唯野はカラオケ好きが高じてカラオケ評論家として活動をするに至っていますが、
自分自身では、ごく自然のなりゆきで気がついたらこうなったという感覚を持っています。
とは言え、そんな唯野の生き方が、聞く人によってはけっこう珍しいようで、
最近は、「起業家」としてインタビューを受ける機会が増えてきました。
「起業」、を意識したことはほとんどなかったので、
起業家なんて呼ばれると少し照れくさいですが。。
この度、個人起業家にスポットを当てて紹介するアントレケースラボというサイトで、
カラオケ評論家・唯野をインタビュー紹介していただきました。
左:カラオケ評論家・唯野
中:インタビュアー石川明子さん
右:プロデューサー:木下和紀さん
カラオケ評論家を名乗るきっかけであったり、カラオケ評論家としての今後の目標など、
思いつくままにお話しさせていただきました。
唯野のインタビュー動画は、以下にアップされています。
20分強のインタビューになりましたので、以下に要約を書いてみました。
動画をご覧いただきながら、参考にしていただければと思います。
①
唯野の夢は「一億二千万総カラオケユーザー化計画」。
日本中の人々がカラオケを日常生活で欠かせないものとして楽しみ、
毎日を楽しく歌って暮らせる世の中になれば、幸せな日本を作れると思っています。②
歌うことは本来楽しいことのはず。小さい子供は無邪気に自然に歌を口ずさむものですが、
大人になるにつれて「恥ずかしい」「下手だと思われたくない」といって、
だんだん歌わなくなる人が増えていっている。でもそれはすごくもったいないことです。③
唯野自身、子供の頃は歌がとても下手で「ジャイアン」と呼ばれていました。
ただ、どれだけ下手と言われても、とにかく歌うことは好きでした。
とは言え、音程・リズム・声量、すべてに問題があったわけですし、なおかつ
こうした自分の下手さに自分自身で全く気づいていない所が、まさにジャイアンだったなと思います。④
自分の歌をICレコーダーに録音して電車の中などで聞き直すなどして、
ようやく自分の歌のひどさを自覚し、 一人カラオケで練習を重ねることで徐々に改善していきました。⑤
市販のボイトレ本は、プロのボイストレーナーなど最初から歌の上手い人が書いたものがほとんど。
なので、唯野のような「音痴」が引っかかるレベルでは書かれていません。
ボイトレ本の先生が「読めば誰でもできる」と思って書いている内容が、
唯野のような音痴には全く理解ができなかったのです。⑥
その点、唯野は元々が音痴出身。それを独自の練習で徐々に克服していきましたので、
歌が苦手な人はどういうところで躓くのか、身をもって理解しています。
当時、「音痴」の視点からのカラオケ上達法・克服法を公表している人はいませんでした。
そこで、ネット上で「音痴のためのカラオケ上達法」を配信してみようと思ったのです。⑦
2005年に「誰でもできるカラオケ上達プチテク」という無料メールマガジンを発刊したところ、
2007年の時点で登録読者数が10000人を突破しました。
ただの素人のカラオケ好きの書くメールマガジンでもこれだけの需要があるのかと、
そこで初めて、ネット上で情報配信するということの大いなる「可能性」を感じました。
「素人でもプロに勝てる時代!」⑧
メールマガジンを書き続けているうちに記事を書籍化したいという夢ができました。
そこで、ホームページ上で「カラオケ上達本を執筆します!」と告知をかけてみました。
その際に、何かしら肩書を付けたほうが出版社からのオファーが来やすいかと思い、
いろいろ考えた結果、なんとなく「カラオケ評論家」を名乗ってみました。
これが、カラオケ評論家・唯野のルーツです。⑨
名乗ったことで、カラオケについて何でも知らなければならないという自覚ができました。
単に歌うことだけではなく、カラオケチェーンの特性であったりメニューであったり、
カラオケの文化や歴史など、カラオケに関わることは何でも知ろうとするようになりました。
名乗ることで自分を追い込み、必死にカラオケの知識を習得しようと勉強していったわけです。⑩
ただの「マニア」であれば、自分の好きなことをただ好きに追求していれば良いもの。
しかし「評論家」の場合は、自分の知識を他人や社会に還元して役立ててもらうのが職責です。
だからこそ、カラオケについて問われれば何を聞かれても答えれるようにならなければ、
という、ある種の自覚が生まれました。⑪
唯野の直近の目標は、「全日本カラオケ甲子園」の開催。
カラオケを通して日本中を挙げた「お祭り」を作りたい。
各都道府県で予選会を開催して、決勝のカラオケ大会を甲子園で開催するのです。
「甲子園」と言っても対象は高校生だけではなく、老若男女年齢を問わず出場を募ります。
カラオケ大会を励みに歌を練習するご年配の方々などが年々増えてくるようになれば
地域ももっともっと明るくなっていくかと思います。⑫
起業を志している方には、唯野著の「スキマ評論家入門」をお勧めします。
ただの一カラオケファンだった唯野が、今ではカラオケ業界から多くの仕事を受注しています。
個人が「好きなこと」を基にマネタイズしていくためのプロセスとノウハウを、
唯野の実体験に沿って解説している本です。
今は、たとえ個人であっても企業と対等に仕事ができる時代なのです。⑬
自分の「好き」な知識は、実は自分で思っている以上に価値があります。
世の中には、あなたの持つマニアックな知識をお金を出してでも欲しいという人がたくさんいるのです。
あなたの知見を周知するためにも、情報発信・アウトプットすることが大事なのです。⑭
好きなことで情報発信をして、多くの人に役立ててもらう、この意識が大事です。
「評論家」を名乗り、自分は日本で一番その分野で知識のある人間という自覚を持ち、
そこからは、ひたすら勉強し、ひたすら情報発信をしていくということです。⑮
「好き」でなければ、決して長続きしません。
「好き」しか仕事にはならないのです。
ぜひとも、「好き」をテーマに評論家を名乗り、とことん突き詰めていってください。
きっとあなたも、「好き」で起業ができるはずです。
詳細は動画のほうでぜひぜひご覧くださいませ。
動画内容に興味を持たれた方は、唯野著の「スキマ評論家入門」をお読みいただければ幸いです。
「副業革命!スキマ評論家入門」(リットーミュージック)
https://enjoysing.com/sukima.html