カラオケ評論家活動

カラオケチェーン店大手8社のアルバイト募集サイトを比較してみました。

投稿日:2015年5月21日 更新日:

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唯野は立場上、さまざまなカラオケ店の方々とお話をすることが多いのですが、
決まって言われるのは「人手が足りない…」という言葉。
アルバイトを募集しても、なかなか良い人材が集まってこないとか。。

カラオケ店のアルバイト、とても楽しいですけどね。

唯野はその昔(20年近く前…)に1年半ほどカラオケボックスで働いていたことがあります。
小店舗だったのでワンオペになることも多かったのですが、
大好きなカラオケに囲まれた仕事でとても楽しかったと記憶しています。

ちなみに、当時置いてあった機種は、X2000とU-Kara。
途中で入れ替えて、JOYSOUNDとBe-Maxになりました。
今となっては懐かしい機種も多いですね。
そういえばBe-Maxの選曲番号1番は「エロティカ・セブン」だった気がします。

さて、アルバイトの人材不足ということのようですので、
実際の各カラオケチェーン店がどのようにアルバイトを募集しているのか、
各店のアルバイト募集サイトを調査してみました。

カラオケチェーン店ランキング上位から、全国100店舗超えをしている8社を紹介いたします。

◎店舗数ランキング第1位:ビッグエコーさん
http://big-echo.jp/recruit/

アルバイトサイトに対する唯野ポイント:★★☆☆☆

最大手のビッグエコーさんらしく、極めてシンプルな募集サイトです。
フードメニューもそうですが、ビッグエコーさんはあまり奇をてらったことをせずに、
王道に沿ったサービスやアナウンスを是としているようです。
サイトについてですが、業務内容について、もう少し事例などを詳しく挙げていると、
申し込む側にもイメージがつきやすいかなとは思います。

◎店舗数ランキング第2位:まねきねこさん
http://www.baitoru.com/op/100394/

アルバイトサイトに対する唯野ポイント:★★★☆☆

アルバイト店員さんの事例が写真付きで紹介されていて良いですね。
欲を言えば、感想だけではなくアルバイト内容の紹介もあっても良いのかなと思います。
(コメントも仕事の内容に関するものがほとんどないですし…)。
また、登場されている方のお名前や店名もあるとなお良いですね。

◎店舗数ランキング第3位:カラオケBanBanさん
https://karaoke-shin-job.net/jobfind-pc/

アルバイトサイトに対する唯野ポイント:★★★★☆

3人のアルバイトさんに対するインタビュー形式で仕事を紹介しています。
写真と名前とアルバイトを始めてからの期間まで紹介しているので、
非常にリアリティのあるインタビュー記事と感じられます。
「この仕事の大変なことはなんですか?」という質問項目があるのも良いですね。
このあたり、申し込む側も気になるところですので。

◎店舗数ランキング第4位:シダックスさん
http://www.baitoru.com/op/20539/index.html

アルバイトサイトに対する唯野ポイント:★★☆☆☆

サイトの説明文からは、お店の理念は伝わってきますが、
実際に働く側が一番知りたい、「どういった仕事があるのか」
といった部分の説明がやや足りないかなという感がします。
カラオケ店の接客の仕事の流れについて、もう少し具体的な明記があるほうが、
アルバイトを検討される方々にとってもイメージが湧きやすいかなと思います。

◎店舗数ランキング第5位:コート・ダジュールさん
https://cotedazur-job.net/jobfind-pc/

アルバイトサイトに対する唯野ポイント:★★☆☆☆

インタビュー記事が2名分ありますが、名前がイニシャルという点と、
質問項目が3項目のみというところが少し淋しいかなと。
インタビューコメントの内容も、まねきねこさんと同様で、
あまりカラオケ店舗業務の具体的なことではなく、単なる感想になっているので、
やはり、求職者にとっては仕事のイメージが湧きにくいかなと思います。

◎店舗数ランキング第6位:ジャンボカラオケ広場さん
http://www.jankara-baito.com/index.html

アルバイトサイトに対する唯野ポイント:★★★★★

複数ページにわたった求人サイトになっており、かなり気合が入っています。
仕事内容自体の説明文はさほど多くありませんが、
とにかく写真がいっぱいなので、イメージはつきやすいかと思います。
また、「チーフコース」や「ジャンカラコンテスト」など、
アルバイトのキャリアルートを明記している点も素晴らしいです。
アルバイトとはいえ、働きながらステップアップしていけるプランを提示しているので、
働くことへの「夢」や「わくわく」感を湧き立てるサイトになっています。

◎店舗数ランキング第7位:カラオケ館さん
http://hitomgr.jp/z9pq/recruit/

アルバイトサイトに対する唯野ポイント:★★☆☆☆

アルバイトインタビューは一人のみですが、実名でコメントの量も多いのは評価できます。
ただ、他店の例と同じく、あまり業務そのもののお話がないのが残念。
「カラオケ店の仕事はこういう仕事なんだ!」というイメージの伝わるコメントであれば、
求職者にも仕事の魅力がもっと伝わるかと思います。
余談ですが、
「看板娘募集中」という、通常アルバイトとはまた別の募集があるのも気になります…。

◎店舗数ランキング第8位:JOYSOUND直営店さん
http://www.baitoru.com/op/49462/index.html

アルバイトサイトに対する唯野ポイント:★★☆☆☆

シダックスさんと同様で、理念は伝わってくるのですが、
仕事のイメージが今ひとつ伝わってこないところが残念です。
また、JOYSOUND直営店だからこそ、
カラオケ機種としてのJOYSOUNDの魅力をサイト上で熱く語っても良かったのでは。
ただ、個人的にはJOYSOUND直営店のアルバイトスタッフの質は業界トップクラスと思っています。

 

・・・といったところです。

多くのカラオケ店の募集サイトで、
「未経験者でも安心・歓迎!」
「困ったら先輩スタッフが助けてくれます」
的な説明文を見かけましたが、
こうした表現に、募集側の期待する効果はさほどないと思います。

募集側は「難しい仕事ではないよ」というアピールで募集を増やしたいのでしょうが、
求職者が知りたいのは、具体的な仕事の中身です。

カラオケ店の仕事はどういう仕事があるのか。
カラオケ店のアルバイトの一日はどういったものなのか。

それを具体的にイメージすることではじめて、
「この仕事は未経験の自分でも務まりそうだな」
といったことがわかるわけです。

ただそうした、具体的な仕事内容を明記している求人サイトは
思いのほか少なかったように思えました。

カラオケ店のアルバイト。
たとえばフロント業務であれば、
お客様の受付であったり退室精算であったり注文の受付であったり。
週末夜の繁忙時間帯になれば、予約を受けたり満室時に待機してもらったり。
逆に、閑散時間帯を利用してどういった別業務を行っているか。

など、紹介する内容がいっぱいあるはずです。

厨房業務も清掃業務も、そして店頭での集客業務も、
具体的に説明できる仕事内容がいっぱいあるはずです。

にもかかわらず、こうした具体的な業務説明よりも
「楽しい職場ですよ!」といった、ふんわりしたイメージのみの紹介に終わっているサイトが
かなり見受けられたのは、唯野的には改善の余地があると感じました。

そして何より、カラオケ店で働く「誇り」を喚起する求人サイトであるのが理想。
そういう意味では、ステップアップ制度の説明などを明記しているジャンカラさんは
求職者の夢とやる気を喚起するという意味で、本当に素晴らしいと思いました。

冒頭に「カラオケ店は人手不足…」というお話をしましたが、
求職者が「ここで働きたい!」と思える職場であることをいかにして伝えるか
そのあたりを求職者の気持ちになって考えてみると、
より効果的な求人広告になるかと思います。

<余談>
カラオケボックスのアルバイトは「カラオケ好き」を必須条件にすべきかと思います。
また、カラオケユーザー志向に精通していることも重要です。

そこで、「DAM★とも・うたスキのいずれかのアカウントを保持していること」
を必須の求人条件に掲げてみてはいかがでしょうか?

その分、アルバイト特典として、非番時は無料で歌えるようにしてもよいかと。
社割制はよく聞きますが、太っ腹に「無料!」とまで言えれば、
カラオケ好きな方にとって非常に魅力的な職場に映るはずです。

その結果、カラオケ好きでカラオケユーザー志向に精通した
質の高いアルバイトスタッフが集まることが期待できます。

「アルバイトはカラオケ無料!」、試しに実践してみてはいかがでしょう?

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