「台風はコロッケ倶楽部で歌ってやり過ごそう!」企画の提案

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全国に100店舗を展開する大手カラオケチェーン店、コロッケ倶楽部さん(写真は新橋店)。
そのうちの大半とも言える82店舗を九州地区と沖縄県・山口県で展開するなど、
カラオケチェーン業界の西の雄とも言えるカラオケ店です。

さて、今日05/12は台風6号が接近してきた日。
日本近郊で温帯低気圧になりましたので、正式には台風とは言えませんが、
2015年最初の台風として、朝からニュース・天気予報を賑わせていました。

ところで、いつの日からかネット上では、

「台風が接近する前にコロッケを買いに行こう!」
「台風が来たら家でコロッケを食べてやり過ごそう!」

といった、「台風と言えばコロッケ」という俗説が広がってまいりました。
そこで、この連想関係を上手く利用したキャンペーンができないかなと考えました。

カラオケ業界のコロッケと言えば、もちろんコロッケ倶楽部さん。
そこでコロッケ倶楽部さんは、「台風=コロッケ」の俗説に便乗して、
「台風割り」みたいなタイムサービスを展開してはいかがでしょう?

たとえば、台風が通過するまでの時間は歌い放題にするなどが考えられます。
店舗のある県に「暴風警報」が発令されたら、警報が解除されるまでタイムサービスとするのです。

暴風警報が出ている時間帯に、お客様が退室されるのは非常に危険です。
だからこそ、「コロッケ倶楽部で安全に避難!」という名目でカラオケを楽しんでもらうのです。
そして、警報が解除されるタイミングまで、お店で歌ってもらうのです。

また、コロッケ倶楽部さんは九州・沖縄県で非常に高シェアを誇るカラオケ店です。
そしてご存じの通り、この地域は非常に台風の多い地域でもあります。
したがって、コロッケ倶楽部さんの「台風タイム割り」は、非常に実現性の高い企画と考えられるのです。

「災害をキャンペーンに利用するのは不謹慎では…」と思われる人がいるかもしれません。
しかしながら、暴風の中、お客様がお店から退室することのほうがよほど危険です。
逆に、暴風の中、お客様がお店に来店することも危険です。

したがって、天気予報をしっかりと把握した上で、
風速25メートル以上の暴風圏に入る時間帯をあらかじめ推測し、
その時間帯は「台風はコロッケ倶楽部でやり過ごそう!」といったアナウンスを事前にしておくのです。

そして、その時間帯をフリータイム風にしてお客様に利用していただく。
事前にアナウンスしておけば、危険な時間帯よりも前にお客様は来店されるはず。
その結果、お客様は安全に長時間カラオケを楽しむことができ、
お店の側も(台風の時間帯であっても)部屋をお客様でいっぱいにすることができるはずです。
お客様の長時間の滞在によって、フードメニューの注文も多く見込めますね。

途中、店内で台風情報をアナウンスしても良いですね。
気象に詳しい店員さんが天気図を基にフロントで台風の動きを解説するなど、
非常時ならではのお客様サービスも考えられます。

そもそも多くのカラオケ店は、よほどの超大型台風でないかぎり、
台風の日であっても休まずに営業しています。
どうせ営業するのであれば、台風を逆手に取ったサービスがあっても良いのでは?

そして、このサービスを導入するにあたって最も大きなアドバンテージを持っているのは、
間違いなくコロッケ倶楽部さんです。

★「台風と言えばコロッケ」という俗説の浸透
★台風の多い地域(九州・沖縄)に強いカラオケ店

この「台風割り」を導入すると、おそらくマスメディアやネット媒体で大きく取り上げられると思います。

「台風が来ると歌い放題になるカラオケ店がある!」という感じでメディアに紹介されれば、
露出効果、ブランディング効果も絶大かと思います。
その際は、「お客様を災害から守り、安全な場所で楽しく避難してもらうためにこの企画を始めました」
と言っておけば、マスメディア受けすると思います。

本社の株式会社ボナー様のご担当者様。
「台風割り」企画、少しご検討されてみてはいかがでしょう?
必ずマスメディアに多く紹介していただけると思います。

本記事についてのご質問がございましたら、
カラオケ評論家・唯野奈津実の以下のアドレスまでお気軽にご連絡をお願いします。
info@enjoysing.com

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