カラオケ評論家活動

カラオケムーンさんがまねきねこさん擁するコシダカさんの傘下となりました。

投稿日:2015年4月3日 更新日:

4月に入ってまねきねこさんのサイトをご覧になった方の中で
「おやっ」と思ったカラオケユーザーもいたかもしれません。

まねきねこさんサイトのトップページ
http://www.karaokemanekineko.jp/

そのトップページにこのようなコーナーができているのです。

無題
「新しく仲間に加わりました♪」と、
カラオケムーンさんとカラオケシンシアさんの文字が。

カラオケムーンさん・シンシアさんは、
主に神奈川地区を中心に19店舗展開する中堅カラオケチェーン店。

こちらのムーンさん、シンシアさんはこれまで、
同じく神奈川県の主要鉄道である相模鉄道さんグループが運営していましたが、
2015年04月01日をもって、まねきねこさん擁するコシダカさんに業務を移譲いたしました。

というわけで、まねきねこさんやワンカラさんと同様に
ムーンさんやシンシアさんも、株式会社コシダカさんブランドのカラオケ店となったのです。

株式譲渡の発表自体は、2015年02月26日の時点で既にありました。

「子会社間の事業譲渡及び子会社による孫会社の異動を伴う株式譲渡に関するお知らせ」
http://www.sotetsu.co.jp/ir/news/pdf/irnews_150226_01.pdf

ところで、上記のニュースリリース文の中で、唯野が少し気になった記載があるのです。

Ⅰ.事業譲渡及び株式譲渡の目的

相鉄ステーションリテールが株式の100%を保有するムーンは、
現在神奈川県内を中心にカラオケ店19店舗、ネットカフェ1店舗の運営をしております。
ムーンはこれまで都心などの一等地を出店候補地から外し、
競合の少ない地域に出店を特化することで一定の成果を収めてきましたが、
昨今では同業の大手チェーンがムーンの得意とするエリアへ出店するケースが増加しており、
競争の激化が予想されます。
この状況下、ムーンが今後も成長していくためには、業界大手のコシダカグループの傘下に加わり、
シナジー効果により経営基盤を強化していくことが有効であることから、
今般、コシダカへの本件譲渡を決定いたしました。

既存のカラオケ店舗の近くに大型カラオケチェーン店が新店を出店、というケースは非常によく耳にします。
そしてその結果、大型カラオケチェーン店にお客様を持っていかれたというお話もまた。。

ただ、唯野の所感ですが、ムーンさんであれば十分に大型カラオケチェーン店に対して
お客様の訴求力という面で優位に立てたのではないかと考えています。

実は唯野は以前よりムーンさんにはすごく注目していました。
それは、親会社が相模鉄道さんグループという点。
鉄道会社を親会社に持つカラオケグループ、ものすごく大きな可能性があります。

鉄道会社は、車両や駅という、ものすごく大きな広告媒体を持っています。
これらの運用次第で、ムーンさんの集客に非常に大きな効果を得られたはずと考えています。

たとえば、ムーンさん主催の大型のカラオケイベントを企画します。
そこで、通勤通学時間帯の電車内にそのカラオケイベントの広告ポスターを
「これでもか!」とばかりに掲載しておくのです。

すると、日々の通勤通学の際に無意識に目に入る広告から、
ムーンさんというカラオケ店ならびにムーンさんで開催するカラオケイベントのことが
頭に刷り込まれていくはずです。

もちろん、企画するカラオケイベントもまた魅力的なものでなくてはなりません。
そのあたりの、カラオケユーザーへの訴求力のあるカラオケイベントの企画・運営については
唯野が専門としております。

「相鉄杯争奪~カラオケムーン店舗対抗カラオケ大会」というカラオケ大会を企画し、
出場者募集の広告を相鉄線内の車両に大量に掲示し、出場受付は駅の窓口で行うのです。
もちろん、大会そのものの企画・運営は唯野が承ります。

すると、相鉄利用者さんと相鉄さんとカラオケムーンさんが一体になり
相乗効果的に大きな集客ができたのではないかと考えています。

また、こうした特別なイベントを開催することで、
近隣に出店してきた大型カラオケチェーン店との差別化を図ることができます。
「カラオケイベントにエントリーしたいから、私はムーンに歌いに行く!」というように。

「相鉄杯争奪~カラオケムーン店舗対抗カラオケ大会」、開催したかったですね。。

 

カラオケ大会の話はひとまず置いておいて、カラオケチェーン業界の今後の流れについて。
今回の件にかぎらず、
中堅カラオケチェーンが大手カラオケチェーンの傘下に入るケース、
最近では増えてきているのです。

直近では、
◎メガトンさん→JOYSOUND直営店さん
◎バナナクラブさん→ビッグエコーさん
の例がありました。

そして今回の、
◎ムーンさん→まねきねこさん
です。

いずれも10~20店舗を運営する中堅カラオケチェーンが、
大型カラオケチェーン店のグループに傘下入りしています。

ここ最近、ビッグエコーさん、まねきねこさん、カラオケBanBanさんの3強が
軒並み店舗数を拡大していっています。

この3強に共通するのは、
閉店した他カラオケ店をすぐさま譲り受けて自店としてオープンしているところ。
俗に言う「居抜き」ですね。
(居抜きと言っても、かなり改装をして外観をきれいにしてから開店しています)

つまり、店舗数を拡大したい大型カラオケチェーン店と、
大型カラオケチェーン店の勢力拡大によってお客様を奪われる中堅カラオケチェーン店、
という構図が、ますます発生しやすくなっているのです。

したがって、今回のムーンさんのようなケースは今後も起こりうることと思います。

そして近いうちに、ムーンさんの店舗名はまねきねこさんになり、
メガトンさんの店名はJOYSOUNDさんになり、バナナクラブさんの店名はビッグエコーさんになるでしょう。
そうして、大型カラオケチェーン店はますます店舗数を増やしていくのです。

そういう意味でも、今後のカラオケ店舗業界は、
ますます大型カラオケチェーン店への集約が進んでいくことと予想されます。

このあたり、唯野も注目して見ておきたいと思います。

<補足>

ただ、中堅カラオケチェーン店であっても、生き残りの道はあります。
大手では絶対にマネのできない、小回りの効くサービスを展開すれば良いのです。

「小回りの効くサービスって何…?」と思われるカラオケ店経営者のみなさま、
唯野までぜひメールにてお問い合わせください。
info@enjoysing.com
店舗状況に応じたコンサルティングをさせていただきます。

近隣の大手カラオケチェーン店に顧客を奪われて悩まれているなど、
お困りの点がございましたら、何なりとコンサルティングのご依頼をお願いします。

お店を閉める決断をされる前に、ダメモトで唯野に相談してくださいませ。

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