LIVE DAM STADIUMの新コンテンツ紹介その3~精密採点DXミリオン

LIVE DAM STADIUM STAGEリリースのタイミングで導入されたコンテンツを
順次紹介しています。
今回は、みんな大好き採点機能です。

採点機能はカラオケコンテンツの花形とも言えるものでして、
特にDAMシリーズの「精密採点DX」は多くのテレビ番組で取り上げられるなど、
まさに「DAMのセールスマン」とも呼ぶべき大きな宣伝効果を果たしています。

そして、今回リリースされた採点新機能が「精密採点DXミリオン」です。

「ミリオン」とは「百万」という意味ですね。
ということで、採点結果もこのとおり。


4596999(459万6999)点です。
100万点を超える採点機能、これが精密採点DXミリオンの大きな特徴です。

では簡単に内容を紹介します。
曲は、来生たかおさんの「夢の途中」です。


画面上部には、精密採点DXでもよく見かけるいわゆる「音程バー」があり、
ビブラートなどのマークも入っています。
この部分だけ見ると、精密採点DXとさほど変わりなく見えるかもしれません。

そして最上部には「スコア」「コンボ」「ボーナス」という項目があります。

スコアは、文字通り得点だとすぐにわかると思います。
その隣にあるコンボですが、こちらは音程の正確さの連続回数を表しています。

この精密採点DXミリオンでは、音程バーの判定を
「GREAT」「GOOD」「BAD」の三段階で評価しています。


たとえば、上の写真のように音を外してしまうと「BAD」判定です。
「BAD」の判定が入るとコンボ値は0に戻ります。
「BAD」の判定が入らない限り、コンボ値は音程バーの数だけ加算されていきます。

また、「GREAT」「GOOD」は基本は音程が合っているということなのですが、
「GREAT」のほうがより正確な音程で歌えているということを示しています。


上の写真で言えば、金色のバーが「GRAET」判定で黄色のバーが「GOOD」判定です。

そして、最後、右上部の「ボーナス」ですが、
歌唱が進むごとに徐々に「ボーナス」メーターの目盛りが埋まっていきます。
(歌唱の出来に応じて、画面切り替わりのタイミングで最大2個の目盛りが埋まります)

そして目盛りが全て埋まると、


音程バーが虹色になります。
おそらくはこの時、スコアの上がり方もいつもより大きいのでしょう。
(詳しくは確認できていませんが、たぶんきっと…)

一定数の画面を歌い終えると、再びボーナスバーの目盛りはゼロとなります。

といった感じで歌っていきます。

そして、一度の「BAD」評価もなく歌い終わった時には、


このように、結果画面の表示前に、祝福の花火が上がります。


そして画面上に「FULL COMBO」の文字が表示されます。


こちらが結果画面です。
なんとか「BAD」判定なしで歌いきることができました。
点数は487万4080点です。

点数の内訳ですが、歌唱中に左上部分に表示されていた「音程スコア」プラス、
(たぶん)テクニック等から算出した「コンボ/テクニックスコア」の合計となります。

画面右下には、これまでの精密採点DXシリーズでおなじみの
「しゃくり」「こぶし」「フォール」「ビブラート」もありますね。
このあたりがおそらく「コンボ/テクニックスコア」にも影響するのかと思います。

ところで、この「精密採点DXミリオン」の採点基準についてですが、
唯野所感で言えば、精密採点DXに比べて、かなり音程判定は甘めです。

また「しゃくり」等のテクニックについてですが、
音程と比べてさほど大きくない採点割合のように感じます。
「コンボ/テクニックスコア」も、「テクニック」よりも「コンボ」のほうが、
採点に占める割合が大きいのではないでしょうか。

つまり、精密採点DXのようにテクニックを駆使して歌を仕上げるというよりも、
音程をいかに合わせるかに特化した採点機能と言えるかと思います。
(いわゆる「音ゲー」に近い感覚のコンテンツと捉えて良さそうです)。

そしておそらく最も重要なのは、正確な音程を連続して長く歌えるかという点かと思います。
つまり「コンボ」です。

曲にはそれぞれ「最大コンボ値」が決まっています。

「夢の途中」で言えば、上の写真のとおり363回ですが、
最大コンボ数は曲によってその数が異なります。

なので逆に言えば、最大コンボ値の多い曲ほど高得点を期待できるということです。

たとえば、唯野が普段からよく歌っているこちらの曲。


Metisさんの「人間失格~生きる事は素晴らしいのです」。
こちらは、最大コンボ値が1375回です。


その分、演奏時間の長い曲で原曲で確か7分後半だった気がします。
そして歌い終えた結果…。


1000万点を越えました。
ミリオン(100万)よりも、さらにひとケタ上を行きました。

もっとも、BAD判定が7回もあり、
そのたびにコンボの連続性が途切れているので、
このミスをなくして1375回のフルコンボを達成すれば、
さらに高得点を期待できそうです。

逆に、最大コンボ値の少ない曲では…。


このとおり、15万点ほどです。
こちら、最大コンボ値40を達成しているにもかかわらず、
花火もフルコンボ表示もありません。。
(おそらく、花火が上がる基準回数があるのかと思います)。

なお、唯野の感覚値ですが、
曲によっては精密採点DXミリオンでは1億点以上を出すことは可能かと思います。

このあたり、腕に覚えのある方はチャレンジしてみてはいかがでしょう?

 

さて、この「精密採点DXミリオン」というコンテンツの位置づけですが、
先にもお話ししました通り「音ゲー色の強い採点機能」と唯野は捉えています。

ところで「精密採点DXミリオン」ですが、
決して「精密採点DX-G」の後継機能というわけではありません。

それは、LIVE DAM STADIUMには、
「精密採点DX-G」も「精密採点DXミリオン」もどちらも搭載してあることからも明らかです。

このように、現行の「精密採点DX-G」のバージョンアップ機能としてではなく、
並列・共存の関係として今回「精密採点DXミリオン」を公開したわけですが、
その狙いはいったいどこにあるのでしょうか?

これは完全に唯野の推測(邪推も少々…)ですが、
「精密採点DX-G」をゲーマー感覚で楽しむ方々向けに、
よりゲーム性の高いコンテンツを提供したかったのではと考えています。

最初に申し上げた通り「精密採点DX-G」は多くのテレビ番組で使用され、
また多くのカラオケ大会でも審査判定に使用されています。

もっとも、テレビ番組やカラオケ大会で「精密採点DX-G」を使用する側としては、
「人の耳で聴いても素晴らしいと感じられる歌唱で高得点を出して欲しい…」
といった思惑は少なからずあるかと思います。

実際、テレビ東京の人気番組「THE カラオケ★バトル」でも、
極端に加点を意識した不自然な歌い方(例:マイクを大きく動かすなど)は、
NGとされています。
(バレないように微妙にマイクを動かして歌う出場者も時折見かけますが…)

また、いくら常に普段のカラオケで100点満点を出せる方であっても、
いわゆる「採点歌い」の方が番組に呼ばれる例はまずありません。

まさにこれが、興行側にとっての「精密採点DX-G」に対する期待なのかと思います。

…といった状況の中で、ある種の「住み分け」を狙ったのかなとも考えられます。

 

ともあれ、「精密採点DX-G」も「精密採点DXミリオン」も、
それぞれに応じた楽しみ方のできる採点コンテンツかと思います。
場面場面に応じて使い分けて楽しんでみてはいかがでしょう?
特に、精密採点DXミリオンの1億点は、狙い甲斐があると思いますよ。

 

<追伸>

1億点を狙うには、最大コンボ値の多い曲を探す必要があります。
そこで現在、唯野が知る限りでもっとも大きな最大コンボ値の曲を紹介します。


最大コンボ値、2034です。
歌い甲斐のある一曲であること間違いなしです。

その曲とは…。


長渕剛さんの「Captain of the Ship」です。
ちなみに原曲の演奏時間は13分を超えています。


主に演奏時間の長い曲はバラードが多いものですが、
この曲はどちらかというと、力強いメッセージソングです。


このあたりで9分ぐらいです。
メッセージがますます激しくなっていきます。


最後は「ヨーソロー」の掛け声とともにフェードアウトしていきます。


唯野の実力では点数はこの程度ですが、
2034回フルコンボしたら、1億点どころか2億点も夢ではなさそうです。

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