8月27日(土)、ニコファーレ、16時。
こちらでKWC~カラオケ世界大会の2016年度日本代表決定戦が開催されました。
KWC(KARAOKE WORLD CHAMPIONSHIPS)は、世界最高峰のカラオケ大会として知られ、
文字通り、カラオケ世界一を決定する大会となります。
日本では毎年第一興商さんによって、DAM★ともによる音源審査、地区予選会、決勝大会が開催され、
本年度は、決勝大会で選出された男女1名ずつが日本代表として、
アジア大会、世界大会に進出いたします。
この日は、地区予選会を勝ち抜いた男女10名ずつ、計20名が、
日本代表を目指すべく、ニコファーレに集いました。
こちらは開演前の会場の様子です。
ライブハウス感を意識してのことか、基本的に立ち見となっています。
開演時間は16時~19時の約3時間。
一般的なアーティストライブよりもやや長い程度かと思います。
大会では、20名が一曲をフルコーラス歌い、
その内容を基に、3名の審査員の先生方によって男女1名ずつが代表として選出されます。
ご出場者のステージの様子については、以下のKWCの公式サイトに
全員の写真が掲載されていますので、こちらをぜひご覧くださいませ。
http://kwcjp.com/gallery/
当日に20名が歌われた歌唱曲を紹介いたします。
No. | 楽曲名 | 歌手名 |
01 | あなたのキスを数えましょう~You were mine~ | 小柳ゆき |
02 | 花になれ | 指田郁也 |
03 | 側にいて | 阿部真央 |
04 | 化粧 | 清水翔太 |
05 | Go The Distance | Michael Bolton |
06 | Flying Without Wings | Westlife featuring BoA |
07 | 知床番屋 | 山口ひろみ |
08 | 365日 | Mr.Children |
09 | Isn’t She Lovely | Stevie Wonder |
10 | マイ・ウェイ | 布施明 |
11 | 366日 | 清水翔太feat.仲宗根泉(HY) |
12 | Precious | 伊藤由奈 |
13 | 愛し君へ | 森山直太朗 |
14 | If We Hold On Together | Diana Ross |
15 | Wherever You Are | ONE OK ROCK |
16 | At Last | Etta James |
17 | 木蓮の涙 | スターダスト・レビュー |
18 | GOODBYE DAY | JUJU |
19 | Saving All My Love For You | Whitney Houston |
20 | BELIEVE | Misia |
上記の中、見事日本代表に選出されたのは、
「366日」を歌われた海藏亮太さんと「知床番屋」を歌われた辻本希さんです。
http://www.dkkaraoke.co.jp/newsrelease/ajaxfiles/load2016.html?file=160827&name=報道資料
アジア大会、世界大会でも、日本大会同様のご活躍を期待しています。
さて、今回の日本代表候補者20名ですが、さすがに最高峰の予選会を勝ち上がってきた方々。
間違いなく、全ての方々が代表に選ばれてもおかしくないポテンシャルをお持ちだったかと思います。
ただ、以下はあくまでも唯野の一所感になりますが、
どうも多くの方々が、選曲の時点で「守り」に入られてしまったのではという感がいたしました。
たとえば、今回、20名の中で6名の方々が洋楽・英詞曲を選ばれています。
もちろん普段から洋楽をメインで歌われている方もいらっしゃったでしょうが、
中には逆に、「世界に合わせて」洋楽をセレクトされた方もいたのではないかと思っています。
また、洋楽以外でも、いわゆる「カラオケ大会定番曲」が多く見受けられた感がいたしました。
「おそらく普段はもっともっと「自分らしい」別のタイプの曲を歌われているのでは?」
と、感じてしまう方々も中にはいらっしゃいました。
その分のほんのわずかだけ、本来の実力を発揮しきれなかったのではという感がしています。
(個人的には「Wherever You Are」を歌われた方が唯一「攻めているな」と感じました)。
そんな中、「366日」の海藏さんと「知床番屋」の辻本さんは、
自分らしい自分の「色」の楽曲で真正面からステージに臨まれている感がいたしました。
このあたりが、普段通りの実力となって好結果に繋がったと言えるのかもしれません。
代表選出後のインタビューで辻本さんは「私は海外でも演歌を歌います」と仰っていました。
素晴らしいと思いました。
海外の基準に自分を合わせるのではなく、自分の持ち味で海外に挑戦する、
ぜひとも真正面から、日本の演歌の魅力を世界にアピールしていただきたいと思います。
<追伸1>
撮影ブースにて。
唯野プロデュースカラオケ大会の名アシスタント・斉藤愛ちゃんと今回の出場者・鈴木健次さん。
唯野はその昔、2007年開催の第一興商カラオケグランプリの関東地区予選に出場したのですが、
その時、歌唱順が唯野の次だったのが、こちらの鈴木さんだったのです。
以来約10年、様々なカラオケ大会を通じて長く仲良くさせていただいています。
<追伸2>
昨年度のKWC日本代表であり世界大会進出者の齊藤伶奈さんと寺中章人さん。
さいとうれなちゃんには東京カラオケグランプリ2016でゲストも務めていただきました。
ステージ上での迫力と普段の柔らかい見た目とのギャップもまた、れなちゃんの魅力です。
KWC終了後、寺中さんたちと朝の4時まで六本木でカラオケ談義を繰り広げました。
パワフルな寺中さんに負けじと熱く語り合っていたせいか、翌日は喉がガラガラに。。
関西方面を中心に今後も活躍される寺中さんを応援しています、