北海道の大型カラオケ大会「カラオケアワーズ2018」に伺いました。

カラオケ大会プロデューサーとして「東京カラオケまつり」などを運営する唯野ですが、
より良い大会をカラオケ業界に提案すべく、日本全国の大会を訪れつつ勉強しています。

今回は以前から注目していた北海道有数の大型カラオケ大会
「カラオケアワーズ2018」の決勝大会に伺ってきました。

カラオケアワーズは、北海道で最大のシェアを誇るカラオケチェーン「歌屋」さんを展開する
株式会社タカハシ様の主催する大会で、今年で第12回を迎えるということです。


カラオケ歌屋さんの店内にもこのようにポスターが掲載されています。
まさにカラオケ店舗を挙げてのお祭り的大会とも言えますね。

ちなみに公式サイトはこちらです。
http://www.takahasi.co.jp/awards2018/


会場のサッポロファクトリー。
決勝は例年こちらで開催されているようです。


上から見るとこんな感じです。
大きな吹き抜けになっていて、2階や3階からの観覧者も多くいらっしゃいました。

こちらのカラオケアワーズは既に多くのカラオケファンに根付いており、
今年は応募総数が750組以上あったとのことでした。
その中から、室蘭・帯広・旭川・北見・札幌の5会場で予選会が行われ、
予選会を通過した25組がこの日の決勝に臨みます。

今回の審査員はサッポロビール様やコカ・コーラ様など協賛企業を含め、計7名。
タカハシ様の高橋社長も審査に加わるなど、全社的な力の入れようを伺えます。


ステージの上部に大型モニターで歌唱の様子が映されるなどなかなか本格的です。
エクシング様が毎年協賛されているということで機種はJOYSOUNDです。
ここで25組がそれぞれワンコーラスを歌唱します。

出場者層も11歳から71歳と幅広く、
楽曲も、演歌・ポップス・アニソン・ボカロ・バラード・アップテンポと多岐にわたり、
バラエティに富んだステージを楽しむことができました。


女性的で繊細な声の響きが特徴的だった平田淑倫さん。
いきものがかりの「YELL」が非常に声質にマッチしていて引き込まれました。
会場からも大きな声援が飛ぶなど、既に多くのファンがいらっしゃることが伺えました。


デュオでご出場の佐々木大輔さん・絵梨香さんご夫妻。
落ちついた佇まいで堂々と披露する歌声には風格を感じました。
主線とハモリを入れ替える構成も素晴らしく、まさに目も耳も離せない見事なステージでした。


おそらくこの日一番会場を盛り上げたと思われる大川内正樹さん。
歌唱曲は「GOLDFINGER’99」の原曲、Ricky Martinの「LIVIN’ La Vida Loca」。
実は2016年度の優勝者とのこと。歌唱力でもパフォーマンスでも魅せられる幅の広さに脱帽です。


唯野的に一番印象に残った、森佳苗さん・山本恵美さんデュオ。
お二人ともソロでも十分な実力をお持ちということも感じましたが、
特に主線とハモリの強弱バランスが絶妙で、楽曲の魅力が何倍にもなって伝わってきました。


会場後方の様子です。
多くの方々が立ち見されるなど、注目の多い大会であったことが伺えます。


ゆるキャラもいます。
まだ時期が早い気もしますが、そこはさすが北海道といったところでしょうか。

25組の歌唱後、さらに8組が選ばれて再度決勝の歌唱が行われます。
先ほどとは違った楽曲でのワンコーラス歌唱の結果、2018年度の優勝に輝いたのは、


先ほど紹介いたしました佐々木大輔さん・絵梨香さんご夫妻。
高橋社長からグランプリの目録が授与されました。


その他、JOYSOUND賞など協賛賞を含め、計6組の方々が表彰されました。
多くの協賛企業から多くの賞をいただけるのは出場者にとっても嬉しいものですね。

カラオケアワーズは北海道全体に店舗展開するタカハシさんグループの大会ということもあり、
文字通り、北海道を代表する大型カラオケ大会です。
北海道の歌自慢のみなさま、ぜひぜひ来年度チャレンジされてみてはいかがでしょう?

<追伸>
タカハシさんグループのカラオケ店舗に伺ってみました(札幌近郊)。


スリラーカラオケ札幌中央店。


カラオケ歌屋札幌駅前通店。


カラオケ歌屋札幌駅西口店。


こちらはメニュー表です。

さらに、2018年10月に、同じく北海道でチェーン展開されていたカラオケMashさんも
タカハシさんグループの傘下入りをされました。


すすきのにあるピアノ店です。


こちらはメニュー表です。
いずれは歌屋さんと統一されるのでしょうか。

Mashさんがグループ入りしたことで、
北海道ナンバーワンのカラオケチェーンの地位をさらに固めたタカハシさんグループの
今後の展開に注目してまいります。

<追伸2>

カラオケアワーズの素晴らしい点は、タカハシ様による手作り大会という点にあります。
歌屋さんをはじめとする各店舗にポスターを貼り、集客し、
大会当日も多くのタカハシ様の社員さんが率先して会場を統括しています。

このスタンス、唯野が例年プロデュースしている「わくわくカラオケグランプリ」に近いのです。

これまで、過去にカラオケ店舗名を冠としたカラオケ大会は多く開催されましたが、
名前は掲示していても運営はほぼイベント会社任せというケースが大半でした。

唯野は、お客様向けのサービスとはお金以上に「手間暇をかけること」が大事と考えます。
手間暇をかけてカラオケ大会を自社で手作りすることは、
日頃のお客様への感謝の意にもなりますし、コミュニケーションの良い機会にもなるものです。

そういう意味でも、カラオケアワーズには今後ますます期待・注目してまいりたいと思います。

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