新年明けましておめでとうございます。
2015年もカラオケ評論家・唯野奈津実は、
益々カラオケユーザーに喜んでもらえる企画を提案し、
カラオケ人口の裾野をより広げるための施策を実現してまいります。
さて、新年とは言えカラオケボックスは年中無休のお店が多いです。
新年行事をやりつくしたらカラオケにでも、という方も多いのでは?
そこで、新年に読んでおくと差がつく、オススメのボイトレ本を紹介します。
「もう一曲聴きたい! と言わせるヴォーカルテクニック」鈴木康志著
著者の鈴木康志先生は、2014年に唯野がプロデュースしたカラオケ大会
「東京カラオケグランプリ」や「わくわくカラオケグランプリ」の審査委員長。
他にも第一興商さん主催の「KWC~カラオケ世界大会」の
日本代表決定戦の審査員も務めるなど、カラオケ大会の世界のカリスマ審査員。
過去には、第一興商さんの歌唱検定の審査も担当していました。
鈴木先生のボイトレ本によると、歌の基礎は「音程」「リズム」「感情」。
このこと自体は、多くのカラオケファンも十分承知していると思います。
しかしながら、鈴木先生による「感情表現論」は、かなりユニークです。
おそらく、この本を読んだほとんどの方がびっくりされることと思います。
少しだけヒントを出すと、
唯野も自著「カラオケ上達100の裏ワザ」でも同じようなことを書きましたが、
「感情表現とは心を込めて一生懸命歌うことではない」ということ。
自分が心を込めて歌うことと、聴き手に歌の心が伝わることとは、別物なのです。
では、どうすれば、聴き手に歌の心が伝わるのか?
その方法を非常にユニークな視点で説明しているのがこの本です。
目次のタイトルにもあるので、種明かしを少しだけしますと、
「歌の表現力・説得力は、吐く息で決まる」ということ。
「吐く息」で感情表現をコントロールする方法とは?
鈴木先生のボイトレ本に、その答えが書いてあります。
この方法さえ身につけば、あなたの歌は飛躍的に情感たっぷりになるはずです。
年始にカラオケ仲間に差をつけたいあなた、
鈴木康志先生の感情表現論を身につけてみてはいかがでしょう?
「もう一曲聴きたい! と言わせるヴォーカルテクニック」鈴木康志著
<余談>
鈴木康志先生は全国規模のカラオケ大会の審査員を多く務めています。
なので、この本を読めば、鈴木先生の審査のツボを知ることができるかも?