東京ドームの街、水道橋には当然のように居酒屋さんやカラオケボックスがいっぱい。
今回はその中から、カラオケ歌うんだ村さんに行ってきました。
歌うんだ村さんは、居酒屋業界の最大手、大庄さんの運営するカラオケ店。
よく見ると、上の写真にも「庄や」さんの看板が映っていますね。
歌うんだ村さんは全国のカラオケボックス店舗数ランキング第10位に入る大手カラオケ店。
2014年9月現在で77店舗を全国展開しています。
また、大庄さんグループのカラオケ店ということもあって、
「庄や」さんや「やる気茶屋」さんの近くにあることが多いです。
さて、こちらの水道橋店では、一風変わったフロアがあります。
プレミアムヴィレッジフロア。
3階にある10部屋に、特別なコンセプトで用意したカラオケルームがあるとのこと。
今回、唯野はその中からこちらの・・・。
ダンスルームで歌わせていただきました。
さて、ダンスルームとはいったい…?
写真でお分かりいただけますでしょうか?
このように、壁が大型の鏡張りとなっています。
カーテンを開いて端でくくりつければ、
歌いながらその場で、自分自身の歌っている全身姿を確認することができます。
その昔、唯野も歌唱ダンススタジオに通っていたことがありますが、
そこでも鏡張りの壁の前で歌いながら踊る練習をしていました。
つまりこちらのダンスルームは、ダンススタジオと同様、
ダンス歌唱の練習ができるカラオケルームというわけなのです。
椅子も移動式の腰掛けタイプですので、端に移動させれば思う存分ダンス歌唱ができます。
ちなみにこちらのダンスルーム、カーテンで仕切られた着替えスペースも存在します。
なので、カーテン内で動きやすい格好に着替えてから歌うこともできます。
そういう意味では、衣装を持参して歌いに行きたいカラオケルームと言えますね。
さて、体を使って歌ったあとはお腹が空くものです。 そこでオススメしたいのがこちら。
左:本格醤油ラーメン炎(580円)
右:梅おにぎり(300円)
特に左の「本格醤油ラーメン炎」はものすごくオススメです。
カラオケ評論家・唯野から見ても、
今ある全てのカラオケチェーン店の中で一番おいしいラーメンと断言できます。
味付けはやや濃い目の醤油味。
それに背脂のたっぷり載ったスープが非常に良いコクを出しています。
背脂と聞くと、こってり系のラーメンが苦手な方は遠慮してしまいそうですが、
こちらのラーメンは決して油っぽくはなく、むしろさっぱりと食べられます。
この「本格醤油ラーメン炎」は、全国の歌うんだ村さんで提供していますので、
歌うんだ村さんに行った際にはぜひとも一度注文してみることをお勧めします。
もしも「本格醤油ラーメン炎」に負けないくらいおいしいラーメンを出すカラオケ店がありましたら
どうぞ唯野までお知らせください。食べに伺います。
info@enjoysing.com
さて、ここからは、歌うんだ村さん全体についてのお話。
唯野から見て残念なのは、
歌うんだ村さんはカラオケ店としての宣伝力が今ひとつ弱いなと感じるところです。
たとえば、今回紹介した水道橋店の「プレミアムヴィレッジフロア」。
改装したのが昨年、2014年の12月とのこと。
これだけ素晴らしいカラオケルームが完成したにもかかわらず、
多くのカラオケユーザーに対して、それがわかるような告知がなされていないのです。
歌うんだ村さんの水道橋店のお店紹介ページにアクセスして、
下の方にぼそっと「12月16日より三階がリニューアルオープン!」と書いてあるのを見て、
それでやっと知ることができるのが現状です。
http://search.daisyo.co.jp/shop.php?shop_cd=1564
そういう意味でも、他の大手カラオケチェーン店と比べてWeb戦略が弱いのかなと思っています。
ホームページも存在するにはしますが、あくまで大庄グループの一ブランドという位置づけのサイト。
http://www.daisyo.co.jp/brand/uta/index.html
上記ページにある「お知らせ」も、大庄さんグループ全体のお知らせであって、
歌うんだ村さんに特化したお知らせというわけではありません。
また、「お知らせ」自体も歌うんだ村さんに関するものが少ないのも気になります。
それだと、「歌うんだ村さんにはニュースが特段ない」と明言しているようにも映ります。。
ニュースがなければ、作れば良いのです。
たとえば、全国の歌うんだ村さんの「ちょっとしたいい話」をニュースとして、
日々この「お知らせ」コーナーに掲示するだけでも、
カラオケチェーン店としての活気もぐっと伝わってくるかと思います。
さらに言えば、上記サイトで 「歌うんだ村はこういう特徴のカラオケボックスです!」 といった、
カラオケチェーン店としての他チェーン店と比べたうえでの個性や位置づけを
はっきり明言するような「売り文句」があると良いですね。
たしかにサイト内には「料理が自慢」「リーズナブル」という記載はありますが、
そこをもう一歩踏み込んで説明して欲しいところです。
たとえば、今回唯野が紹介した「本格醤油ラーメン炎」であれば、
「看板ラーメンのおいしさの秘密に迫る」みたいな、開発秘話的なコラムサイトがあっても良いでしょう。
そうすることで、「料理が自慢」というキャッチフレーズにより説得力が出てきます。
あと、料理やリーズナブルも良いですが、肝心の「カラオケ店」としての施設の魅力も伝えたいところ。
そういう意味では、今回リニューアルしたこの水道橋店の新ルームは大変素晴らしいので、
これをWeb上で大々的にアピールすれば、 歌うんだ村さんのブランド力も益々高まると思います。
さて、歌うんだ村さんのマスコットと言っておなじみなのはこちら。
リスのキャラクター。
しかし残念ながら、このリスくんにも名前がありません。
(以前、本社のご担当者様にお話を伺った時に、そのようにおっしゃっていました)。
こうしたキャラクターに名前をつけること、愛称で親しまれること、
これもまた、歌うんだ村さんのブランディングに繋がるものです。
ぜひここは、素敵なお名前を考えていただいて、
このリスくんに宣伝部長として全面的に活躍してもらってはいかがでしょうか?
・・・何でしたら、唯野が考えてみましょうか、ね。