どこよりも早いJOYSOUND MAXユーザー向け発表会観覧記(第一部)

間違いなくこの夏のカラオケ界の話題の中心になるはずの期待の新機種、
JOYSOUND MAX(ジョイサウンドマックス)。

6月1日に業界・マスメディア向けの発表会でお披露目されてから約一週間。
本日6月7日、六本木のニコファーレにてユーザー向けの発表会が開催されました。

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会場はこのとおり、超満員。
ニコファーレのキャパ的に、150名くらいでしょうか。
この会場で今回JOYSOUND MAXを生で体感することができるのは、
事前応募の抽選で選ばれたラッキーな方々になります。

唯野はカラオケ業界向けの発表会にも取材で伺いましたので、
JOYSOUND MAXの概要は知っていますが、
同じ「発表会」でも、業界向けとユーザー向けとで趣が異なっていて楽しかったです。
また別な角度でJOYSOUND MAXを知ることができました。

カラオケ業界向けの発表会については、よろしければ以下の記事をご覧くださいませ。

★どこよりも早いJOYSOUND MAX体験記(ステージ編)
https://enjoysing.com/2015_06_01_18_54_04

★どこよりも早いJOYSOUND MAX体験記(分析採点マスター編)
https://enjoysing.com/2015_06_01_20_18_27

★どこよりも早いJOYSOUND MAX体験記(目玉機能編・所感編)
https://enjoysing.com/2015_06_01_22_35_48

発表会は二部形式になっていて、第一部は文字通り、製品発表会。
そして第二部は、これまた事前に選ばれた一般のうたスキ動画ユーザーさんプラス
ニコニコ動画等で活躍される歌い手さんたちによるカラオケイベント。

製品発表会は、エクシングさんの開発ご担当者様自身でプレゼンをされていたのですが
ユーザー向けということもあってか、くだけているというか、かなりぶっちゃけていました。
そういう意味で、非常に和気あいあいとした発表会になったかと思います。

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JOYSOUND MAXの特長。
「とにかく音が良い」を一番に持ってきていますね。
唯野も、今回のJOYSOUND MAXの「音」には物凄い可能性を感じています。

プレゼンは、ユーザー目線に立ったお悩み解決の提示方式。
カラオケでの悩みあれこれをJOYSOUND MAXはこのように解決していますよ、
といった提示形式で新機種の機能を紹介していました。

それらをざっとここで紹介いたしましょう。

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このあたりは、カラオケ音源の持つ根底の悩みでもあります。。
音の「キンキン」は打ち込みの電子音ならではのものですし、
キーの上下についても、電子音を加工したうえでの再生音となっていました。

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これが、今回唯野がJOYSOUND MAXの超目玉と思っている新性能です。
カラオケの再生音源をこれまでのJOYSOUND f1以前から一新し、
MIDIを再生するにあたっての音源素材を、
これまでの電子音から生楽器の演奏音に刷新したということです。
つまり、JOYSOUND MAXは収録曲全てが生楽器演奏の音源になったとも言えるのです。

また驚いたのは、同じ楽器であっても、強弱や音程ごとにすべて音源を用意してるということ。
たとえば、ピアノ音であれば、従来は一種類の音(あるいは最低限の数の音)のみがデータとして存在して
キーの変更や音の強弱については、その最低限の音を機械的に加工して再生していました。

しかしながら今回のJOYSOUND MAXでは、
音階ごとにピアノ音(しかも生楽器音)をデータとして持っていて、
なおかつ強弱についても、弱いピアノ音から強いピアノ音まで、
それぞれを演奏データとして全て内包しているということです。
このことで、キーの変更についても、機械的に音を変形(?)する必要はなくなり、
キーに合った実際の演奏素材を用いて再生することができるようになります。
強弱についても同様で、弱いピアノ音、強いピアノ音それぞれを音源として持っていますので、
機械的に加工する必要はなく、必要な強さのピアノ音を再生素材として用いれば良いですね。

このように、一種類の楽器を取ってみても、音の高さや強弱ごとに複数の生音源素材を持っている、
ゆえに、加工のないリアルな生音源でのカラオケ演奏が可能になったということ。
そのことからも、確実にJOYSOUND MAXの音は飛躍的に良くなっていることと思います。

…この調子でレポートしているとあまりにも長文になるので、もう少しスピーディーに行きます。
次は採点について。

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スライドがぶっちゃけすぎてウケました(笑)。
JOYSOUNDの採点は高得点が出やすい、と。
確かに唯野も、JOYSOUND f1の分析採点Ⅲで、90点以下を切ることは滅多にありません。

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こちらも、これまでの採点アルゴリズムを一新。
中西圭三さん監修による「人が聴いて評価できる採点」を実現しているとのこと。
これは実に楽しみです。

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うたスキ動画のカメラが変わるようです。

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顔認証の仕組みを使って、
録画中のうたスキ動画にリアルタイムに自動加工ができるようになるようです。

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こんなふうに、顔の部分に装飾をつけることができます(しかも自動的に)。

エクシングさんのプレゼンの中で、
「うたスキ動画には『壁動画』が多い」とのコメントがありました。

つまり、歌は公開したいけれど顔とかが映るのは恥ずかしいという理由からなのか、
カメラの見えない位置で歌う人が多く、
その結果、壁しか映っていない動画が公開されることになると。
これを通称「壁動画」というそうです。
…ちょっとウケました(笑)。

とにかく、この「魔法カメラ」を使えば顔が隠せるので、壁動画も減る、、はず??

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楽器接続ですが、これまでの一本のみではなく、
ギター、ベース、ドラムのように、三本の接続が可能とのことです。

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スマホの楽器演奏アプリとJOYSOUND f1を繋いで、擬似的な楽器演奏も可能とのことです。
面白かったのは、楽器を弾けない人用の機能「弾くフリ」。
とにかく、スマホ上の鍵盤をどこでも良いので適当に押せば、
再生音源では正しい音階の音が流れてくるとのこと。
こういう遊び心、面白いですね。

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カラオケ背景映像あるある。
「なんかシャドーボクシングしてる」にかなりウケました(笑)。

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JOYSOUND MAXではカラオケ映像を、独自映像に差し替えることができます。
スマホからお好きな動画を送信することで、カラオケの背景映像が自分の好きな映像に。
スマホに保存している動画のほか、ネット上にアップされている動画も使用することができるとか。

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JOYSOUND fiの「キョクプロ」サービスがさらに身近になりました。
キョクプロを使ってカラオケ音源をアップするのは有料でしたが、
JOYSOUND MAXではなんと無料でアップすることができます。

しかも、アップ曲はキョクナビで既存曲と同様に検索することができます。
つまり、自作曲をアップし放題、そして歌い放題。
これはアマチュアのアーティストさんにとって非常に魅力的なサービスかと思います。
なにせ、自分のオリジナルソングをカラオケを通して日本中に広めることができるわけですので。

1年後には、うたスキミュージックポストをきっかけに、
JOYSOUND MAX出身のアマチュアアーティストがメジャーデビューということもあるかもしれませんね。
デビューはもちろん、テイチクさんから。
カラオケの可能性、JOYSOUND MAXの可能性、無限大です。

…といった流れで新製品の機能が次々と発表されていきました。
この後は、第二部、実際にJOYSOUND MAXによるカラオケステージ大会です。

(つづく)

<おまけ>
さすがに4時間近くの立ちっぱなしは、足が棒のようになりました。。

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