どこよりも早いKWC(カラオケ世界大会)中国・四国予選の潜入取材記(その3)

本記事は3部作です。
過去記事も合わせて読んでいただけると3倍楽しめると思います。

「どこよりも早いKWC(カラオケ世界大会)中国・四国予選の潜入取材記(その1)」
https://enjoysing.com/2015_07_19_23_32_58

「どこよりも早いKWC(カラオケ世界大会)中国・四国予選の潜入取材記(その2)」
https://enjoysing.com/2015_07_20_02_42_05

さて。
唯野は大会前日の深夜に、岡山駅前のホテルにチェックインしました。

大会当日は、唯野は大会を「取材」するため、
声出しなどの発声練習を満足にしている時間が取れそうにありません。。

なので、前日深夜に最終的な練習をこなしてきました。

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駅前のジャンカラ(ジャンボカラオケ広場)さん。駅前一等地です。
間違いなく、岡山駅前で最も目立つカラオケ店です。
ジャンカラさんは近くにもう一軒ありますね。
あと、少し歩くとビッグエコーさんが三軒ほどあります。

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DAM★とも録音を使った反復練習で、自分の「アラ」を微修正します。
1時間半ほど、しっかりと歌ってきました。

では、大会当日のお話に戻しましょう。

一次審査の歌唱の終了後、
LIVE DAM STADIUMのコンテンツ紹介(ONE PIECE採点)やお昼休憩や
やなわらばーさんの精密採点DX-G、精密採点デュエット、ライブなどがあって、
いよいよ、二次審査に進出できる男女4名ずつの発表です。

審査発表前に、出場者26名は審査員席横に集合することになっています。

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それがこの列。
ただ、この時点で、やなわらばーさんのゲストライブが進行していまして、
この状態で立ったまま、20分ほど待ち続けることとなりました。。

普通に、ゲストライブ終了後に呼び出してくれてもよかったのでは…?

それはさておき、審査発表です。
エントリー番号順に、2列になって並んでいます。
そして、審査員の鈴木康志先生が二次審査への進出者の番号と名前を読み上げます。

ここからが重要。
名前を読み上げられたら、荷物をその場に置いてそのままの姿でステージに上がります。
(荷物はスタッフに預けて、スタッフがステージ袖のテントまで運んでくれます)。

そしてそのまま、ステージ袖のテントに連れて行かれることになり、
原則として、以後、二次審査終了までテントから出ることができません。
(実際はトイレとか、理由があればスタッフに言って出ることはできますが)。

つまり、今ここで並んでいるままの姿で、二次審査のステージに挑むことになります。
なので、たとえばメガネやアクセサリなど、身の回りの装飾品や衣装などは、
二次審査発表前に身につけておいたほうが良いでしょう。

…この形式、かつての「第一興商カラオケグランプリ」(通称カラグラ)と同じですね。
カラグラも確か、二次審査進出者は荷物を持ってステージに上がって、
そのまま二次審査終了まで軟禁(?)状態になっていたかと思います。

あともう一点。
読み上げる順番ですが、必ずしもエントリー番号の「早い順」というわけではありません。
なので、たとえば自分のエントリー番号が1番だとして、
発表の時に「二次審査進出者は、、エントリー番号5番」と言われても
「あ~、ダメだった…」などと、早々と諦めないでください。
実際、この中国・四国大会では、エントリー番号1番の方が一番最後に呼ばれましたので。

という流れを経て、二次審査に進みます。
ちなみに、幸運にも唯野も二次審査に進むことができました。

<コマーシャル>

JR岡山駅から車で10分、JR大元駅から徒歩5分。
唯野の実家の中華料理店「中華料理天心」です。

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レジには唯野の著書「カラオケ上達100の裏ワザ」が置いてあります。
https://enjoysing.com/k_urawaza.html

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「笑っていいとも!」や「マツコの知らない世界」に出た時の写真も置いてあります。

<コマーシャル終わり>

さて、二次審査の風景。
テントの中に、二次審査進出者8名が待機します。
例によって、このような狭いテントです。

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まあ、会場のスペースにも限りがありますので、これは仕方ありませんね。

さて、ゲストの篠崎愛さんのステージ歌唱が終わり、
いよいよ決勝進出者男女1名ずつが決まる最終決戦。

ということで、さぞかし出場者もぴりぴりしているものと思われるかもしれませんが、
これが全くそんなことはなく、
むしろ、非常に和気あいあいとした和やかな雰囲気でした。

ステージに上がる方に対しては「がんばってください」
ステージの終わった方に対しては「良かったですよ」
といった、ねぎらいの言葉が飛び交っていました。

こうした「心の余裕」、素晴らしいですね。
このくらいの「余裕」があるほうが、
ほどよく緊張感も抜けて、みなさん普段通りの実力を出し切れると思います。

進行方式は、一次審査と全く同じです。
司会から紹介されたらステージに上がり、歌唱し、
歌唱終了後にインタビューに答えて、ステージから舞台袖のテントに戻ります。

歌唱順は、一次審査のときにエントリーナンバーの若い順です。
(二次審査進出者を読み上げた順番ではありません)。
そして、まず男性4名が歌い、そして女性4名が歌うこととなります。

ではここで、二次審査進出者の歌唱曲を紹介します。

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01. 帰れない二人/井上陽水
09. ハネウマライダー/ポルノグラフィティ
13. ミュージック・アワー/ポルノグラフィティ
20. ありがとう…感謝/小金沢昇司

05. 輝く月のように/Superfly
18. ブルーバード/いきものがかり
22. 鮫/天野月子
24. 決意の日/erica

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そして見事、代表として決勝進出を決めたのは。

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エントリーナンバー5番の坂本こはるさん。
エントリーナンバー9番の寺見航さん。

こちらの2名が、中国・四国地区代表として、
09/19(土)に東京のニコファーレで開催される日本代表決定戦に進出します。
大変おめでとうございます。
お二方とも、大変見事な歌唱でした。
(唯野は出場者としてテントの中にいたので、歌声しか聴こえませんでしたが…)。

テントの中にいながらも、カラオケ評論家・唯野としての取材のため、
じっくりと7名(自分を除く)の歌唱を聴かせていただいていました。

みなさん大変に拮抗していましたが、
唯野予想としては、男性は9番の寺見さんが優勢かなと思っていました。
女性は非常に難しかったのですが、
唯野的には24番の方が選ばれるかなと予想していました。

実際、審査委員の鈴木康志先生も講評で、
「女性の選考は意見が分かれて、4名全てが候補に上がった」
とおっしゃっていました。
この非常に難しい選考を見事勝ち抜いた坂本さんには
決勝の場でこのままの実力を遺憾なく発揮されることを期待しています。

決勝大会には唯野も取材で伺います。
私達の代表として、坂本さん、寺見さんをしっかりと応援させていただきます。

といった流れの、KWC~カラオケ世界大会の中国・四国地区予選レポートでした。
地区予選は今後、本日07/20(月)は関西地区予選が開催されていますし、
それ以降も、中部・関東・東北・北海道と続きます。

唯野のこちらのレポート記事が、
これからKWC~カラオケ大会の地区予選に臨まれる方の参考になれば幸いです。
全ての出場者のご健闘をお祈りいたします。

<おまけ1>

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ちゃっかり唯野も映ってきました。
唯野に足りないのはタスキだけです。
(鈴木先生の著書(両名が持っているオレンジ表紙の本)は自宅にあります)。

<おまけ2>

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大会翌日のイオンモール岡山の会場の様子。
南国っぽくなっています。

<おまけ3>
鈴木康志先生にリベンジ(?)したい方、
鈴木先生が審査委員長を務める「東京カラオケグランプリ」に
ぜひ出場をご検討くださいませ。

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DAM★ともやうたスキ動画に歌唱曲をアップ済みの方は、
インターネットエントリーで、あっという間にエントリーができます。
http://karaokeboxaward.com/page-70/
KWCにエントリーされた時のご自慢の音源を、ぜひぜひご利用ください。
エントリー締切は二週間後、08/03(月)です。

DAM★ともやうたスキ動画ではなく、
郵送でのエントリーをご希望の方は、エントリー用紙を送料無料で送付いたしますので、
以下まで、メールにてお知らせくださいませ。
tokyo@karaokeboxaward.com

本文には以下のフォーマットで内容を記載いただければと思います。
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◯ご氏名:
◯ご送付先住所:
◯ご希望枚数:
◯ご意見など(あれば):
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