どこよりも早いJOYSOUND MAX体験記(分析採点マスター編)

ようやくそのベールを脱いだ、JOYSOUND MAX(ジョイサウンド マックス)。
リリース発表時のキャッチコピー「頂点は誰にも超えられない。」にあった、
「頂点」が「MAX」だったようです。

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(画像:JOYSOUND MAX 公式サイトより)
https://max.joysound.com/

さて、ここからは展示コーナーのレポートです。
まずは何と言っても、多くのカラオケユーザーが知りたいのはカラオケ採点機能でしょう。
JOYSOUNDでは、ランキング形式の「全国採点ONLINE」と、
詳細な採点機能に基づく「分析採点」シリーズの二種類の採点機能が主としてありました。

今回、JOYSOUND MAXにおける分析採点シリーズの最新版を体感してきました。
新しい分析採点シリーズは、「分析採点マスター」と言います。

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歌唱中の画面はこんな感じです。
左上に「音程」に関する正答率が折れ線グラフで表示され、
右上に、こぶしの回数、しゃくりの回数、ビブラートの秒数の3要素が表示されます。

今回の分析採点マスターですが、採点のアルゴリズムを大幅に刷新したとのこと。
採点機能開発の監修は、「Choo Choo Train」の作曲などでお馴染みの歌手・中西圭三さん。

アーティスト中西圭三氏の監修のもと、3,000人を超える歌唱サンプルを分析し、
人間の感覚により近い新採点アルゴリズムを開発。すべての採点コンテンツに採用しました。
(エクシングさんプレスリリースページより)
http://www.xing.co.jp/news/archives/5831

人が聴いて上手いと思う歌唱を高評価したいという狙い、
3ヶ月前にも他社の展示会で聞いたことがあるような気がします。
(はっきり言えば、LIVE DAM STADIUMの精密採点DX-Gですが)。

もっとも、精密採点DX-Gが、基本としてこれまでの精密採点DXを踏襲しているのに対し、
分析採点マスターのほうは、これまでの分析採点Ⅲからアルゴリズムを刷新したとのこと。
つまり、これまでの分析採点Ⅲとは全く違った採点機能になっていると言えそうです。
これはなかなか、期待大です。

展示会の会場で、唯野も実際に歌ってみました。
唯野の最近の練習曲、布施明さんの「シクラメンのかほり」。
この曲は、DAMの精密採点DX-Gでは96点程度の点数であることが多いです。

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では、歌ってみた結果をどうぞ。

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77.764点。。

…いちおう言い訳をしておきますと、
会場中に設置してある複数のJOYSOUND MAXからカラオケ伴奏が流れていたため、
歌い出しから前半部にわたって伴奏がほとんど聴こえず、
そのせいか、ものすごく歌い遅れていたことが原因です(きっと)。。
(後半は伴奏音量をかなり上げて歌ったので、それなりに歌えました)

画面下部に「音程」という折れ線グラフが表示されていますが、
これが各フレーズごとの音程の正答率を示しています。
正答率100%だと黄色星表示となり、
正答率85%以上で黄色丸表示となり、それ以下ですと赤丸表示になります。
…前半の音程がほとんど赤丸表示になっている理由は、前述のとおりです(きっと)。

さて、この分析採点マスター。
得点の計算方法が明確化されています。

左上部をご覧ください。
上から、音程、安定感、抑揚、ロングトーン、テクニックの五項目について
それぞれ点数が表示されているのがわかります。
これらの点数の合計が、そのまま総合得点となります。

また五項目の得点もそれぞれ傾斜があります。
音程:40点満点
安定感:30点満点
抑揚:15点満点
ロングトーン:10点満点
テクニック:5点満点
となっています。

このあたり、透明感があってなかなかわかりやすいと思います。
自分の採点結果を見ながら、どの項目の得点が不足しているのか、一目瞭然ですね。

また、結果画面ですが全部で3ページあります。
上に掲示したものとは別に、

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音域確認ページ。

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テクニック詳細表示ページ。

また、画面中央部に歌唱に関する「寸評」が記載されています。
この「寸評」ですが、これまた著名な音楽プロデューサー、酒井政利さん監修とのこと。
寸評も果たして何種類くらいあるのか。
これから多くのカラオケファンがさまざまな寸評を経験することでしょう。
(100点の寸評が見てみたいですね)。

その他に、分析採点マスターには、カラオケ練習機能としても使える
「音程強化モード」という機能もあります。

これは、フレーズの間で85%以上の音程成功率を出さなければ
強制的に歌う箇所を巻き戻されてしまう機能。
つまり、音程が合わなければ、何度も何度もその箇所を繰り返し歌うことになります。
そして、音程正答率85%を超えないかぎり、先には進めません。

ある意味、画期的な機能とも言えます。
覚えたての曲など、正しい音程を叩き込む練習に使えるかと思います。

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JOYSOUND MAXの分析採点マスター。
これまでの分析採点シリーズと大きく変わっていることが
今回ちょっと歌ってみただけでも十分に予想ができました。

もっとも、展示会会場で歌うのとカラオケボックスで歌うのとでは全然環境が違います。
今日ざっと歌って感じた唯野体感では、やや難易度は上がったかなという感を持っていますが、
これはやはり、発売後にもう一度じっくり体感してみるより他ありません。

JOYSOUND MAXの発売は、7月上旬とのこと。
(正式な発売日は決まり次第、アナウンスされるそうです)。
それまで楽しみに待ちたいと思います。

分析採点マスター以外の、JOYSOUND MAXの目玉機能については
次の記事で詳しく紹介したいと思います。

(つづく)

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