どこよりも早いJOYSOUND MAXユーザー向け発表会観覧記(第ニ部)

JOYSOUND MAX(ジョイサウンドマックス)のユーザー向け発表会、
6月7日にニコファーレで盛大に行われました。
6月1日に開催されたカラオケ業界向けの発表会とはぐっと趣を変えて、
まるでカラオケユーザーを交えた「お祭り」のように、
満員の会場は大変な熱気に包まれていました。

発表会は二部構成。
一部はエクシングさんの開発ご担当者様によるJOYSOUND MAXのプレゼン。
そして二部は、事前に選考されたうたスキユーザーならびに
ニコニコ動画などで活躍する歌い手さんたちによる、
JOYSOUND MAXを使ったカラオケ大会となりました。

ここでは、第二部の様子をレポートいたします。
第一部のレポートをまだご覧になっていない方はこちらをどうぞ。
https://enjoysing.com/2015_06_08_02_25_53

もっとも、第二部については説明は不要でしょう。
登場された全19組、ものすごく素晴らしい歌唱を披露されました。

ニコファーレのステージで、100人以上の観衆を前にフルコーラス歌う。
しかも、音源は、音質に絶対的自信を持つJOYSOUND MAX。
そして、全員が全員、大変に素晴らしい歌唱。

全員分、写真を一枚ずつ掲載していますので、以下をどうぞ(出場順)。

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…これはもはや「ライブ」です。

もちろん、ニコファーレという、音響も照明も抜群でそのうえスモークも用意してあるなど、
ライブ環境としては抜群のステージであるという理由もそのひとつでしょう。
しかしながら、それを差し引いても、JOYSOUND MAXの音源・音質の臨場感、
これがまさにライブ並みの迫力音源だったのです。

新機種発表会で、このようなライブ形式でデモンストレーションを行う。
カラオケ評論家的には、これは他社機種のことをかなり意識した演出に思えてなりません。
すなわち、「LIVE DAM STADIUMよりもJOYSOUND MAXのほうがライブだぞ」と。

業者向け発表会のシークレットゲストは、予想に反してベテラン演歌歌手の川中美幸さんでした。
これも、「演歌・歌謡曲層のカラオケユーザーのシェアを奪ってやるぞ」という
第一興商さんへの牽制のようにも、カラオケ評論家的には見て取れました。

これはあくまで唯野の印象ですが、
第一興商さんは肉食系、エクシングさんは草食系というイメージがありました。
(実際、エクシングさんの社員さんは穏やかな方が多いです)。

そのエクシングさんがこれだけ強く出てくることこそが、
JOYSOUND MAXに対する相当な自信なのだろうなと感じ取れます。

はたしてこのライブ感、ニコファーレでなくても、
一般のカラオケボックスでも再現できるものなのか、
JOYSOUND MAXのリリースが待ち遠しいところです。

とは言え、「惜しい」場面もひとつありました。
それはこの機能。

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オートボーカルエフェクト機能。
これは、Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅさんの曲のように、
ボーカルにエフェクトがかかっている部分を歌う時に、
自動的に、たとえばテクノポップっぽい声質に変化するといった
JOYSOUND MAXの新しい機能です。

この機能を使って、SEKAI NO OWARIの曲を歌われていた方がいたのですが、
正直、エフェクト後の音質が歪んでしまっていて、歌が完全に崩れてしまっていました。。

そして、そこはニコファーレ。
ニコ生視聴者からの容赦無いコメントが背景にいっぱい流れてきました。

ただ、素晴らしかったのはその後の対応。
通常、こうしたある種の放送事故(?)にはメーカーとして触れたくないものですが、
本イベントのコーディーネーター役、エクシングさんの清水部長がすかさず取り上げて
「7月までに調整します」と明言されていました。
リリース日には必ずや、完璧なオートボーカルエフェクトを楽しむことができるはずです。

発表会のラストはこのように、ステージ歌唱者全員と会場との合唱で締めくくりました。

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まさにライブのフィナーレさながらに、会場がひとつになった瞬間です。

ところで、リアルにこの会場でイベントに参加していた立場から一言。
ニコ生視聴者のコメントの中に「会場のノリが悪い…」的な書き込みが多少ありました。

ただ、わかってください。
会場にいるみなさまは、すでに4時間近くも立ちっぱなしだったのです。。
事実、唯野も寄る年波のせいか、ラスト1時間は足が曲がらなくなってしまっていました。。

なにせ、予定開演時間は18:00~20:30のはずでしたが、
実際の終わりは22時近くになっていましたもので。。

なので、ラストの方は確かに動きは良くなかったでしょうが、
決してノリが悪かったわけではないと思います。
体は動かなくても、間違いなく眼と心は、みなさんステージに釘付けでした。

そして最後。

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…ここでは、JOYSOUND MAXの発売日の発表を期待していたのですが。。

まあ、そこはもう少し待つことといたしましょう。
JOYSOUND.comを日々チェックしていると、じきに発表されるかと思います。

といった、JOYSOUND MAXのユーザー向け発表会。
非常に密度の濃い4時間でした。
JOYSOUND MAXの凄さもそうですが、ステージ出場者の歌唱にも魅了されました。
カラオケの可能性がますます広がったような、そんな素晴らしい一日でした。

<おまけ>
ステージ出場者の19名の方々のどなたか、東京カラオケグランプリにも出てくれると嬉しいです。
優勝候補がずらり、という感じでしたので。
http://karaokeboxaward.com/

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