CD音源をマイク入力してカラオケ採点をすると高得点になるのか?

昨年、あるバラエティ番組で表題のような企画についての相談を受けました。
実際に唯野に対するインタビュー収録も行われたのですが、
番組の都合で放送がお蔵入りになりましたので、この場で概要を紹介いたします。

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(ちなみにこれは違う番組です)。

CD音源をカラオケ機械に通して(どのように通すかは聞かなかったですが)採点すると、
本物の歌手の録音音源だから必ず高得点が出るはずだ、ということを検証する企画。

…カラオケ採点の仕組みにある程度詳しい方であれば、
プロ歌手の歌唱とカラオケの採点結果とは必ずしも連動するわけではないとわかると思いますが、
そこは多くの方々が視聴するテレビ番組ということで、
結果はどうであれ検証企画としては面白いかとは思いました。

いちおう
「カラオケ音源と実際のCD音源とでは、
全体的な再生スピードやイントロ・間奏の長さが微妙に違っているものなので、
再生しても必ずしもCDどおりにぴたっとカラオケと当てはまらない可能性はありますよ」
と確認をしましたが、そこは調整のうえクリアできたとのこと。
(おそらくCD音源の再生速度を変えたりなど、検証用に多少編集したのでしょう)。

つまり、カラオケ歌唱部分にCDそのままの歌声を吹き込んで採点すれば、
文字通り本物CDの歌唱そのものですので、当然高得点(あわよくば100点)が取れるのでは?
といったことを確かめる実験です。

試した曲・アーティストも、男性・女性それぞれ複数を試し、
ジャンルもバラード・アップテンポ・ミディアム、いろいろ試してみたとのことです。

さて、それでは気になるカラオケ採点点数は?
…全ての曲について、点数は70点台でした。。

(ちなみに点数集計の現場には唯野は立ち合っていません)。
(唯野への企画相談のお話は、点数集計を行った後のことです)。

そして、この点数結果から、なぜこの曲は点数が低くてこの曲は点数が高かったのかといった、
理由についての分析解説をお願いしたいとのことでした。

…そう言われても全て70点台なのでサンプルとして比較にならないというのが本音ですが、
マニアックな話をしてもテレビ的に伝わらないのでそれなりの回答をいたしました。

実際のところは、本物音源の歌声うんぬんの話ではなく、
70点台ということはカラオケ機械への音源の通し方自体に問題があった気もしています。
今の技術ではCD音源から伴奏・コーラスを全て除去して歌声のみを抜き出すことは不可能なので、
そのあたりのノイズが含まれてしまったのでは、とか。

仮にそこがクリアできれば、悪くても80点台になったのかも。
90点前後の点数になれば、ある程度はしっかりした比較検証になったかもしれません。

なので、正確に検証するためには、
CDを使うのではなく
マスター音源を管理しているレコード会社に協力を依頼して、
歌声部分のみの音源データをお借りするのが確実かと思います。
(マスター作成の際には、伴奏と歌声をそれぞれ別の音源として録音管理しているはずですので)。

歌声のみの音声データを使用して検証して、そこでようやく言えることは、

「昨今のカラオケ採点の仕組みは、音程以外にもビブラートや抑揚などの加点要素があり、
音程部分も譜割りなどがCD音源とカラオケ音源とで厳密に一致しているとは限らないので、
必ずしも高得点には結びつかないことがあります」

といったあたりでしょうかね(ある意味、当たり前の一般論になりますが…)。

とは言え、この企画、テレビで取り上げるだけの価値は十分にあると思います。
普段あまりカラオケに行かない一般の方にとっては、
「プロなら100点取れるでしょう?」と思われる方も少なくないはずですので、
結果の意外性といった部分で、視聴者を十分に引き付けることができると思われます。

ブラッシュアップすればまだまだ使える企画かと思います。
カラオケを使った企画を検討されている番組がありましたら、
ぜひとも検討してみてはいかがでしょう?

<追伸>
そう言えば、企画で使用していたのはJOYSOUNDの分析採点マスターでしたけど、
いつ頃、検証したのでしょうね。。
MAX発売直後の時期は、採点ロジックに頻繁な調整が入っていましたので。。

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