2014年度最終号の東京ウォーカーさんの特集
「年末年始の東京でやりたい108のこと」に、唯野監修記事が掲載されました。
「音痴でも『Let It Go』のカラオケで90点出す」というタイトルの記事ですが、
特に採点に関わらず、より上手く歌うためのコツを3つほど紹介しています。
ぜひともご購入のうえ、お読みいただければ幸いです。
誌面では字数の都合上、簡潔な説明になっていますが、
原案の時点ではもう少し肉付けをした解説をしていました。
そこで、ここでは唯野が執筆した原文を紹介いたします。
「Let It Go~ありのままで~」を歌ううえでの3つのポイント
◎「マイクの位置を調整して音量のバランスを取ろう」
音域が広いので、歌い出しの低音部やサビの高音部が歌いづらいという人も多く、
フルで歌ってみると案外難しい曲。声の出しにくい低音部は、マイクを口に近づけて歌うのがコツ。
その分、スピーカーからの歌声は大きくなるのでバランスは取れる。
逆に高音部は、ややマイクを口から遠ざけつつ、声の限りに思い切り張って歌おう。
◎「ブレス直後の一音目をはっきりと歌おう」
発音が曖昧だとどうしても「締まらない」歌になってしまう。
特にブレス直後の第一音ははっきりと歌いたい。
中でも、「風」「このまま」「とまどい」「高く」など、「か」行や「た」行の言葉で始まる場合、
頭に小さい「っ」を入れて歌うと歌声の輪郭がはっきりしてくる。
♪「っかぜが~」「っとまどい~」というイメージで歌ってみよう。
◎「サビの高音部はエルサの表情がヒント、明るい笑顔で歌おう」
がんばって高音を出そうとして、つい顔をしかめて歌う方も多いが、実はそれは逆効果。
喉を締めてしまい、余計に高音が出にくくなる。
むしろ、映画の中のエルサのように、サビを明るい笑顔で歌うほうが高音は出しやすい。
また、口角も上がることで歌声の響きも良くなる。前向きな歌詞どおりに、明るい表情で歌おう。
他、歌が苦手な方にオススメしたい曲についても、男女一曲ずつ解説。
◎「桜坂」福山雅治
音域もさほど広くなくメロディラインも難しくないため、
あまりカラオケ慣れしていない男性でも歌いやすいはず。
訥々としたバラードなので、気負わずに落ち着いて歌詞を丁寧に歌うことを心がけよう。
◎「恋するフォーチュンクッキー」AKB48
親しみやすい曲調で覚えやすく、友達同士で歌うのもお勧めの一曲。
決して「歌い上げる」曲ではないので、声を張り過ぎると伴奏とのバランスが崩れるので注意。
淡々ながらも楽しく歌えば、自然と場も盛り上がるはず。
誌面と合わせてお読みいただければ幸いです。