笑顔で帰って行くカラオケ大会が理想。

唯野の理想のカラオケ大会は、
文字通り歌唱力に優れた人とパフォーマンスに長けた人の入り混じった、
見ている人も飽きの来ないカラオケ大会。

40歳前後の方ならわかるかと思いますが、
昔、「天才たけしの元気が出るテレビ」という番組に「ダンス甲子園」というコーナーがありました。
このコーナーは明らかに「ダンスの達人枠」と「お笑い・個性派枠」の出場者で構成されていました。
唯野が理想とするカラオケ大会もこれに近いところがあります。

ただ、さらに言えば、ご年輩の方やお子様といった幅広い年代層にもご出場いただきたいですし、
それ以外にも、とにかく純粋に歌を一生懸命歌われている方にもご出場いただきたいと思っています。
言わば「歌の好きな方なら誰でも出場できる」カラオケ大会。
そういう意味では、「NHKのど自慢」がまさに理想的なカラオケ大会ですね。

カラオケって本来楽しいものだと思いますし、
カラオケ大会に出場される方のほとんどは、歌うことが好きだから出場されているのだと思います。

なので逆に言えば、たとえば審査結果によって悔し涙を流すようなカラオケ大会の場合、
果たして出場したことに「満足」は得られるだろうか、とも考えてしまうのです。。

もちろん、(大手プロダクションが主催するような)オーディションを兼ねたカラオケ大会であれば、
結果がすなわち将来への道となりますので、結果を第一と捉えるのは理解できます。

あるいは、KWCの地区予選会や東京カラオケグランプリのように、
上位入賞することで全国大会への進出権を獲得するという大会の場合も、
ある程度結果にこだわるのは理解できます。

ただ、大会があまり「ガチの歌うまバトル」になり過ぎてしまうと、
出場者が自ずと固定化されてしまうといった懸念もあるのです。

かつて開催されていた「第一興商カラオケグランプリ」が2010年で事実上休止していますが、
この休止理由も、出場層の固定化(によるマンネリ化)も一因ではと睨んでいます。
(余談ですが、唯野は2006年、2007年、2010年に地区予選に出場しました)。

また、オーディション系の歌うまバトルでよく見られる光景ですが、
自分の歌唱時間になるまでは「声出し(発声練習)」を行うために、
会場外で練習したり近所のカラオケ店に歌いに行ったりする方々が多くいらっしゃいます。

実際、唯野もその昔、多くのカラオケ大会に出場していた頃、そうでした。
プログラム番号から自分の出番時間を推測し、
その時間までの間、会場を抜けて近所のカラオケボックスで歌唱曲を練習していました。
要は、自分の出番だけが重要で、そこで自分さえ完璧に歌えれば良い、という考えです。
やはり、少しでも良い歌を歌って少しでも良い評価をもらいたいですからね。
そして自分の出番が終わると審査発表の時間まではまた外出して時間をつぶすわけです。

ただ、(非常に勝手ながら)カラオケ大会の運営側の立場になってしまうと、
「他の人のステージも見て欲しいな、聴いて欲しいな」と思えるようになってしまうのです。
(勝手ですね、はい…)。

審査結果を絶対視しすぎたり、自分の出番以外は興味がなかったり、というのではなく、
見ても歌ってもその時間・その場を楽しめて、審査結果の如何によらず全員が、
「今日は出場できて良かったなあ」「この会場に来られてよかったなあ」
と笑顔で帰って行くカラオケ大会を唯野は理想としています。

そういう意味で、唯野プロデュースカラオケ大会では
パフォーマンスに優れて会場を盛り上げたり強く印象を残してくれた出場者向けに、
「特別賞」「ベストパフォーマンス賞」の名目で、
必ず4~5人を賞金つきで表彰するようにしています。
歌唱力が優れている方ももちろん表彰に値しますが、
会場を盛り上げてくれた方も同様に表彰に値すると考えているからです。

さらに、大会を通じて出場者同士に新しい繋がりができて人間関係が広がるとすれば、
それは入賞にも増す財産にもなるかと思います。

今後ももっともっと多くの方々に唯野プロデュースのカラオケ大会にご出場いただけるように、
応募方法や表彰方式など、今年もいろいろ検討していきたいと思います。

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