カラオケ喫茶による感染症対策の取り組みがテレビで紹介されました。

TBSの情報番組「Nスタ」にて、
昨今のカラオケ喫茶の感染症対策の取り組みを特集していたところ、
唯野にとって大変に懐かしいお顔を拝見いたしました。

カラオケ喫茶「歌門(かもん)」マスターの流(ながれ)つよしさんです。

15年ほど昔の話になりますが、こちらの歌門さん主催のカラオケ大会に、
唯野はよく出場させていただいていました。
テレビ画面を通じて、久しぶりにお元気そうなお顔を拝見できて大変嬉しく思いました。

番組では、昨今のカラオケ喫茶の取り組みの一例として歌門さんが紹介されていました。
たとえばこちら。

マイマイクの販売とキープ。

唯野は常々、カラオケ特有の感染リスクとして、
マイクの使い回しだけはどうしても直視せざるを得ない課題と思っています。

無論、マイクを入念に消毒したりマイクカバーを装着したり等の対策もございますが、
最も効果的なのは、やはり個人マイク(マイマイク)のみを使用することかと思います。

その意味でも、歌門さんのマイマイク&マイクキープは非常に良い試みと思います。

「1本2万円」と聞くと高額のようにも思えますがこのように、

お客様も安心・安全のために率先して購入されています。
マイクの消毒についてもご自身でしっかりとされています。

また、歌門さんではステージ上での歌唱時の対策として、

ステージ上部にて扇風機(?)で風の流れを作って換気を良くしたり、

ステージ前にはアクリル板を設置して、
観覧しているお客様に飛沫が接触しないように対策をなされています。

このように、マイクの使い回しと歌唱時の飛沫という二大感染リスクについて
しっかりと対策されていることが番組からも伝わってまいりました。

実はこちらの歌門さん、前日のNHKの「ニュースウォッチ9」でも紹介されていました。

昨今のコロナクラスターの発生における報道の中で、
「昼カラオケ」「カラオケ喫茶」の併記をよく目にします。

もちろんその報道において当該店舗でクラスターが発生したことは事実なのでしょう。

しかしながら、必要以上に「昼カラオケ」「カラオケ喫茶」と施設を強調され過ぎると、
まるでこれらの全てが危険な場所であるかのように人々にイメージされてしまいます。

確かに、対策を全くとらなければ感染症発生のリスクがあるというのは事実です。
しかしながら、このように安全な環境を構築することで
リスクを極限まで減らすことは可能であり、
全国で営業されている大半の良識的なカラオケ喫茶においては、
こちらの歌門さんのように十分にリスク対策を取られているものと思います。

そういう意味でも、あまり「昼カラオケ」「カラオケ喫茶」と十把一絡にするのではなく、
クラスター発生に至った「原因」のほうにスポットを当てた報道をして欲しいと願います。

流マスターの「われわれは一生懸命対策をしてやっている」のお言葉が沁み入ります。

カラオケ喫茶が悪いわけでも、カラオケに行くことが悪いわけでもありません。
感染リスクを軽視した場の提供、感染リスクを軽視した利用形態が悪いのです。

そしてそのことは決して、カラオケの場に限ったことではないと思っています。

当然ながら、歌門さんではこれまでお店に感染者は出ていないとのことです。
今後も安全かつお客様に愛されるお店であり続けることを願っています。

カラオケ喫茶「歌門」
https://xkamonx.com/store

 

<追伸>

15年ほど前に歌門さん主催のカラオケ大会で歌っていた唯野の姿です。

唯野自身、出場者の立場としてカラオケ大会の素晴らしさを十分に存じています。

昨今はカラオケ大会プロデューサーとして大会運営側の立場にて従事していますが、
自分自身がカラオケ大会に出場していた時の感覚を思い出しつつ、
ご出場の皆様と同じ目線にてより良い大会を構築していこうと常々意識しています。

タイトルとURLをコピーしました