ライブダムスタジアムと新函館北斗

新年あけましておめでとうございます。
2015年は、唯野の自宅が鬼怒川氾濫による洪水被害で浸水するなど
プライベートではいろいろありましたが、
東京カラオケグランプリ、池袋昭和歌謡のど自慢、わくわくカラオケグランプリなど
多くのカラオケ大会をプロデュースさせていただくこともでき、
改めて思い出深い一年だったように思えます。
本年も変わらず当サイトをご愛顧いただければ幸いです。

さて、昨年はDAMもJOYSOUNDも新機種が登場するなど
カラオケ業界にとっても大きな変化のあった一年でした。

そのうちのひとつ、DAMの最上位機種、LIVE DAM STADIUM。
この「ライブダムスタジアム」という名称ですが、やや長いですよね。。

そこで、みなさん普段どのように呼んでいるのか、昨年末にTwitter上でアンケートを取ってみました。

選択肢は以下の4つ。

・ダム
・ダムスタ
・ライブダムスタジアム
・スタジアム

結果ですが、以下の通りでした。

CWmHei1VAAAYhY5

ちょうど半数の方が「スタジアム」という回答でした。
ちなみに唯野も「スタジアム」と呼んでいます。

さて、では前機種「ライブダム」はどう呼ばれていたのでしょうか?
おそらくこちらはフル名称の「ライブダム」がほとんどだったかと思います。
こちらを「ライブ」と呼ぶ方はあまりいなかったのでは?

「スタジアム」「ライブダム」、これらのフレーズには呼びやすさの秘密が隠されています。
それは、5文字という点。

最近見たサイトの記事で唯野も「なるほどっ」と思った話ですが、
日本人は俳句・短歌の文化を持つことから、
5文字、7文字のフレーズの語呂に親しみを持ちやすいとのことです。

そのサイトで紹介されていた例は、2016年に開業する北海道新幹線の駅名について。
終着駅は「新函館北斗」に決定しましたが、
ほかに候補駅名として「新函館」「函館北斗」などがありました。

当初の仮駅名は「新函館」でしたが、駅の所在地は実は函館市ではなく北斗市ということもあり、
北斗の名称を含めるような要望が北斗市側から上がってきたそうです。

で、そのサイトの解説記事では、「新函館北斗」では函館の勝ち、
「函館北斗」なら北斗側にもメリットがある、
といった内容だったように覚えています。

その理由が語呂。

「しんはこだてほくと」は9文字、「はこだてほくと」は7文字。
先ほどの5文字、7文字の法則で言えば、「函館北斗」は略すことなく呼ばれるでしょうが、
「新函館北斗」は長すぎるので略称で呼ばれる可能性が高いとのこと。
そして略称は、結局後ろを削って「新函館」になるのではないか、と。
つまり北斗の名称を通称に入れるのであれば、
7文字の「函館北斗」がベストだったのでは、ということです。

駅名の決定については政治的な問題もあるので、何が是非なのかは唯野は判断できません。
ただ、この5文字、7文字の語呂の法則は妙に心に残りました。

つまり、新しい商品やサービスを提供するとき、
その名称は5文字、7文字にするとより親しまれるということ。

話をLIVE DAMに戻しますが、
略すことなく「ライブダム」と多くの方に呼ばれるのは、それ自体がDAMの宣伝効果でもあり、
DAMのブランディング向上にも一役買っていたことと思います。

ただLIVE DAM STADIUMの場合、略称の「スタジアム」に「ダム」の文言が入っていない分、
名称面から見たブランディング効果という意味ではやや劣るのかもしれません。。
(もちろん、DAM自体、もう十分にブランディングされてはいますが)。

ということを、北海道新幹線の記事を見ながら考えている唯野のお正月です。
名称は5文字、7文字、唯野自身もちょっと意識してみます。
今年プロデュースするカラオケ大会の名称など…。

本年もどうぞよろしくお願いします。

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