨年度、第3回わくわくカラオケグランプリの様子です。
同時に、大会主催元であるわくわくカラオケグループの各店舗は
大会を楽しみにするユーザーなどに日頃から根強く支持され親しまれる店舗として、
そのブランドイメージを年々定着していっています。
メロ・ワークスさん(わくわくカラオケグループ)の公式サイトはこちら。
http://melo-works.com/
これは、イベントを一度きりで終わらせるのではなく、
恒例イベントとして毎年開催し続けているからこそ、
大会そのものがブランドイメージとして定着していったと言うことができます。
同様に、KWCを毎年主催する第一興商さんも、
「世界最高峰のカラオケ大会を目指す人はDAMを選ぶ!」
といったブランドイメージの定着に成功しています。
イベントを繰り返すことの効果・影響力は非常に大きいと言えます。
先日、別の記事にも書いたのですが、
大きな企業が資金力を使っての、SNSによる「バラマキ宣伝」は、
決して費用対効果に見合った宣伝方法ではないと思っています。
(バラマキ宣伝=「リツイートしたら〇〇をプレゼント」的なSNSの使い方)
それよりも、少々泥臭くても、
ユーザーに肌で感動・満足を覚えていただけるカラオケイベントを提示し、
ユーザーが心から「良かった!」「また出たい!」と自発的に拡散することのほうが
SNSによる宣伝効果としては大きなものが期待できるかと思います。
そして、そのイベントを継続することで、
高評判のうねりはますます大きくなっていくわけです。
(もちろん、高評判を得られるイベントを尽力運営する必要はありますが)。
自分たちを「あっ」と言わせてくれる大型のカラオケイベントの開催を、
日本中のカラオケファンが待ち望んでいます。
そうした期待に応えることこそ、カラオケ業界の活性化に繋がり、
カラオケの未来を拓いていく王道的施策であると考えています。
<追伸>
実は唯野自身も過去にKWCに出ていました。
やはりこうした大会に出場すると気分が高揚するものです。
出場して、満足度いっぱいでした。
<追伸2>
8月に開催した唯野プロデュースの大会「新東京カラオケグランプリ」。
この時、出場者へお渡ししたアンケート用紙に、
以下のような設問を設けていました。
9. あなたの好きなカラオケの機種とその理由を教えてください(単数回答のみ)。
10. 9でDAMシリーズと答えた方に質問です。
仮に当大会の使用機種がJOYSOUND MAXであった場合、ご出場されていましたか?
100名の出場者からご回答いただいたアンケート用紙を分析したところ、
なかなか興味深い結果を得ることができました。
新東京カラオケグランプリ2017、閉会後の記念写真です。
運営者でありながら唯野も出場者同士の写真撮影の輪に入れていただき、
非常に光栄に思っています。