落ち着いた雰囲気の街、大岡山のカラオケ漫遊来さんにお邪魔しました。
「まんゆうき」と読みます。
東急大岡山駅を降りてすぐの飲食施設の2階と、駅近なので足を運びやすいです。
この区画は飲食街になっているので、
食事後やお酒の会の後のカラオケとしても重宝されているかと思います。
入口にはこのように「東工大歓迎」の文字が。
こちら大岡山は東工大のお膝元。
大岡山近辺は大手カラオケチェーンが存在しないということもあって、
こちらの漫遊来さんも、東工大生の御用達カラオケ店となっていることかと思います。
ルーム内はこのような落ち着いた内装。
広さもそこそこありますので、ゆっくりくつろいで歌うことができます。
特筆すべきはこちら。
ルーム内に時計が置いてあります。
カラオケ店で、このように時計を置いてあるお店はかなり珍しいです。
時間制でお客さんを入れていくという営業形態の性質上、
時間を気にしてもらわないほうが延長を見込めるというのが一般的な考えですが、
そこをあえて時計を設置しているのは、利用者視点に立った好サービスかと思います。
以前紹介した戸越公園の「ドルフィン」さんも同じように時計を置いていましたが、
そのドルフィンさんとこちらの漫遊来さんは同系列のカラオケ店。
ですので、時計設置は運営元のサービスポリシーなのでしょうね。
こちらのカツカレーをいただいてきました。
ルーはややとろみ系。
唯野はスープ系のさらさらルーよりもどろっとしたとろみルーのほうが好みなので、
濃厚感あるルーで美味しくいただけました。
カツも食べ応えがあって良かったですが、
ご飯はもう少しほぐしたほうが良かったかなと思います。
あと、面白いコミュニケーションツールがこちら。
入室時にこういった店長さんへのメッセージ帳を手渡されます。
こういう人肌を感じるサービスは素晴らしいと思います。
実際、中を見てもさまざまなお客さんがメッセージを書いていて、
それを店長さんがひとつひとつ手書きで返信を返していました。
このあたりは大手カラオケチェーン店ではマネのできない、
地域密着型のカラオケ店らしい取り組みかと思います。
昨今、大手カラオケチェーン店は軒並み店舗数を増やしていっている反面、
地域の個人ベースのカラオケ店は縮小・閉店していく傾向にあります。
閉店した店舗は即座に、大手に「居抜き」で買い取られるわけですが。。
そんな中、地域密着型のカラオケ店が地元に愛されて生き残っていくうえでのスタイルを、
こちらの漫遊来さんから学ぶことができると思います。
今後も益々、大岡山の方々に愛されるお店として発展していくことを期待しています。