国立劇場で開催された「遠藤実大賞2015」を取材観覧しました。

2008年に亡くなられた作曲家・遠藤実先生の数々のヒット曲を歌い継ぐ…。
カラオケ大会「遠藤実大賞2015」が、01/19(火)に国立劇場で開催されました。

01

入口の受付はこのとおりシンプルなもの。
本日の決勝大会自体はそれほど大きく宣伝はしていないようでしたが、
このポスターの絵はDAM★ともサイトなどでご覧になった方は多いかと思います。

07

会場での発表によれば、応募総数は約1500組だったとのこと。
その応募の中から、精密採点DXの採点枠によるものと遠藤実財団さんによるもの、
それぞれの選考から選ばれた方々が、昨年12月に新潟で開催された予選会に進出し、
さらにそこで選ばれた30組が、本日の決勝大会への出場となりました。

実はこの大会、厳密には「カラオケ大会」ではないのです。
と言うのも、決勝はカラオケではなく生のオーケストラ演奏をバックに歌うことになるからです。
きっと出場者にとっても、普段とは一味違ったゴージャスなステージとなったことかと思います。

司会は徳光和夫さん。
ゲストは千昌夫さん。

これだけでも十分に豪華さは伝わりますよね。

遠藤実先生と言えば、「高校三年生」「津軽慕情」「せんせい」など多くのヒット曲がありますが、
特に唯野が好きなのは、千昌夫さんの「北国の春」。
歌詞もメロディーもシンプルなので、一見さほど難しくはないように思えますが、
これがこれが歌ってみるとシンプルながらも奥が深く、味つけのし甲斐のある一曲なのです。

そして審査委員長は、その「北国の春」の作詞のいではく先生。
…もう、本当に豪華な大会です。

02

30組の出場者がワンコーラス、遠藤実先生の楽曲を歌います。
特に人気があったのは「津軽慕情」で、7名の方が選曲されていました(1名欠席)。

審査方法ですが、なんと審査委員が25名もいらっしゃいます。
そして、審査員長のいではく先生他、主要な3名を除いた22名の先生による採点の総計が、
歌い終わった直後に電光掲示板にて発表されるのです。
つまり、すぐに点数が会場中に公表されるということ。

残り3名の先生の点数は、審査発表のタイミングで合算し、
出場者全員の点数をその場で画面上に公表します。
このように全員の点数が一目でわかるという、どきどき感の強い大会でもありました。

この決勝大会の30組の中から見事優勝に輝いたのは、

04
祭小春さんの「大物」を歌われた、和歌山県の辻本希さんです。

辻本さんと言えば、昨年大阪で開催された日本カラオケボックス大賞2015でも、
同じ「大物」を歌って、見事全国チャンピオンに輝きました。
そのときのステージは唯野も拝見していましたが、
今回も同様にしっかりと落ち着いた隙のない見事なステージを披露されました。
和歌山ではご家族で「カラオケホール歌酔」というカラオケ喫茶を営業されているとのこと。
唯野も和歌山方面に行く際に、一度お邪魔させていただこうと思います。

他、出場者の中には唯野にとっておなじみな方々もちらほら。

05
ご夫婦で決勝大会に出場された川田夫妻。
唯野プロデュースカラオケ大会にもいつもご出場いただいています。
今回はご主人が見事第4位相当に入賞されました。

06
池袋昭和歌謡のど自慢にもご出場いただいた内藤加菜さん。
仙台在住ながらも多くのカラオケ全国大会で関東方面に来られるほどの実力者で、
唯野も今後の活躍を注目している期待の若手です。

03
全国大会まで見事進出された30組(1組欠席だったので正確には29組)のステージと、
千昌夫さんのゲストステージと、非常に密度の濃い2時間半でした。

ちなみに今回の表彰ですが、
優勝(遠藤実大賞)にはなんと50万円分の旅行券の贈呈、
さらに最優秀賞5名にもそれぞれ10万円分の旅行券の贈呈と、
賞金(旅行券)面で見てもトップクラスのカラオケイベント。

そして、このような豪華なカラオケイベントがなんと…

08

今年も開催されます。

「遠藤実大賞2016」
決勝大会:平成28年12月06日(火)(遠藤実先生のご命日)
決勝会場:新潟県テルサ大ホール

エントリー方法等は近日公表されるかと思います。
ぜひぜひ第二回の大会、あなたもエントリーしてみてはいかがでしょう?

<追伸>
今回の「遠藤実大賞2015」の全出場者にこちらが配布されたとのことです。

01
おなじみ、エイベックスさんプロデュースの「カラオケボイスドリンク」。

…エイベックスさんのカラオケ大会への営業力、凄いです。
唯野プロデュースのカラオケ大会にもご提供いただきましたし。

ここまで来ると次はもう、エイベックスさん主催の
「カラオケボイスドリンク杯全国カラオケグランプリ」の開催を待つばかりですね。

タイトルとURLをコピーしました